第39話『わがままっ子と怒ったかいじゅう』
(2000年11月19日放送)
脚本:影山由美 演出:山吉康夫 作画監督:青山充

怪奇現象

↑ちからがガザマドンの顔に攻撃するシーン。
無印38話に出てからちょくちょく名前が出てきているガザマドンが再登場。
まぁ、またまた脇役な訳ですが。
本当のゲストは本郷ちからくん。
この頃から本格化しだした悪ガキの象徴。
と言ってしまえばそれまでですがその裏には重大な訳があるのはお約束。
とは言え最初はカチンと来るのは仕様です。
今回のマジカルステージってかなりヤバいですよね。
やたら、一言の役が多いのでノンクレジットキャラは殆ど判らなかったり。
何気に今回9ヶ月健診。

収録DVD

サエキトモ、能登麻美子、山口眞弓、奥島和美顔出し付き
(36〜38話、40話同時収録)

アバンタイトル

ガザマドン、昔の日本に登場。というのは映画の話だったりする。ポスターが映ったところでOP。

噴水から帰ってくるどれみ達。マジョリカ健康診断の合否を聞く。今回も合格と答えるどれみ。
マジョリカ嬉しそう。はづきによれば入浴剤に使える魔法ローズマリーを貰ったらしい。あいこ、おんぷが映画の撮影で来られなかったのが残念と言う。
すると、マジョリカが合格報告を兼ねて会いに行こうと言い出す。
撮影現場が京都とどれみが言うが『明日の土曜は学校休みじゃろ? 秋の京都はええぞ〜、紅葉が真っ赤に色付いて』と言い出す。
ララも『特に嵐山なんか最高よ』と付けたす。結局行く気になったどれみ。

んで、サブタイトル。



MAHO堂号は京都へ向かう。マジョリカ京都の美味しい物に生八橋に鯖寿司をあげる。ララ湯豆腐を追加。マジョリカ涎垂らし。
あいこ、マジョリカの本音を知って笑い呆れ。
どれみは『まぁいいじゃん』と笑顔。と言うのもハナちゃんのパパママと一緒だと言ったら皆の両親が直ぐに遠出許可してれくたかららしい。
相槌をうちながら早くおんぷに会いたいと言うはづき。ハナちゃんも嬉しそう。


京都到着。おんぷが居る撮影所に到着。記念撮影するどれみ達。マジョリカは空から堪能中。
橋が半分しかないのを気にするがララに見えるとこだけあれば良いと教えてもらう。すると、少年に見つかって逃げるマジョリカ。
目撃した少年によれば緑の饅頭が塵取に乗って飛んでるらしい。ここは親がウソと思ってくれて事無きを得た。
が、マジョリカは緑の饅頭と言う件が気に食わなかったらしい。ララに笑われて激怒。

その頃、どれみは奉行ごっこ。遠山奉行の真似をするが罪人役の3人に顔が面白いと笑われる。

オムツ替えをして撮影見学を堪能しつつもおんぷも気になる。あいこ的にはガザマドンで時代劇なのかが謎らしい。
どれみによるとガザマドン若年期の話らしい。エピソード1の理由に納得するはづき。すると、マジョリカとララがおんぷを発見。。


撮影中。子役と俳優の2人の時は良かったのだがおんぷが出て来たところでどれみ達が乱入。勿論撮影中断。


健康診断終わった事を喜ぶおんぷ。マジョリカ達は人に見つからないうちに京都美味い物巡りに行くらしい。
ズルイと言うどれみだがあいこは『ほっとき』と言う。はづきもおばさん達の食い気は誰にも止められないと言う。
それより自分達もせっかくおんぷに会えたから見学させてもらおうと言う話になる。
どれみも賛成。通行人くらいやらせてもらえるかもと期待してたりする。

すると、さっきの子役がおんぷに折り紙を折ってと言う。おんぷは友人来訪中と言う事で後でと言う。ムッと顔な子役。
ハナちゃん映画に出たいとアピールする。で、子役が近づいて来たのでハナちゃんを紹介するおんぷ。
すると、ハナちゃんの頬っぺたを抓って逃げる子役。勿論、ハナちゃん大泣き。どれみとあいこ怒って追いかけるが逃げられる。
はづきによればあの子役は本郷ちからと言うのだとか。最近、ドラマやCMにCMによく出てるらしい。
どれみ、今度したらぶっ飛ばすとご立腹。が、おんぷは何時もはそんなに悪い子じゃないのにと困り顔。

で、悪家老と家臣の密談を姫が聞いていたと言うシーンの撮影中。無事終わって休憩に入り、ホッと一息などれみ達。
自分の演技の出来を聞くおんぷ。どれみに大好評。『ありがとう』と言うおんぷ。


あの2人が悪い奴と言う事でこの後の粗筋を聞いてみるどれみ。弟を連れて逃げるが魔の森に追い込まれるらしい。
そこにガザマドンが居ると気付くあいこ。それを聞いて嬉しそうなどれみ。が、ガザマドンは別撮りと聞いてしょんぼり。
ホントに目の前で居るつもりで演技するのが難しいと言うおんぷ。

なんて話をしてると前方でちからが駄々捏ね中。
ショートケーキを欲しがってるらしいが女の人がさっきはシュークリーム欲しがってたらしい。
ショートケーキは後で買うと言う事でシュークリームをおんぷ達にあげると言う話になる。どれみ嬉しそうだがちからはおんぷ以外は嫌らしい。
ムッとするどれみ。あげないと言うちからに絡みだす。すると、ちからはシュークリーム攻撃。見事クリーム塗れになるどれみ。
嘲笑って逃げていくちから。『ごめんなさい、ウチの子我侭で』と言って後を追うちからママ。
許せんと怒るどれみだがシュークリームは美味しかったりする。はづきとあいこも酷評だがおんぷだけは変と感じてるらしい。

一方、映像の確認中。マイクの影が映ってしまいやり直し。そして、おんぷとちから撮影中。
怪獣が出たと言う演技をする。どれみ達は見学中。上方にあるガザマドンの顔を見て演技していると納得。
姿無き怪獣相手にあんな演技ができるのはさすがプロと称賛するはづき。あいこも同調。

その頃、ちからはジュースを飲みたいと我侭。ちょっと我慢しててねと言うメイクさんの言う事も聞かない。
ちからママがオレンジジュースを持ってきたがメロンが良いと言う。すぐ買ってくると言うちからママ。
それを見てどれみ達呆れ顔。おんぷが場の空気を変えるかの様にファンからの差し入れのお菓子を出す。
その様を見ているちから。メロンジュースが届く。強気な顔で飲みながらも談笑するどれみ達を見て羨ましそう。
が、ちからママに声をかけられて強気な顔に戻る。


演技再開。洞窟前で拉致られたちからをおんぷが取り戻そうとするが、悪家臣の手下が斬ろうとしたところでガザマドン登場。と言うシーンらしい。
どれみによればここでおんぷの歌に心打たれガザマドンがおんぷ達を助けるらしい。
どれみがすっかりガザマドンマニアと突っ込むはづき。影響されやすい性格とあいこも納得。そんな会話を見ているちから。
撮影再開。すると、撮影中ちからズッコケる。どうやらNGらしい。ここで先ほどの事もあり
『何や、上手くいってたのに』とあいこ、『しょうがないなあ』とどれみが呆れた態度をとる。


それを聞いてムッとしたちから。どれみ達がうるさいからと言い出す。

ここでアイキャッチ。




結局、あの後追い出されてしまったどれみ達。通行人デビューする筈だったどれみは世界一不幸な美少女らしい。
すると、ちからママが声をかけてくる。謝るちからママ。
何かと酷い目にあったどれみは否定せず甘やかし過ぎとちからママを怒ってはづきとあいこに止められる。
言われる通りだから構わないと言うちからママ。同時に何時もはああじゃないと弁解する。
前は大変な引っ込み思案だったので心配して劇団に入れたら急に演技に目覚めたらしい。意外な話に『そうやったんですか〜』と言うあいこ。
小学校に入ったらあまり休ませられないので幼稚園の内に色々やらせてあげたいと言うのがちからママの本音。
ここで小学生に詰まらない話と思ったのか勝手に話を切り上げて、再度謝って退却するちからママ。
『お母さんするのも大変だね』と言うどれみ。相槌をうつはづき。
『ハナちゃんはあたしらにあんな苦労かけんといてな』と言うあいこ。?なハナちゃん。

こんな事ならマジョリカについていけば良かったと思うどれみ達。そうすれば今頃こんな感じになっていたらしい。

で、特撮スタジオ。ガザマドンの撮影をしていたのだが歩いた途端セットとガザマドンが壊れてしまった。
と言う訳でガザマドンの登場シーンを変更せざるを得なくなってしまって撮影スケジュールが2日ほど延びる事になったらしい。
火曜日まで帰れないと言う事を確認するおんぷ。認めて今から撮り直しの一部を行う事を告げる監督。
するとちからがちからママに明日家に帰れる事を嬉しそうに確認する。ここで、延期になった事を告げるちからママ。
ちから『ママの嘘つき!』と言ってどこかへ行ってしまう。おんぷ後を追う。呆然なちからママ。

が、早々に見失ってしまう。


困ってるとどれみ達がやってくる。そして、どれみ達がおんぷを発見して声をかける。
事情を説明するおんぷ。あいこ、何故そんな一生懸命なのか質問。おんぷ曰く今日のちからは何時もと違うらしい。
そう説明して一緒に探してくれる様にお願いするおんぷ。はづきの薦めもあって気乗りしない2名も。



お着替え。ハナちゃんをどうしようと言う話になるがどれみがおんぶすることに。
いくら空飛ぶのでも皆に判ってしまうと不安がるおんぷ。はづきは小さくなる事を提案。
途中、悪役俳優に赤とんぼと勘違いされながらも色々探すがちからは見当たらない。

その頃、ちからを探しに行ったおんぷが帰ってこないのでちょっとした騒ぎになっていたりする。結局、スタッフ達も探す事に。
ちなみにちからは上の足場に潜伏していたりする。どれみ達は橋の下で休憩中。ここで『もしかして、ちから君スタジオに戻ってるかも?』と推測するおんぷ。


ちから、ガザマドンのせいで帰りが遅れたとガザマドンの顔に八つ当たり。すると、呪いなのか目が光りちからの所へ倒れてくる。
そのせいで足場からぶら下がってしまうちから。どれみ達も戻ってきて発見するがちからは力尽きて手を離してしまう。

ここでマジカルステージでちからを助ける事に。何気にハナちゃんもやってたりする。



異空間へ飛ばされた5名。たどり着いた先は霧深い森。しかも、コスチュームまで変化。おんぷに腰元の衣装だと教えてもらうはづき。
おんぷみたいに綺麗な衣装着たいと愚痴るどれみ。あいこ、何故こうなったかと考えつつ見た事ある所だとも思う。
どれみ、ガザマドンが現れる森と気付く。・・・と言う事は・・・。



やっぱり出て来たガザマドン。魔法でチョイx2開始。ガザマドンを見て逃げる5人。
ちからを助けてが何故こうなってるのか愚痴るどれみ。はづきはマジカルステージだから何か意味があると言う。
吊橋大揺れで足止めを食らう一行。結局、吊橋は焼き落とされ川へ落下・・・と思いきやまたしても異空間。

今度は忍者衣装でお城らしくところへ来た。ガザマドンを手裏剣でやっつけると意気込むどれみ。
が、そんなんじゃ倒せないと冷静にツッコミえを入れるあいこ。怖がるちから、大丈夫と励ますおんぷ。でもないと言うはづき。というのも。

窓からガザマドンが覗いてるから。逃げるが結局火炎を食らってまた異空間へ。魔法でチョイx2終了。

今度は普通の衣装で廃墟と化した街へ。ガザマドン暴れ中。

なおもマジカルステージだから何か理由があると言うはづきだが、どれみは理由があるなら聞きたいと言う。
すると、ちからが自分のせいと言い出す。自分が居なくなれって言ったのを怒ってるらしい。何故そんな事言ったか聞くどれみ。
ガザマドンのせいで撮影が遅れて間に合わなくなるらしい。何が間に合わなくなるか聞くおんぷ。
今度の日曜にある幼稚園の作品展があって、それに出す大きな絵を皆で描く事にしてるのだが自分だけ行けなくて仲間外れになってしまうのだとか。
理由に納得するどれみとはづき。どれみ達がおんぷと仲良くするのを邪魔したのも羨ましかったからか聞くあいこ。


認めるちから。ここでちからママが仕事の方を楽しんでると思ってる事を伝えるどれみ。
おんぷもちからがちからママに幼稚園に行きたいと『言ったことないでしょ?』と聞く。
ここは自分が居なかったら皆が困ると思って我慢してたらしい。『我侭ばっかり言ってお仕事するのも困るわ』と優しく諭すおんぷ。
伊達にチャイドルやってないと感心するどれみ。


すると、そんな話にガザマドン乱入。忘れてたと思い出して逃げるどれみ、はづき、あいこ。
ちからも逃げようとするがおんぷは彼を止めガザマドンに自分の気持ちをはっきり言う様に言って同時にそうすればきっとガザマドンも大人しくなると言う。
どれみは通じる訳無いと言うがはづきのマジカルステージだからと言う言葉を聞いて応援する。



自らガザマドンに向かう。そして、ガザマドンが踏みつけようと足を上げた。急かすどれみ。
身近に迫って来たところで自分は幼稚園に友達と一緒に遊びたいと叫ぶちから。
すると、ガザマドンは体から光を放ち消滅。そして同時にまたしても異空間に飛ばされるどれみ達5人。
今度は現実世界。ちからは落ちる瞬間に戻ったか下にはクッションが敷かれており無事だった。
どれみ達は小さいままセットの草むらへ。ちからを心配するおんぷ。


勿論、ちからは無事。寝言で『皆と一緒にお絵かき』と言って目を覚ますちから。ちからが幼稚園に行きたがっていたと知ったちからママ。
ここでおんぷ、自分も学芸祭に出たかったと言う。それを聞いて驚くどれみ達。が、勿論、嘘である。
で、どれみ達は帰っていく。見送るおんぷ。結局撮影は1日延びただけで済んだ。ちからが頑張ったからしく、幼稚園にも間に合うのだとか。
マジョリカ突然騒ぎ出す。と言うのも生八橋を買うのを忘れたから。呆れるどれみ達。
帰るMAHO堂号の上空にはガザマドン型の雲。
そして、お絵かきするちから達のカットになって

〜おしまい〜

第40話『春風家にピアノがやってくる!』
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