第44話『幸せのホワイト・クリスマス』
(2000年12月24日放送)
脚本:栗山緑 演出:岡佳広 作画監督:川村敏江

手袋だらけ

放送日がクリスマスイブとくればやっぱりクリスマスネタです。
昨年はサンタさんの話題を主におんぷの改心話でしたが今回はそれぞれのクリスマスの話。
まあ、メインはどう見てもあいこであいこの家庭編第5弾。
でもって、無印45話に一部繋がってる話です。
どこが繋がってるかは見てのお楽しみ。
そして、はづきが超腹黒い。
おんぷの意外な一面が見れる話。

収録DVD

高村めぐみ顔出し付き
(41〜43話、45話同時収録)

アバンタイトル

巨大なクリスマスツリーを見て大喜びの小さいあいこ。が、喜びすぎてずっこけて両親に心配されるが大丈夫らしい。あいこのアップになってOP。


幸治パパは出勤寸前、あいこは早く帰ってくる様に言う。クリスマスプレゼントが早く欲しいと邪推する幸治パパ。
あいこ曰くプレゼントはどうでもいいらしいが幸治パパは信じてないらしい。
見送った後、喜んでお天道様に今日が最高の日になる様に応援してと願うあいこ。

んで、サブタイトル。


で、MAHO堂。本日クリスマスイブと言う事で気合を入れて売れと言うマジョリカ。が、どれみは午前中、用事があるらしい。
その用事と言うのはぽっぷがピアノを初めて人前で弾くからついていってやりたいとのこと。
どこで?と聞くおんぷに老人ホームのクリスマスパーティと答えるどれみ。自分みたいになって欲しくないと言うどれみに推奨するはづき。
仕方ないと渋々認めるマジョリカ。が、はづきも4時で早引きしたいらしい。明パパが仕事関係の人たちを呼んでホームパーティーをするのだとか。
4時までちゃんと働くならとまたまた渋々承諾なマジョリカ。


皆をパーティーに誘うはづき。どれみは快諾。あいことおんぷは無理らしい。
あいこは午後にあつこママが来るからと、おんぷは親子3人でクリスマスイブを過ごすからだそうで。午後からは2人も居ない事にショックなマジョリカ。
あいこ謝りながらあつこママを幸治パパに会わせようとしてると言う。ついに再婚かと思うどれみだがその後の雰囲気によるそうで。応援するはづき。
ハナちゃんに店が終わったらハナちゃんにとって初めてのクリスマスパーティーをしようと思っていたと愚痴り泣くマジョリカとララ。
そう聞いて夜に皆集まる事を約束するどれみ達。笑顔なハナちゃん、マジョリカ、ララ。


そして、老人ホームへ出張しているソナチネ幼稚園の面々。次はいよいよぽっぷの演奏。が、既に体がガチガチなぽっぷ。
それに気付いたどれみはぽっぷを茶化す。観客に笑われて赤面しながら怒るぽっぷ。
が、手の振るえが止まってる事に気付き演奏開始。はるかママ曰くいい感じだそうで。演奏を見て笑顔などれみ。

先の一件に文句を付けるぽっぷ。だが、そんな事言うもんじゃないと両親に言われる。2人ともどれみの意図に気付いていたらしい。
確認するぽっぷに照れ認めするどれみ。勿論、自分みたいに失敗して嫌いにならない様にと言う思いから。
そう聞いてズボンを持ちながら恥ずかしそうにありがとうと言うぽっぷ。赤面どれみ。
『いいんだよ』と言ってMAHO堂を手伝いに来てと言うどれみ。YESなぽっぷ。両親もOK。
一連のやり取りもあって機嫌を良くしたのか今夜はステーキと言うはるかママの声を聞いて喜ぶどれみ。

どれみの妹思い振りに感心するあいこ。本人曰く出来の悪い妹ほど可愛いらしい。それ逆じゃないと言われムッとするどれみ。
おんぷを気遣って食器を洗っておくからと言うはづき。お礼を言うおんぷ。
どれみもあつこママがもう着く頃だからあいこにもういいよと言ってやる。そうさせてもらうと言うあいこ。

そして駅。あいこはあつこママを発見して呼ぶ。あつこママからクリスマスプレゼントを貰って照れながらありがとうと言うあいこ。


おんぷも剛パパからバッグをプレゼントされて大喜びでお礼を言う。美保ママに今日はゆっくりできるのか聞かれ水曜までは家に居られるそうで。
そう聞いて喜ぶおんぷ。おんぷも今日明日は美保ママが仕事断ってくれて休みらしい。そう聞いて親子水入らずで食事に行くとなって大喜びなおんぷ。


あつこママのプレゼントはマフラー。頑張って編んだ甲斐があったと喜ぶあつこママ。何処行くか聞くあつこママを家に誘うあいこ。
さすがに怯むあつこママ。嫌ではないが急だから驚いたそうで。あいこ曰く幸治パパに内緒であつこママに会うと心が痛むらしい。
そう聞いてあいこと会っている事を幸治パパに話す決意をするあつこママ。それを聞いて嬉しそうなあいこ。



その頃、瀬川邸。戸締りをしている美保ママにマジョルカ社長から電話。
何でも、あのキドタクがサンデープルルン正月特番に出演してくれる事になったから本日午後5時から収録をしたいらしい。
美保ママはオフと言う事で難色を示すがマジョルカは譲らない。結局、押し切られたらしくおんぷに話すが勿論、おんぷは嫌がる。
剛パパとのクリスマスは本当に久し振りの事らしい。去年のイブも一人ぼっちだった事を思い出すおんぷ。
あんな思いは二度としたんくないと怒って何処かへ行ってしまう。心配顔の瀬川夫妻。

で、MAHO堂。クリスマスローズももうすぐ売り切れだそうで嬉しそうにデラに追加注文しようとするマジョリカ。
すると、おんぷが乱入。どうしたか聞くどれみに泣きつくおんぷ。泣きながらチャイドルを辞めたいと言う。

ここでアイキャッチ。



その頃の妹尾家。自分の部屋より片付いてると感心するあつこママ。今日は特別と答えるあいこ。
炊事洗濯もあいこがしてるか聞くあつこママ。YESなあいこ。続いて幸治パパが手伝ってくれるか聞くが勿論あいこワンウーマンである。
そう聞いて複雑な顔になるあつこママ。すぐに察知して休みの日はたこ焼きとかを作ってくれるとフォローするあいこ。
MAHO堂の手伝いやハナちゃんの育児もあげて大変じゃないかと心配しているらしいあつこママ。
あいこはMAHO堂も1人じゃないと弁解。あつこママ、どうやら勉強方面を心配している様だ。
2人揃って互いの名前呼んで互いに譲る。先行はあいこ。
幸治パパとやり直してと言いたかったらしいが話が逸れて幸治パパが5時半頃帰宅と明かしてあつこママが何時まで居られるか質問。
7時がタイムリミットらしい。そう聞いて晩御飯が食べれると納得し一緒に晩御飯の仕度をしてと誘うあいこ。OKあつこママ。喜ぶあいこ。


おんぷに同情するどれみとはづき。剛パパはおんぷの芸能界入りは反対だったらしい。理由は子供らしく自由に遊べなくなるから。
その反対を押し切って入ったそうだ。その後、剛パパは寝台特急の仕事に変わり月数回しか会えなくなってしまったらしい。
ぽっぷがハナちゃんと遊ぶ中、剛パパが寂しい思いをさせたくないから辞めると言うおんぷ。
が、『パパはちっとも寂しくないよ』と言われる。声がした方に振り向くとそこには


剛パパが居た。挨拶をするはづき。すぐにどれみとはづきと見破る剛パパ。いつもおんぷと仲良くしてくれてる事にお礼を言う剛パパ。
照れるどれみ。おんぷは寂しくないのが本当か質問。TVやラジオでおんぷを見聞きできるからと言うのが理由らしい。
芸能界入り立ての頃は美保ママの為に無理していたおんぷも変わって今は自分の為に頑張ってると言う剛パパ。
続けて寂しいどころか誇りに思ってると言われおんぷは涙目で剛パパに抱きつく。
おんぷの頑張る姿を見てみたいと言う剛パパ。おんぷは剛パパが自分がチャイドルなのを嫌がってるとずっと思ってたらしい。
しかし、そうじゃないと知って仕事をすると言うおんぷ。ちゃんと見ててと剛パパに言う。2人は仕事へ。万事解決と知って笑顔になるどれみとはづき。

で、仕事へ向かう車の中。おんぷは剛パパがさっき自分が変わったと言っていたのを思い出しそれはどれみ達と友達になったからだと思うと言う。


その頃の藤原家。招待客がぞろぞろやってくる中、はづきはやっぱりフリフリの服を着せられそうになってたりする。
案の定はづきは着たくないというのだが麗子ママの涙目攻撃で結局着る事になってしまう。着ると知って機嫌が直る麗子ママは退室。
で、溜息ついてるとどれみがやってくる。パーティーの料理を見に来たらしいがはづきは何かを思いついたらしい。


魔法で入れ替わる2人。店をするので後をよろしくと言うはづきどれみ。ステーキが食べられるならお安い御用などれみはづき。
どれみはづきはステーキを見て涎充満。食べようとするのだが





お客の前でバイオリンを弾かされる羽目に。ステーキ食べたいどれみは難色を示すが明パパに何時でも食べれると言われステーキはお預け。
バイオリンを渡されるが勿論、どれみは弾けない。苦肉の策で『あの、バイオリンは何時も弾いてるから今日はピアノでいいっすか〜?』と言うが
ばあやに口調で驚かれてしまう。ここは何とか誤魔化した。麗子ママ曰くはづきのピアノを聞くのは久し振りだとか。
で、どれみはルピナスの子守唄を演奏。聞き入る客人たち。


その頃、おんぷはラジオの収録中。見てくれている剛パパに手を振る。

あいこはあつこママと買い物中。

ハナちゃんはお休み中、偽どれみことはづきとぽっぷは接客中



幸治パパの帰りが遅いのを心配するあいこ。すると電話がかかってきた。
勿論、幸治パパであいこのクリスマスプレゼントを買っていたら渋滞に巻き込まれてしまったらしい。
だからプレゼントなんかいらないと怒るあいこにキレる幸治パパ。が、あつこママが来てるからと言う理由を聞いて驚くしかない。
ともかく早く帰る様にいって電話を切って謝るあいこ。仕事だからと理解を示すあつこママ。

演奏を終えて食べようとするがステーキ完売。この事をはづきに言うと元に戻ると言う話になる。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

今度は家でもステーキが出る。で、食べようとしたらあいこから電話。どうやら魔法で助けてとのお願いらしい。
2階に行ってドドに後を託す。でもって、ステーキは残しておいてとのお願い。ぽっぷにもよ〜く頼むどれみ。了解な2名。


話どおりの大渋滞。どれみは魔法で信号を青に変える。スムーズに流れていく車。


だが、とうとうタイムリミットの7時になってしまう。仕方なく席を立って帰る事にしたあつこママ。
玄関先で謝るあいこ。気にしてないと言うあつこママ。すると、ここで幸治パパが帰ってきた。
時間が無いと知って東京駅まで送っていくと言う。3人揃ったのが嬉しいのか嬉しそうにあつこママとタクシーに乗り込むあいこ。
車の陰から覗いていたどれみのおかげと気付いたあいこは感謝する。


一件落着でステーキの事を思い出すどれみ。が、勿論ステーキはドドに食べられてしまう。庭で世界一不幸な美少女のどれみ。


あつこママに元気だったかと聞き辛そうに聞く幸治パパ。YESなあつこママは聞き返す。こちらもなんとかやってるな返答。
何ともぎこちない会話。ここであいこの事をどうするつもりか質問するあつこママ。
どういう意味か聞く幸治パパにこれからのあいこの進路であると言うあつこママ。当然の事だが勉強の話である。
先の炊事洗濯と勉強の両立は困難と言う話を出されてケンカを売りに来たのかとムッとする幸治パパ。
そんな会話を聞いてあいこは涙目で車を止める様に言う。
止まったと同時に雪の道を走ってズッコケるあいこ。心配して両親が駆け寄る。
すると、あいこは5年前にも同じ事があったと懐かしい昔を思い出す。

5年前はアバンタイトルを参照。5年前は楽しかったと言うあいこ。2人が愛し合って自分が生まれたのかと涙目で問う。
それを聞いて釣られて涙目になる両親はYESと答える。良かったと喜びながら大泣きするあいこ。家族3人抱き合う。

で、東京駅。今度あいこと一緒に大阪へ行くと言う幸治パパ。それを聞いて嬉しそうなあいこ。
照れる幸治パパ。楽しみに待ってると言うあつこママ。そして列車は出発。また今度と手を振るあいこ。


ジングル・ベル開始。
雪が降る中、あいこもMAHO堂はやってくる。でもってクリスマスパーティー開始。
あいこはハナちゃんに手袋を作ったらしいがマジョリカは気に入らない様子。と言うのも他の3人もプレゼントが手袋だったから。
でもって蝋燭の火を消す儀式へ。やり方を教えるが『ハ〜イ』としか言わないハナちゃんに笑うどれみ達。
となれば皆で一緒に消そうと言う事になる。大喜びなハナちゃん。大笑いのどれみ達。ジングルベル終了と聖夜のMAHO堂のカットで

〜おしまい〜

第45話『おジャ魔女時代劇 少女よ大志をいだけ!』
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