第14話『夢か約束か! 六花おおいに悩む!』
(2013年5月5日放送)
脚本:田中仁 演出:黒田成美 作画監督:稲上晃

奇声と呪文

10話以来となる六花話。
百合方面以外は特に目立った描写がなかったので
こう言う話は有りかと。
むしろ、もっと弄って欲しいところで。
(婚后さん繋がりで寿さん結構気に入ってるので)

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは13話、15話同時収録)
(BDは13話、15話~24話同時収録)

アバンタイトル

回想。
『わーお花~!』と言う六花。両親と一緒にお花畑に来ている。綺麗とか言って嬉しそうである。


カメラを構えながら花を見ている娘に『なぁ六花』と呼ぶ悠蔵パパ。『六花は将来、何になりたい?』と聞く。
ちょっと考えた後、亮子ママの足に抱きつき
『六花、ママみたいなお医者さんになりたい! 困っている人たちの病気を治してあげるの』と言う六花。
『まぁ』とニッコリ亮子ママ。


『パパみたいな世界を駆け回る写真家も楽しいぞぉ~』と言う悠蔵パパ。
ううんと首を振り、改めてママみたいになりたいと主張する六花。
そう言われショックを受ける悠蔵パパ。対照的に『ありがとう、うれしいわ』と言う亮子ママ。
『でも、お医者さんになるのはすっごく!勉強しなきゃいけないんだぞぉ。大変なんだぞぉ?』
と脅す悠蔵パパ。
そんなの平気と六花に返されまたも落ち込む。苦笑いの亮子ママ。
『六花、頑張ってお勉強する! お医者さんになるの!』と元気な顔の六花。


そのまま現在の六花にフェードアウト。何やら見て引きつり気味の顔。
他の生徒もいっぱいの中、駆け寄ってくるマナまこ。
『あー、テストの結果出たんだ』と言うマナ。
六花の肩に手を置きながら『一位は当然、六花で決まりだよね』と言ってたり。
だが、順位を見てみると十条1位の六花2位。
瞬きするマナまこ。マナは目を細めて確認。
『2位、菱川六花・・・』と読み上げ、驚きの絶叫。
でOPへ。

いきなり、サブタイトル。

ソリティア。
1人だけ端っこでどんよりどよどよの六花。
『なんとも言えない空気シャル・・・』と言うシャルル。
『六花・・・』と心配なマナに今はそっとしておきましょと言うありす。


先日、ロイヤルイエローから誕生した宝石を見つつ
『そう言えば、この不思議な宝石だけどトランプ王国のお城で見た事ある気がするの』と言う真琴。
『まさか! ロイヤルクリスタル!?』と驚くダビィ。
『それは何ですの?』
と聞くありすに
『王家の者だけが持つ事を許される伝説の宝石ダビィ。クリスタルは全部で5個あって、全て揃うと凄い事が起きると言われているビィ』
と教える。
(黒い背景に5つのロイヤルクリスタル。軽く光った後、強烈に光るカット)
『これが、そのロイヤルクリスタル』と言うマナ。
『に、似てる気がするビィ!』とドヤ顔ダビィ。
ガックリマナ。
真琴も見たのは1度きりで確信はもてないのだとか。
するとお腹が鳴る。謝るマナ。お腹空いちゃったらしい。
ここで夕ごはん、皆も誘ったらとあゆみママが言っていた事を思い出す
『まぁ、嬉しい』と言うありす。
『六花もどう?』と誘うマナ。

『ごめん。私、この後用事があるから、先に失礼するね』と走り去っていく六花。
『あ・・・』と言うマナと『待ってケル~』と追いかけるラケル。
『心配ですわね』と言うありすに静かに頷くマナ。


んで、ぶたのしっぽへ帰宅。
『あら、お帰りなさい』と亮子ママが出迎える。
『あ!』と驚くマナ。『誰?』と聞く真琴。『六花のママ!』と言うマナにニッコリ亮子ママ。
黄色い飲み物を出しながら
『今日はお仕事終わり?』と聞くあゆみママ。
『いいえ、少し休憩したら家に着替えを取りに帰って病院に戻るわ』と答える亮子ママ。
『病院って?』と聞く真琴に
『六花ちゃんのママは、大きな病院でお医者さんをしてるんです』と教えるありす。
『悠蔵さんは元気?』と聞くあゆみママ。
『手紙を読む限りではね。あの人の事だから心配ないでしょ』と飲み物を啜って答える亮子ママ。
『それより今は六花の方が・・・』と続ける彼女に
『六花に何があったんですか!』とすごい勢いで駆け寄るマナ。
驚きつつ『いやぁまぁ、大した事じゃないんだけど・・・』と言う亮子ママ。

回想。
部屋で『とりゃ~!』と叫んでる六花。驚く亮子ママ。
『突然部屋から大きな声や物音が聞こえたり』と亮子ママナレーション。


食事中、寝そうになって意味不明な発言をしながら持ち直す六花。
『呪文みたいな寝言を呟いたり』と亮子ママナレ。
回想終了。

『ちょっと様子が変なのよね』と右頬に右手を当てる亮子ママ。
心配そうなマナと後ろで顔を見合わせてるありまこ。
机の下でシャルル&ダビィは考え込み、そんな2匹を見ているランス。

大貝中。チャイム。
『ごめん、今日も用事あるから先帰るね』と去っていく六花。
マナが『あ、六花!』と手を伸ばすが止まらない。

下校中。
溜息つきながら、六花一体どうしちゃったんだろうと心配マナ。
テストで1番になれないなんてそんなに大変なのかと聞く真琴。
六花の場合は特別と前置きし、六花の夢は亮子ママと同じ立派な医者になることであり、その為には学校で1番勉強ができるくらい頭がよくないといけないと教える。
だから成績が落ちるのは一大事とも。
そうなんだと理解した真琴。
俯いてるマナ『六花ママも心配してるし、何か原因があるのかも』と考える。
いきなり真琴のカバンから顔を出し
『それはアレに違いないビィ』と言い出すダビィ。
マナのカバンから顔を出し
『ズバリ・・・』と続くシャルル。『ズバリ?』なマナまこ。
『六花はグレちゃったシャル~!』と叫ぶシャルル。
驚くマナまこ。
『テレビで見たシャル~!』とシャルル、『年頃の子はちょっとした切欠で悪い子になっちゃうんだビィ』とダビィが言う。

パラリラSEの中『何みてんだよ~』と言う六花。
よろしく♥と何気に可愛い学ランである。
『まさか~』と否定するマナ。

上空から『大変でランス~!』と上空からランスがやってくる。
マナの顔面に激突。何とか離れる両者。痛がるランス。
『さっき六花が大きな建物に入っていくのを見かけたランス。そこで何かパシッ、パシッて思いっきり叩いてる音がするでランス~』
とジェスチャー交じりに話す。
『まさか、ケンカ!?』とダビィ、『やっぱりグレたシャル~!』とシャルルが煽る。
『嘘でしょ~!』とマナが叫ぶ。

『この建物でランス』と案内するランス。ありすが居たり。
そんなこんなで急いで中に入って走ってる。


ドアを開けるなり『早まらないで六花~!』と叫ぶマナ。
『え?』な六花。
六花含めた沢山の人たちがこちらを見てるので『あれ?』なマナ。
札片手に『貴女達・・・』と言う六花。

百人一首をしている中
『競技カルタ?』と言うマナ。
『何それ?』と聞く真琴に『百人一首って言う有名な歌が書かれた札を取り合う遊びだよ』と教える。
だが、ラケルは遊びじゃないと抗議。謝るマナ。
競技カルタはれっきとしたスポーツと主張ラケル。異界の妖精のくせに中々生意気である。

『じゃあ、部屋で大声出したりしてたのは・・・』と察するマナ。
ラケルと一緒に練習してたと答える六花。
『誰がグレたのよ』と真琴に言われとぼけ口笛のシャルダビ。
『でも、カルタを始めていたなんて知りませんでした』とニッコリありす。

回想。
『切欠は百人一首の本だったわ。勉強のつもりだったのに、切ない恋の歌の数々に胸が締め付けられて、ドンドンハマっていったの』
と話す六花。
(図書室で本を読み感動してハマるカット)
回想終了。
『それで調べるうちに競技カルタの存在を知って』と言う六花に『気がついたら入門してたケル』と続くラケル。
『六花ちゃんらしいですけど、それで勉強が疎かになったのでは?』と指摘ありす。

『ありすの言う通りよ。医者になる夢を叶える為には、他の事に現を抜かしている暇は無い・・・』
とガック六花。
『六花・・・』と心配そうなマナ。

『そう思ってたのにぃ、楽しくてやめられなかったの~!』とマナの両肩を持って振り回す。
息切れマナ。
『でも、もう止めるつもり』と言い出す六花。
驚くマナ達。
六花曰く、私にとってはママとの約束が一番。


マナ・・・の後ろを指差す六花。そこにはクイーン手合わせ会2013のポスター。
『1週間後に行われるクイーンとの手合わせ会! そこで自分の実力を試して終わりにするわ』と決意六花。

『六花、クイーンって』と聞く真琴。
日本一カルタが強い女の人と教える六花。
王女様もカルタが好きでよく遊ばれていたと思い出す真琴。何か手がかりが得られるかもと考える。
トランプ王国なのにカルタまで嗜まれてたんですねと冷静ツッコミありす。
六花の肩に手を置き
『分かった、1週間後だね。それまでの間、六花がカルタと勉強を両立できる様に協力するよ』
と言うマナ。それに応える様に立ち上がるありすと真琴。
『皆・・・』と目を輝かせる六花。

で、四葉邸。
『競技カルタに大切な事は暗記・技術・体力です。早速1週間の特訓メニューを組んでみました。
試合のルールは簡単。お互いの陣地に25枚ずつ札を並べ、自陣の札を0にした方が勝ちになります』
と言うセバスチャン。
『それでは15分。札の配置を暗記してください』
とストップウォッチを押す。
『そんなに短いの?』と驚くマナ。『覚えたわ!』と言う六花に『もう!?』と驚く。


セバスチャンが読み始めるなり早速、札を叩き取る六花。『速っ!』と驚くマナ。
『今の歌は一字きまりと言って、当てはまる歌は一首しかないの』と教える六花。
その間に飛んで来た札を顔面に受けて倒れるランス。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
喜んでるアイちゃん。
『さぁ! 次いきましょ!』と言う六花。
その後も六花優勢。ありすに負けて悔しそうな真琴。

その後はマナまこと河川敷を走ったり(ありすは猛者なので必要無いらしく自転車で先導)
同じ河川敷で腹筋したり(今度は六花だけ)。
シャルラケも頑張ってる様だが、どう見ても犬が吠えてる様にしか見えない。



沢山の勉強本。
勉強するうち、眠くなって寝てしまうマナ。六花もマナが寝た頃に眠くなって寝落ち。

覗きに来た亮子ママ。
優しい表情だったが何かを発見。それは六花の横に散らばった百人一首。

で、菱川家の電話が鳴る。
『はい、菱川です』と電話に出る亮子ママ。『え?』と言う。


んで、暗転後ゴーゴージコチュー。
ソファに生意気そうに座って『肩揉んで』と言うレジーナ。
『はいはい』と揉むベール。
『メロンジュースはまだ?』と言うレジーナ。
移動するベール。
マーモは『自分でやりなさいよ』と不満。『どうぞレジーナ様』と持ってくるベール。
『あんたも取りいってんじゃないわよ!』とベールにキレた後
『ったくキングジコチュー様の娘が来るだなんて聞いてないわよ』と愚痴るマーモ。
レジーナに『ねぇ、シュークリーム買ってきて』と言われ『ハァ!?』と青筋立てる。
『そんな事言ってると、パパに言いつけちゃうよ?』と脅迫レジーナ。
キングジコチューの顔が過ぎりさすがに逆らえないマーモ。
『イーラ! 荷物持ちしなさいよ』とイーラに言うが返事が無いので『何処行った!?』とキレる。
ニヤつくレジーナ。

手合わせ会当日。会場。
『ありがとう! 皆のお陰で前より上達した気がする』と言う六花。
アイちゃんも嬉しそう。
『頑張って~』だってと訳すマナ。ニッコ六花。
すると、誰かが来る。
やってきた女性を見て『クイーンだ!』と言う少年。
『こんにちは、皆さん』と挨拶するかるたクイーン。
『あの人が・・・』と言う真琴。『クイーン・・・』と続く六花。

ここでアイキャッチ。


『それではこれより、クイーンとの手合わせ会を始めます。日本一の女流名人と対戦できるなんて、滅多に無い事ですから良い経験にしてくださいね』
と言うかるた協会員。
『はい!』と声を揃える六花達。


早速、競技開始。左右を見て札を確かめるクイーン。
『こっちまで緊張する・・・』と見ながら言うマナ。じっと見ている六花。
読み上げるかるた協会員。4文字読んだだけで弾くかるたクイーン。
『え、クイーンが取ったの?』と驚くマナと『速い・・・』と驚く六花。
その後もクイーンの快進撃は続く。
『ありがとうございました』とお互い挨拶するクイーンと少年。
『あれが・・・クイーンのかるた・・・』と感心してる六花。

『すごい迫力だったよ』と言ってるマナ。『まさにスポーツですわね』と同意のありす。
『速いだけじゃない。札の配置にペースの作り方、レベルが違いすぎる。私なんかじゃ到底敵わないわ』
と俯きながら言う六花。
『六花・・・』と同情マナ。
『あの人・・・』とかるたクイーンを見てる真琴にどうしたのか聞くありす。
『やっぱり、何か感じる』と言う真琴。

かるたクイーンにサインを頼む青年。
だが『ごめんなさい。そういうのはお断りしているの』と断られる。
『そうですか・・・』と残念そうな青年。


溜息ついた後
『いまこんと いいしばかりに ながつきの ありあけのつきを まちいでつるかな』
と読みあげた後
胸の前で手をクロスさせながら
『皆が私を称え、尊敬の眼差しを送る。あーそれなのにどうして』
と言って跪くかるたクイーン。
畳を握りつぶしながら
『クイーンの私に相応しいキングが現れないの~? 世の中の男がふがいないせいで、私は何時まで経っても恋ができないのよ~!』
と喚き散らすかるたクイーン。
そんな事言うもんだからプシュケー染まりかけ。ニヤつくイーラ。

『って、高飛車にハードルあげてるからいけないのよね』と思いなおすかるたクイーン。
『いいじゃん高飛車でも』と囁くイーラ。
驚くかるたクイーンに『お前の望み、叶えてやるよ』と指パッチン。
プシュケー強奪。

ビーストモード化。今日は百人一首とかるたクイーンの服の融合。
『今日は本気出しちゃおうかな~』と小声イーラ。
子供達の悲鳴を聞いて『何?』と驚くマナ。『闇の鼓動を感じるシャル』と報告シャルル。
『え!』と驚くマナ。
畳を投げつけてるイーラ。
逃げる子供達と逆に駆け寄ってくるマナ達。
イーラビーストを見て『あれは・・・皆、行くよ!』と言うマナ。頷く六花達。

変身。
でハートのいつものセリフ。

『出たな・・・』と早速戦おうとするイーラだったが
『私に挑もうと言うの? 生意気な子達! いいでしょう。ならばカルタで勝負よ!』
と勝手に光だし指差すジコチュー。
驚くハート。
『お前何勝手な事を!』と言うあたり、どうやらイーラの意志では無いらしい。
『おいでなさい! 我がカルタ達よ!』と言うジコチュー。
『聞けよ~!』と怒るイーラ。
無数のカルタを召喚。
『いざ、勝負!』と言うジコチュー。『カルタするの!?』と驚くハート。

『よもすがら~』
と空中に現れるカルタ札が勝手に読まれ始め、イーラビーストが対応した札を弾き飛ばす。
それでハートは吹き飛ばされ壁に激突。
あんぐりダイソー。
振り返ってイーラビーストを見て『先に札を取らないと』と言うダイヤモンド。
『あきのたの~』を聞いて『これは! わかころもてはつゆにぬれつつよ』とソードに言う。


『これね!』とさりげなく違う札の上に乗ってるソード。
(わかみよに ふるなかめ せしまに)
ブッブーと当然赤く光りだす札。『え?』なソード。
『残念。それは わがみよにふるながめせしまに よ』とジコチュー。
呆れてるイーラを他所に『お手つき~1枚あ・げ・る!』とカルタ札を投げ飛ばす。
爆発と共に悲鳴をあげるソード。
『キュアソード!』と叫ぶダイヤモンド。

『きみがため~』と言う歌を聞いてこれは知ってますとダイビングするロゼッタ。
両手でおさえつけるイーラビースト。
『ズルイですわ~』と言うロゼッタに『これは囲いって立派なテクニックよ』と主張。


『あらざらむ~』も負けるダイヤモンド。
『はるすぎて~』で札ごと突き飛ばされるロゼソー。
『あまのはら~』で『はーい!』と(みかさのや まにいてし つきかも)を選ぶイーラビースト。
ロゼッタ・ソード・ダイヤモンドの順で墜落する3人。


『活躍しすぎだぞお前』と複雑なイーラ。
『とても歯が立たない』と座ってるソード。
悔しそうに畳を握るダイヤモンド。
『相手はクイーン。私が勝てる訳が!』と悔しそうな顔。

そんな彼女の手を握り『大丈夫だよ』と言うハート。
驚くダイヤモンドに左横に倒れていたロゼッタも『そうですわ、頑張って練習したんですもの』と起き上がる。
ソードも『あたし達は応援するから』と言う。
『皆!』と嬉しそうなダイヤモンド。
『キュアダイヤモンド、あなたの努力の成果を見せてあげて』と言うハート。
分かったと頷くダイヤモンド。ハートの手を取り立ち上がる。
他の2人も一緒に立ち上がる。
『はなのいろ~』と読み上げられ、さっきお手つきした札と気付いたダイヤモンド



慌ててやらせるかと突撃するイーラビースト。それを宙返りで避けるダイヤモンド。
目的の札に突撃。顔面赤いイーラを他所にイーラビーストも突撃。
さて、札はどっちの手に!演出。
あんぐりソーロゼ。
『キュアダイヤモンド~!』と叫ぶハート。

結果、取り合いに勝ったのはダイヤモンド。
『そんな・・・バカな!』と言ってるイーラビーストに『取ったぁ~!』とその札をイーラビーストの顔面、つまりイーラ部分に当てる。
『いって~!』と痛がるイーラ。

『キュアハート!』と言うダイヤモンド。
それを受けハートシュートで撃破する。
『くそー! 今日は散々だ!』とテレポートで逃げるイーラ。

かるたクイーンも部屋も元通り。
タッチした手を見て閉じるダイヤモンド。ニッコリ。

そのまま頭を下げる六花へとカットが移り
『ありがとうございました』と試合後の挨拶をする六花とかるたクイーン。

ロビーにて
『久しぶりに楽しい試合だったわ。でも、私に勝つにはまだまだね』と言うかるたクイーン。
手持ちのバッグからかるたを取り出し
『これあげるわ。お気に入りのお札よ。これで練習なさい』と言う。
受け取ってありがとうございますとお礼を言う六花。
『それじゃ』と言い残し去っていくかるたクイーン。
『強かったね、クイーン』と言うマナ。
『でも、大善戦でしたわ』と評するありす。


ここでアイちゃんがかるたに触ると、光りだしてかるたの上に青い宝石が登場。
『ロイヤルクリスタル?』と言うあんぐ六花。マナもあんぐり。
ここで真琴のポケットも光る。中の巾着が光ってる様だ。
二つのロイヤルクリスタルを近づけると光る。
喜んでるアイちゃん。
『まぁ、綺麗!』と言ってるありす。
そんなやり取りを見ていたりする、あの青い鳥。また飛んで行く。


すると『惜しかったわね』と言う亮子ママの声。
驚いて振り向く六花『ママ、なんでここに?』と聞く。
『親の目を誤魔化せると思ったら、大間違いよ』と言う亮子ママ。
『違うんです! 六花は悪気があった訳じゃなくて、これにはふかーい訳が』と庇うマナ。
俯いて
『黙っててごめんなさい。でも、もう大丈夫! また勉強してお医者さんになれる様に頑張るから』
と言いつつ元気に振舞う六花。
溜息ついて『まったくこの子は』と亮子ママに言われションボ六花。
『ごめんなさい』と謝る娘をギュッと顔面から抱きしめる亮子ママ。
もがきまくる六花。なんとか脱出して?状態。
『別に怒ってなんか居ないわよ。楽しい事が見つかって良かったわね』と言う亮子ママ。
『ママ?』と不思議そうな娘に
『あなたは子供なんだから、もっと自由にしていいの。カルタが好きなら続ければいい。他にやりたいことが見つかったら全力でやってみればいい!あなたなら、なんだってできるでしょ』
と鼻の上に指を置いて言う。
驚いた様子で1回瞬きする六花。
空気を読んで3人集まるマナ・ありす・真琴。


『そうそう、沢山夢を持つ事はいいことだ』と誰かが合流。
振り向く六花と亮子ママに笑顔で『医者じゃなくて、写真家を目指してもいい』とカメラを見せながらニッコリ悠蔵パパ。
『パパ!』と驚く六花。ただいまと言う悠蔵パパ。
『パパったら、昨日いきなり帰るって連絡してきたのよ』と事情を話す亮子ママ。
『ここまで自由なのも困り者ね』と呆れてる。
『まぁいいじゃないか。土産話も沢山あるし』と六花の手を取り、驚く娘に『六花の話も聞かせて欲しいな~』と言う。
『ちょっと、パパ~!』と困る六花。
空いていた右手を取り『私も』と便乗する亮子ママ。
『ママも!?』と困る六花。

嬉しそうなマナ達3人。


青空の下、仲良く歩いてる菱川一家3人。
六花、亮子ママを見る。ニッコ亮子ママ。
今度は悠蔵パパを見る六花。こちらもニッコリ。
最後に正面を見て本人もニッコリ。
『私、色々頑張ってみるね!』と言う六花。
仲良く歩く親子3人から空へとカメラが移動して

~おしまい~

~今週のまたみてね~

なんでや!

第15話『大いそがし! 真琴のアイドルな日々!』
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