(2002年8月25日放送)
脚本:栗山緑 演出:岩井隆央 作画監督:大河内忍
踊る女王様
ハナちゃん、およそ1ヶ月ぶりとなるパオちゃんとの再会。
そしてドッカーン本筋本格始動。
ここから色々大変な事に。
現状で一番、大変なのはやっぱり女王様ですが同時に正体もろバレな回。
(声で疑ってた人はここで確信する筈)
答えは50話にて発表されます。
おジャ魔女音頭でハッピッピ!!は聞き納め。
収録DVD
(29、31~32話同時収録)
アバンタイトル
魔女界。廊下をマジョリンを連れて歩く女王様。突然、苦しそうに倒れかかる。
『あ、女王様!』と女王様を支えるマジョリン。
『如何なされました?』と心配する彼女に
『ちょっと眩暈がしただけです。まだ風邪が治っていないのかもしれませんね』と答える女王様。
先々代女王様前。脈を打つ茨。
すると、茨は上の方をそのままに大地を裂きながら地中を突き進んでいく。
マジョリカブラボーの鼻歌を歌いながら花を摘んでいるマジョ梅。すると、その背後に茨が登場。
気付かないマジョ梅の後ろで花を開き黒く透明な物体をマジョ梅の頭に落とす。
すると、それを取り込んだマジョ梅は瞳孔が開いたと思ったら急に落ち込み
『何でワシ、こんなとこに居るんじゃ。花なんか摘んで何になるんじゃ・・・』と去っていく。花を摘んだカゴを捨て・・・。
まるでそれをあざ笑う様に見ている黒い花。
で、サブタイトル。
MAHO堂に向かってダッシュ中のあいこ。商品整理をしていたはづきに『遅なってゴメ~ン』と店内へ言って入ってくる。
息切れ中のあいこに幸治パパの風邪の具合を聞くはづき。あいこ曰く、もう大丈夫。昼食も残さずに食べたとのこと。
『アホは風邪ひかんと思ててんけど、お父ちゃんも風邪を引くもんやな』と言うあいこ。
それは言い過ぎと言いながらも笑ってたりするはづき。あいこは『構へん構へん、ホンマの事やし』と言うあいこ。
すると、店内から誰かの悩む声。その主は勉強中のどれみとももこ。絶賛行き詰まり中。顔を見合わせて溜息をつく。
2人ともどうしたのか聞くあいこ。午後からプールと言う話だった様だ。
2人とも夏休みの宿題全然やってなかったと教えるおんぷ。
『おんぷちゃんも来てたん?』と聞くあいこにザカイドンの撮影がやっと終わったと答えるおんぷ。
『聞いてよ、あいちゃん。おんぷちゃんもはづきちゃんも大親友なのにさ、宿題見せてくれないんだよ~』とどれみが
『あいちゃんは見せてくれるよね?』とももこが言う。
2人で『おねげぇしますだ、お代官様~!』と両手を合わせ目をキラキラさせ頼み込む。だが、速攻で断られる。ガックリ涙目などれもも。
奥から出てきたハナちゃんからも当たり前、宿題は自分でやる物と言われる。
ハナちゃんだって宿題全然やってないって言ってたじゃんと不満顔などれみ。
それは1週間前だと言うハナちゃん。頑張って全部終わったらしい。魔法でやったと疑うももこ。
そんな魔法の無駄遣いはしないと言うハナちゃん。本人曰く工作はララに少し手伝ってもらったらしいが後は自前。
『ウソ~!』とショックを受けるどれもも。
『ハナちゃんエライ!』と言うはづき、あいこ、おんぷ。喜んだハナちゃん、プールへ行って来ると言って出かける。
いってらっしゃいと見送るはづき達。涙目で手すりでぷら~んなどれもも。
学校のプール。
早速『ほ~んと、どれみとももはダメでしょ~』とゆき先生に言ってたりするハナちゃん。
『お店とか色々忙しかったんじゃないかし・・・』と言ったところでゆき先生フラついて倒れる。
驚いたハナちゃん。『誰か、ゆき先生が大変! 他の先生呼んで!』と言う。苦しそうなゆき先生。騒ぎになるプールサイド。
病院。
関先生に手伝われタクシーに乗ろうとしたゆき先生を呼ぶどれみ。勿論、他の5人も一緒。
『皆、心配して来てくれたの?』と聞くゆき先生。
認めるはづき。ハナちゃんから聞いたと言う。具合を聞くあいこ。
夏バテで体調が悪かったと言うのがゆき先生本人の主張。『今年の夏は特に暑いですからね』と納得するおんぷ。
涼しい田舎に帰って暫く療養してくる事にしたとのこと。皆に心配しないでと言ってタクシーに乗るゆき先生。
関先生もマンションまで送ってくるからと同乗する。
『お大事に~』と心配そうな顔で見送るどれみ達。『ゆき先生、早く良くなるといいね』と言うハナちゃん。同意のどれみ達。
で、ある日の夏の道。歩いているどれもも。
ももこに夏休みの宿題が終わったか聞くどれみ。後は工作だけと答えるももこ。どれみは読書感想文だけらしい。
で、ももこはどんな本にしたか聞いてみる。『必殺お仕置き人』と答えるももこ。
何ソレ?などれみに時代劇の有名小説と目を怪しく輝かせながら教える。
『法で裁けぬ悪人共をやっつけるカッコイイお仕置き人の話なんだよ』とうっとり顔で言うももこ。
『ももちゃんに聞いた私がバカだった。あーあ何の本読もうかな・・・』と肩を落として去りながら言うどれみ。
MAHO堂へ到着するとデラを発見するどれもも。『あれ、デラじゃん、どうしたの!?』と聞くどれみ。
おんぷから女王様も病気みたいと聞かされる。
デラによると一応夏風邪みたいだが、もう3日も公の場に姿を現していないとのこと。
自分の父親と言い、ゆき先生と言い夏風邪が流行ってると実感するあいこ。
女王様も心配だがマジョ梅の方も気になると言うマジョリカ。マジョ梅を忘れていた様だが思い出したももこ。どうしてか聞く。
『毎日何もしないで寝てるかボケーっとしてるだけなんですって』と教えるララ。マジョガエル達の中じゃ一番元気良いのにと驚きを隠せないどれみ。
デラ曰く、村長のマジョリードも相当心配しているとか。
『何か胸騒ぎがしてきたわい。今夜あたり魔女界へ言ってみるか』と言うマジョリカ。
女王様の事も気になるし私達も言ってみましょうと言うおんぷ。同意の一同。
魔女界と言う事は・・・パオちゃんに会えると考え喜ぶハナちゃん。
魔女界、パオちゃんの飼育小屋。
何故食べないのかと困りながら聞くマジョリン。
『食べる気しないパオ。それよりハナたんは何時来てくれるパオ? 呼んできてパオ』と聞くパオちゃん。
『ワガママ言わないで食べなさい』と言うマジョリン。拒否してハナちゃんを呼べと言い続けるパオちゃん。
魔女界、女王様の寝室。
体調が悪いのはハナちゃんやどれみ達の為に自分の水晶玉を削った事が原因と診断を下すマジョハート。
女王様『やはりそうでしたか』と薄々感付いていた様だ。マジョハート曰く、魔力も相当低下しているとか。
すると『女王様、入ります』とマジョリンの声。
自分の水晶玉を隠しこの事は内密にとマジョハートに言う女王様。
医者としては思うところがあるのか詰まりながらも一応受け入れるマジョハート。
『女王様に命じられておりました、白い象に関する文献が揃いましたのでお持ちしました』と言うマジョリン。
女王の間の虹色の水の中から出てきたシャボンの中で。
『大昔、次期女王の座を巡り魔女界が真っ二つに別れて戦争が起こったのはご存知でございますね』と言うマジョリン。
『えぇ、100年戦争と言われているものですね』と言う女王様。
文献によるとこの戦争の果て、生き残りながらも生きる希望すら失った魔女達。
その魔女達の深い悲しみを不思議な力で取り除き、生きる気力を齎したのが伝説の白い象と言われているとのこと。
不思議な力の件を気にする女王様。どういうものかマジョリンに聞いてみる。
『それが、他の文献を調べましても具体的な事は・・・』と言うマジョリン。
『そうですか・・・』と残念そうな女王様。
『しかし、あの白い象は魔女界にとって大事な象だと言う事は間違い無さそうですね』と言うマジョハート。頷く女王様。
魔女界へ行こうとするどれみ達。すると、ババが『待つずら、ワシも行くずら』呼び止める。
その手にはオイコーラの缶が数本入ってたり。勿論、中身もある。
オイコーラなんか持ってどうすると聞くハナちゃん。
『この刺激的な味を女王様にも味わってもらって、元気になっていただくずら』と言うババ。
『ババも良いとこあるじゃん』とニッコリなどれみ。
『褒める前に代わりに持つずら』と半ば怒りながら言うババに呆れながら『ハイハイ』と言うどれみ。
魔女界へ行くどれみ達。
マジョガエルの池を前に石の上で溜息をついているマジョ梅。
『1週間前、森へ花を摘みに行って帰ってきてからずっとこの状態なんだ』と言うマジョリード。
マジョ梅にどうしてこんな事になってしまったのか聞くマジョリカ。マジョガエルになった事に絶望しているマジョ梅。
絶対元の姿に戻れると励ますどれみ。無理じゃと石の上に横になるマジョ梅。
驚くどれみ達。『ホント、全然やる気ないね』と言うハナちゃん。
真剣顔のどれみ、あいこ、ももこ。やや困り気味なはづき。ボーッとしているおんぷ。
『こう言う時は私に任せて』と言うももこ。
三味線屋の勇次みたくライトをバックに障子の裏で糸を口で引くももこ。
呆れるはづき、あいこ、おんぷ。ハナちゃんは?顔。その下で盛り上がってたりするMAHO堂魔女軍団。
『誰だ』と言うどれみに糸を投げつけ雁字搦めにし吊り上げるするももこ。
さすがに幼女向けアニメで首吊らせる訳にはいかないですからね^^;
『お前はもうあの世行きさ』とももこが糸を切るとどれみ落下。
『よっ! 日本一!』と言うマジョリカ達。『つまらん』と一蹴するマジョ梅。
ステージ上
『こんなんじゃちっとも楽しい気分にはなれないと思うんすけど』とジト目で言うどれみと『そんな』と肩を落としてショックな様子のももこ。
緞帳降りる。ちなみに緞帳は愛の八太郎商店寄贈だったり。本物より随分イケメンな八太郎さん。
今度ははづき&あいこの二人羽織。今度はどれみ達もバカウケ。
はづき、結局ソバを鼻に入れられる。『お鼻じゃ食べられないわ』と言うはづき。
全然笑わずオナラをするマジョ梅。固まる一同。『全然おもろない』と言うマジョ梅。
やり損なはづきとあいこ(特にはづき)。
こうなったらあれしか無いとおんぷが魔法を使う。皆をサンバ衣装にし踊りまくる。
マジョリカ『最高じゃ! マジョ梅も一緒に踊ろう!』と誘いながら踊るマジョリカ。
だが、肝心のマジョ梅はとうとう寝だす。固まるマジョリカ。『ダメみたい』と言うララ。
さすがにマジョリードも呆れる。
『仕方が無い。マジョ梅の事はワシらで考えるからお前達は女王様のお見舞いに行って来い』と言うマジョリカ。
『ハ~イ』と答えるサンバ衣装のどれみ達。
不満なのか疲れたのかジト目などれみ、あいこ、おんぷ、ももこ。
はづきは眼鏡キラっ! ハナちゃんは~ε~顔だったり
ここでアイキャッチ。
女王の間。
白い象の本を読んでいた女王様にどれみ達が来てくれた事を伝えるマジョハート。嬉しそうである。『まぁ』と言う女王様。
『女王様~!』と言いながら走ってくるどれみ達。女王様の前でしゃがむ。
『皆さん、よく来てくれましたね』と出迎える女王様。
車椅子に乗っている為、そんなに悪いのか心配するももこ。大した事は無いと返す女王様。マジョハートに同意を求める。
『はぁ・・・ちょっと夏風邪を拗らせただけだ、心配無い』と言うマジョハート。
良かったと喜ぶハナちゃんは様々な色のバラが入った花束を渡す。来る途中、皆で摘んできたとのこと。
ありがとうと感謝する女王様。皆さんに是非会わせたい子が居ると言う。驚くどれみ。
それは勿論、飼育小屋のあの子。
まだ食事していない事に気付き、そんな事では体が持たないと警告するマジョリン。
『ほっといてパオ!』と従わないパオちゃん。溜息をつくマジョリン。
すると、遠くから
『女王様、会わせたい子って誰~?』と聞くハナちゃんの声。反応するマジョリンとパオちゃん。
特にパオちゃんの方はあのマジョリンが慌てて避けるレベルで喜んで走り出す。
エサの容器も突進で薙ぎ倒しハナちゃんのところへ突撃。やってきたどれみ達。
発見したハナちゃんも嬉しそうな表情でハグ走り。
パオちゃんジャンプ!
ハグポーズだったハナちゃんだったがこれはマズイと気付いたのかあ・・・顔。どれみ達も絶叫。
ここで女王様が魔法を使用。時を止め、その間にどれみ達にハナちゃんの救出を託す。
助けたのを見届けて魔法を解く女王様。パオちゃん墜落。
『どうなってるパオ?』と不思議そうなパオちゃん。ハナちゃんも『あれ? あれあれ?』と言う。
ハナちゃんを見つけて改めて嬉しそうなパオちゃん。
ここで『パオちゃん。女王様が魔法で助けてくれたから良かったものの、ハナちゃんを踏み潰すところだったのよ』と叱るおんぷ。
『自分の体が大きい事を忘れたらアカンて』とあいこに
『あと1歩でハナちゃんスルメになってたわ』とはづきにも言われる。
言われる度、萎れるパオちゃんの尻尾。
妄想。パオちゃんの下敷きになって『ピラッピラッのスルメ』と言うハナちゃん。『ごめんパオ~』と泣くパオちゃん。
『パオちゃん!』と元気に走りより『気にしない気にしない、ハナちゃんも会いたかったよ~』と元気付けるハナちゃん。
『ハナたん、大好きパオ~』とハナちゃんを鼻で抱くパオちゃん。『ハナちゃんだって』と返すハナちゃん。
すると、ここでパオちゃんのお腹が鳴る。
本人曰く、ハナちゃんの顔を見たら急にお腹が空いてきたとのこと。
入れ物の中のフルーツをあっという間に減らすパオちゃん。
唖然なハナちゃんを除いた5人。ハナちゃんは嬉しそう。
食べっぷりに驚くあいこ。どれみちゃん以上と評するはづき。
『そりゃ~・・・って象と比較しないでよね!』とムッとして言うどれみ。引きつり笑いなはづき達。
全て平らげて元気になったと言うパオちゃん。『ハナちゃんと遊ぼう!』と駆け寄ってくるハナちゃんを背中に乗せる。
アコーディオン弾いてあげると言うハナちゃん。二つ返事で弾いてと言うパオちゃん。アコーディオンを渡す。
演奏し始めるハナちゃん。リズムに乗って揺れるどれみ達も楽しそう。ちなみに女王様も揺れてたりする。マジョハートは手でリズムを取る。
ここで私も乗せてと頼んでみるどれみ。え?顔なハナパオ。
『いいじゃん、いいじゃん、乗せてよ~』とお尻を振りながら要求するどれみ。ももこ、おんぷも順にお願いする。
皆、自分が赤ちゃんの時に育ててくれたママと話すハナちゃん。乗せてあげてと頼み込む。ニッコリ快諾のパオちゃん。
象に乗ったの生まれて初めてと嬉しそうなどれみ。羨ましそうなはづき達。
ここで空飛んでみてと頼むどれみ。了承しハナちゃんに弾いてとお願いするパオちゃん。
アコーディオンのリズムに乗って走り出す。
壁を走って上って行くが、どれみは供えていなかったのか落ちてしまう。見ていたはづきとおんぷは声をあげる。
間一髪尻尾に掴まり落下は免れた。安心するはづおん。だが尻尾を持った宙吊り飛行に呆れ気味のももこ。
パイロットのハナちゃんは『気持ちいい! 最高!』と楽しそうだが、どれみは助けを求めていたり。
結局、着地後は目を回して倒れるどれみ。
次はあたしとパオちゃんに乗るあいこ。『どれみたんみたいに落ちない様にしっかり掴まっててパオ』と言うパオちゃん。『はいな!』と答えるあいこ。
どれみが落ちたところも落ちずに楽しんでいるあいこ。あいこに早く変わってと叫ぶはづき。
で、マジョガエル村。
オイコーラをマジョ梅に飲ませるババ。が、魅力を説明してもやっぱり全くの無駄。
困ってるとパオちゃんで飛行中のはづきがリカララを上空から呼ぶ。
白い象と再会したのかとこちらも嬉しそうなマジョリカ。とっても楽しそうと思うララ。ここでマジョ梅も乗せてもらったらと閃く。
だが、肝心のマジョ梅が不在。ババに居場所を問うとマジョ梅は家の裏。怯えている。
どうしたのか聞くマジョリカに『白い象は・・・嫌いじゃ!』と去っていくマジョ梅。困るリカララ。
魔女幼稚園。熟睡中の園内。
噴水掃除中のオヤジーデ。最近、おんぷが全然コンサートしてくれないと溜息をつく。
おんぷの声を生で聞きたいとボヤいてるとオヤジーデを呼ぶ声。
そこには白い象に乗ったおんぷとハナちゃん。驚いたオヤジーデだったが、おんぷが象に乗って空を飛ぶ訳無いと邪推する。
『あんな幻見るとは・・・へへぇ、おんぷちゃんに対する愛がなせる業でしょうか・・・』とガックリなオヤジーデ。
ももこも終わりパオちゃん乗り一巡。全然楽しめなかったからともう1回と要求するどれみ。
だが、肝心のパオちゃんは疲れたと断る。そんな事言わないでと頼むどれみだが、ハナちゃんももう飽きたと言う。
頭を抱えて涙目などれみ、世界一不幸な~のフレーズ。
マジョ梅を連れたマジョリカ、ララ、オイコーラを持ったババがどれみ達のところへやってくる。
『おーい、帰るぞ~!』と大声で言うマジョリカ。慌てるどれみ達。シーのジェスチャー。
怯むマジョリカにその理由を見せるどれおん。納得のマジョリカ。
終わらない物語開始。
その先には気持ち良さそうに寝ているハナパオ。可愛いと言うララ。『まるで姉妹(きょうだい)の様じゃ』と言うマジョリカ。
それを見ている女王様にオイコーラを持ってくるババ。
『女王様、お体の方は大丈夫ですかずら?』と聞く。ええと答える女王様。皆の顔を見たら大分気分が良くなったとのこと。
それは良かったと嬉しそうなババ。ここでつまらぬ物ですがとオイコーラを女王様に渡す。ありがとうと言う女王様。
マジョリカにマジョ梅の事を聞くどれみ。首を横に振り、人間界で気分転換をさせようと思っていると答えるマジョリカ。
それはグッドアイディアかもと言うももこ。どうかしたのか聞く女王様。大した事ではありませんと話さなかったマジョリカ。
じゃあ帰ろうかと言うマジョリカ。なら、ハナちゃんを起こすと言うあいこ。
が、待ったをかけるおんぷ。この前みたいに別れるのが嫌だと駄々をこねられては大変だからと言うのが理由。
同意のはづき。寝かせたまま連れて帰ろうと提案。あいこ、自分がおんぶしていくと言う。
と言う訳でさようならと人間界へ帰っていくどれみ達。
手を振って見送る女王様。横にババが残っている事に気付く。
ババに一緒に帰らないのか聞く女王様。ババは先々代女王様の顔を見ていくとのこと。なら、私も一緒に行くと言う女王様。
終わらない物語終了。
先々代女王様前にやってきた女王様は萎れた花を発見し驚く。『皆、眠ってしまっているずら』と驚きを隠せないババ。
『えぇ。さっ、行きましょう』と言う女王様。
茨が太くなってると衝撃を受けるババ。確かにかなり太くなっている。ババ曰く、先々代女王様の悲しみも強くなっているとのこと。
『やはり・・・』と言う女王様。驚いた様子で反応するババに『いえ、何でもありません』と言う。
『このままではどれみちゃん達が残り3本の茨を取り除く前に大変な事になるかも知れない』と心中で思う女王様。
すると、裏から女王様を呼ぶマジョリンの声。パオちゃんが城から消えたとの知らせ。驚く女王様。
美空町。
寝言でパオちゃんを呼ぶハナちゃん。すると、『パオ~!』と言う大声と共に部屋大揺れ。
ベッドから落ちるハナちゃん。
『折角、良い夢見てたのに』とボヤくハナちゃんに聞き覚えのある『パオ~』の声。すぐに声の主に気がついて嬉しそうなハナちゃん。
ダッシュして玄関を開けるハナちゃん。驚き顔のマジョリカとララ。
勿論、居たのはパオちゃん。『やってきちゃったパオ~』と言う。
喜ぶハナちゃん、大歓迎と言う。いらっしゃいと店内に招き入れる。嬉しそうなパオちゃん。
その後ろに突如現れた巨大な茨。そんな意味深なカットから一枚絵になり黒くフェードアウトして
~おしまい~
第31話『パオちゃんはおジャ魔ゾウ!?』
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