(2003年1月12日放送)
脚本:成田良美 演出:細田守 作画監督:河野宏之
ブーツ拒否
キャラの〆話第3弾。
今回ははづき。
唯一、どれみと初めから友達。
先の3人、そして前回を見たらどうなるかは言わずもがな。
今回も寂しい意味での期待は裏切りません。
話自体は中々重いものがありますが
冒頭の玉木のブーツ事件や河野さんの十八番である変顔で笑わせてくれます。
樋口まきちゃん、チョイ役ですが久々のセリフ。
40話以来の魔法関連が一切出ない話。
スタッフは怒られたとか何とか。
収録DVD
(50~51話同時収録)
アバンタイトル
ピアノ前、小さい頃のどれみとはづき。はづきはバイオリン所持。
『あの幼稚園で、ケンカしたどれみちゃんとバイオリンで仲直りした、あの時なの。あの時初めて・・・バイオリンが好きになった』
と言う現実のはづき。横に少し見えているどれみ。そんな2人のカットでOPへ。
本日は雪の美空町。
本日は登校日で、昇降口も人がいっぱい。
『フレンズ?』と言うおんぷ。その手にはフレンズと英語で書かれた楽譜。
『これ、はづきちゃんが作ったの?』と聞くももこ。認めるはづき。
楽譜を持っているのは居ないハナちゃんとはづきを除いた4人。
『もうすぐ、卒業でしょ? その前に皆で何か記念になる事したいな~って思って』と上履きを履きながら言うはづき。
フレンズと言うタイトルを良いと思うももこ。あたし等にピッタリと続くあいこ。
『よーし、早速今日の放課後、練習開始!』と言うどれみ。
続いて『オー!』と叫ぶどれみ・あいこ・おんぷ・ももこ。
盛り上がるあいこ達とは別に、はづきに対して最近ピアノの練習サボってて不安と本音を話すどれみ。
はづきに教えてくれるか頼む。『うん、まかせて』と快諾するはづき。
すると、あの高笑い。ビックリするじゃんと玉木に文句を言うどれみ。
『カレン女学院の合格者が発表されましたわ。え、何? 私はどうだったかですって? そーんなに知りたいなら、教えてあげない事も・・・ありませんけど』
と回転後、ブーツを下駄箱に仕舞いながら言う玉木。
その顔見れば聞かなくても分かると察するどれみ。笑いながら反対側の下駄箱に移動する玉木。
見計らったかの様に落ちるブーツ。かなり無理矢理入れた模様。
私の実力から言って当然とのこと。『はいはい、おめでとう』と投げやりなどれみ。
『藤原さんも合格してましたわ。良かったですわね』と言う。
驚いた様子ではづきにカレン女学院受験したのか聞くどれみ。
動きが止まっていたはづき、下駄箱の蓋を閉めながら認める。やや、ばつの悪そうな顔。
で、サブタイトル。
階段を上りつつ
『でも、はづきちゃんは美空中に行く筈じゃ?』と不思議がるどれみ。
『あの、ママが受けろってしつこいから・・・。でも大丈夫。私はどれみちゃんと同じ美空中に行くから』と答えるはづき。
『ホント?』と聞くどれみ。半分振り向いた後、暫し間を置いて『ホントよ』と答えるはづき。
『そっか。良かった~。はづきちゃんまで違う中学に行ったら、どうしようかと思った』と安心するどれみ。
試験受けた事を言ってなかった事を謝るはづき。
気にしてないどれみ。『でも、合格しちゃうなんて、さっすがはづきちゃんだね』と言う。
はづきをどれみの横から見ているあいこ、おんぷ、ももこ。おんぷはどれみにも視線を移す。
教室。イマイチ元気の無いはづき。溜息をついてたり。教科書を準備してると『は~づきちゃん!』と聞き覚えのある声。
振り向くと、2組の教室のドアのところにどれみが。謝った後、算数の教科書を貸して欲しいと頼んでくる。
ホッとしたのか優しい顔になるはづき。
『はは~、毎度毎度ありがとうございやす』と感謝するどれみ。
『はづきちゃんは、あたし専門の教科書貸し出し係って感じだね。感謝しております』と続ける。
『もう忘れちゃダメよ』と言うはづき。本人曰く、気をつけては居るらしい。
『はづきちゃんには、美空中でもお世話になっちゃうかも~』と言うどれみ。『恩に着ます。じゃあ!』と帰っていく。
でも、言われた方はこの件が気になる。固まるはづき。
樋口まきちゃんが珍しく音読中な国語の授業。
自分のノートに書かれたカレン女学院と美空中の文字を眺めているはづき。
『今更、何迷ってるんだろ・・・。進路調査書に美空中って書いたのは私なのに・・・』と思ってたり。
アップになるカレン女学院と美空中の文字。
テニス部やバレー部も良い。でも、お料理部なんて色々食べられて良いかもとか言ってるどれみ。楽しそうである。
場面は廊下の窓際へ。
『ね、はづきちゃん?』と言われ驚いた様子のはづき。
『ほーら、美空中に行ったら一緒にどの部に入ろうかって』と話してた内容を話すどれみ。
苦笑いしながら『うん、そうね・・・』と返すはづき。『でも、やっぱ音楽部だよね』と言い出すどれみ。
その理由を問うはづき。
どれみ的理由ははづきがバイオリニストになるから。だったら部活も音楽部の方が良いよねと言うどれみ。
『そうよ・・・ね』と窓の外を見るはづき。おかしいと思ったのかはづきの名を呼ぶどれみ。
『大丈夫。私、美空中へ行くから心配しないで』とどれみに言うはづき。
別に心配してないと返すどれみに
『絶対行くから! 絶対絶対よ! 何があろうと私達は一緒よ、どれみちゃん!』と大きな声で言う。
『わ、分かってるよ?』とやや困り顔のどれみ。
カレン女学院を芯を折りながらシャーペンで消すはづき。美空中は赤ペンで囲まれてたり。
◇
給食のパンを食べようとしているはづき。どれみに呼ばれ慌てて『ど、どれみちゃん、私、美空中に行くわ!』と叫ぶ。
図書室で本を取ろうとしたはづき、またどれみに言われ脚立から落ちそうに。『み、美空中に絶対行くから!』とまた叫ぶ。
本を運んでいるはづき。またまたどれみに呼ばれ『美空中! 何があってもぉ~!』と叫ぶはづき。
◇
言ったら言ったで、また本を運んでたり。『は、はづきちゃん・・・?』などれみ。
ノート全部美空中の文字。本人は美空中連呼。美空中症候群発症(嘘
音楽室指揮台のハナちゃん
『あぁ? 皆いいかな? ハナちゃんが指揮者だから、ハナちゃんの言う事は聞く様に。じゃあ用意』と構える。
でも、そんな事言ってる間も今も演奏が続いてるので変顔。そして、ハナちゃんの方見てと怒るハナちゃん。
今日は初日と言う事でパート練習からスタートせなと言うあいこ。つまんながるハナちゃん。
弓を両手で動かしているはづき。どれみに呼ばれ慌てて振り向く。
またも『私は美空中よ』と返すはづき。
『うん。それは聞いたけど・・・そうじゃなくて・・・ココ・・・どう弾けばいいのかなって』と楽譜を指差すどれみ。教えるはづき。
一連のやり取りに何か思ったあいこはももこの方を向く。ももこもあいこに視線を移す。おんぷはフルート演奏中。
下校中のどれみ達。クラクションが鳴る。おんぷの車である。
雪でテンション上がっているハナちゃんをよそに
『大変ね、お仕事』と言うはづき。『でも、夢のためだから。はづきちゃんだって頑張ってるじゃない』と返すおんぷ。
え?なはづきにカレン女学院を合格した事を指摘。
『あ、うん、でも・・・』と言うはづき。
『おめでとう!』と何か言いたそうな彼女を無理矢理祝って走っていくおんぷ。
はづきは『あ、私・・・』と何か言いたそうだったが、おんぷは車で去っていく。
バイバイと見送るどれみ達。暫し間を置いて、私もお稽古だからと皆に言うはづき。
MAHO堂も雪景色。
どれみを呼ぶハナちゃん。『うん、後で』と返すどれみ。
『大丈夫かな~?』と心配するあいこ。『何が?』なハナちゃんに『はづきちゃん』と答えるももこ。
そう言えば元気無かったと気付くハナちゃん。
ここで、はづきは玉木と一緒の学校にテスト受けて合格したんでしょ?と質問。認めるあいこ。
続けて、はづきはカレン女学院に行くんだねと聞くハナちゃん。『うーん・・・どうだろ?』なももこ。
?なハナちゃん。試験を受けたのはカレン女学院に行きたいからじゃないのかと不思議そう。
『それはやな・・・』と返答に詰まるあいこ。
『じゃあ、はづきはカレン女学院に行かないんだね?』と聞くハナちゃん。
行きたい学校の試験に受かったのにどうして元気無いのかとまた不思議に思う。
ハナちゃんがお喋りなのを考えてか、言うに言えないあいもも。
『あ、分かった! はづきが元気無いのは、このプリン食べて無いからだ!』と言う結論を出すハナちゃん。
座りズッコケによりプリンが顔面で潰れるあいもも。『なんじゃそれ~』と言うももこ。
機織り中のどれみ。
夜の藤原家。バイオリン演奏中。途中で止めて横を見る。
『藤原はづき殿。カレン女学院、入学申込書』と言うはづき。
その視線の先には入学手続きの手引き、合格通知書、誓約書があったり。
廊下をゴミ箱を抱えて歩いているはづき。前からどれももが来ている事に気付いた。
うろたえるはづき。左右を見回した後、ゴミ箱に視線を移す。
自分が持ってるゴミ箱に隠れながら、最寄の教室に逃げ込むはづき。周りから怪しまれてたりする。
今日寒いよねとか言ってるももこ。同意するどれみの両名通過。肝心のどれももには気付かれなかった。
『どうして会いたくない時に会っちゃうのかしら・・・』と言うはづき。
そう言った後
『会いたくない・・・どれみちゃんに・・・。どうしちゃったんだろう、私・・・』
自分で会いたくないの件にショックを受ける。後ろめたいのか横目。
音楽室でフレンズの練習をしているどれみ達。何かに気付くどれみ。はづきは1人背を向け演奏中。
他の面々は気付かずに演奏中。
どれみも演奏に戻るが、途中でバイオリンの音色が止まったので一同の視線がはづきに。謝るはづき。
『こら~、はづき~!』と怒るハナちゃん。
『うふ。なんか今日私とちってばっかり。失敗失敗。うふふ』と自分の頭を軽く小突いて頬を掻くはづき。
『どんまいどんまい。調子の悪い時は誰だってあるよ』と励ますどれみ。
ももこも合わせたのは今日が初めてだしと同意。
そうは言いつつ、どれみははづきを気にする。
そろそろMAHO堂に行かないとマジョリカにどやされると言うあいこ。
下校。
昨日、知り合いのミュージシャンにフレンズの楽譜を見せたら驚いていたと言うおんぷ。とっても良い曲だと言う意味で。
ももこも『すっごく気持ちが伝わってくるって言うか』と評する。
やっぱ、はづきって才能あるんやなと思うあいこ。
はづきに才能があるなんて、あたしは昔から知ってたとか言い出すどれみ。
『ね、はづきちゃん?』と同意を求められ顔をあげるはづき。
昔から知ってた件を疑うあいこ。『ホンマホンマ』と返すどれみ。笑う一同。
一方のはづきは目を小さく動かしながらじーっと見ているだけ。
ここでアイキャッチ。
この日も雪。
登校してきたはづき。手は霜焼けなのか真っ赤である。擦ってると関先生に呼ばれる。
今日の放課後、指導室に顔出して欲しいそうで。じっと、関先生が居たところを見つめているはづき。
そして放課後の指導室。
カレン女学院の入学届、出してないのははづきだけとのこと。どうしたのか聞く関先生。謝るはづきになるべく早く頼むと言う。
はづきは『関先生、実は・・・』と今回の一件を相談しようとした様だが、肝心の関先生は鼻歌。
『お前が作ったんだって?』と聞く関先生。認めるはづき。
『あそこは音楽の勉強にはもってこいだ。有名な音楽家を何人も出しているからね~』と話す関先生。
え?なはづきにカレン女学院の事と言う。
そして、バイオリニストになるのがお前の夢なんだろと指摘。
『あたしの夢・・・』と呟くはづき。外を見る。
『今から楽しみだね~。バイオリニストになったら演奏会に呼んでくれよ』と言う関先生。
返事が無いのではづきの方を見る。
『そうだった・・・あたし、バイオリニストになりたくて』と言い出すはづき。はぁ?な関先生。
『失礼します』と関先生に頭を下げてはづきは退室。知る由も無い関先生は『なんなんだアイツ?』状態。
CG廊下を走りながら
『分かった。自分の本当の気持ち。私が行きたいのはカレン女学院。なのに、どうして美空中って書いたんだろ・・・。
言わなきゃ。どれみちゃんに本当の気持ちを』
だが、そんなはづきの脳裏に美空中じゃない事にショックを受けるどれみの姿。自分が嘘つきとまで罵られるイメージが・・・。
さすがに走りが止まるはづき。決断しきれないのか苦しそうな表情。止まった場所は丁度階段のところだったりする。
すると、下側の踊り場からどれみに呼ばれ何してるのか聞かれる。
ちょっとずつ後ずさりするはづき。『音楽室行こう。皆待ってるよ?』と言うどれみ。
あのその・・・と視線が泳ぐはづき。どれみはその手を引いていこうとする。
はづきの手を握ったどれみは冷たいと気付く。
そして、ダメじゃんと言う。その心はバイオリニストは手を大事にしなきゃ・・・と言う意味。
はづきの右手を自分の両手で擦るどれみ。
何も言えないはづき。『こっちの手もと』と言われ左手も差し出す。
『暖かい・・・』と言うはづき。『でしょ?』などれみ。
気を取り直して『行こ!』と連れて行こうとする。どれみの名を呼ぶはづき。
どれみにカレン女学院の事を話そうとするが、やっぱり先のイメージが頭から離れない。
結局『なんでもない』と言ってしまうはづき。先に行く様にお願い。
『変なはづきちゃん。じゃあ待ってるよ!』と走っていくどれみ。
フレンズの音色が響く中、はづきは階段の手すりに凭れ俯く。辛そうな表情。
場面は音楽室前へ。
自分のパートを失敗して謝るはづき。『どんまい×2』と励ますどれみ。『じゃあもう1回』と仕切りなおすハナちゃん。
次はフレンズの楽譜のアップ。
また失敗して謝るはづき。やや困りだす一同。気を取り直し『どんまい、はづきちゃん』と励ますどれみ。『もう1回やるよ』と言うハナちゃん。
次は時計のアップ。
はづき、3度目の失敗。さすがに言葉が出ない一同。
下校。
あいこ・おんぷ・ももこが先行。はづきが1人。その後をハナちゃんとどれみが歩いている。
『ダメだったね』とももこ、『ええとこまで行くねんけどな』とあいこが言う。
『はづき、失敗多いよ! もっと集中しないと!』と指摘するハナちゃん。
『そうね。ごめんなさい』と謝るはづき。どんまいと励ますどれみに
『どれみもだよ! はづきの次に失敗多いじゃん』と指摘するハナちゃん。やっぱり?と謝るどれみ。
そんな2人のやり取りを背景に
『はづきちゃん、思い切って言うたらええのに』とあいこ。
『でも、はづきちゃんだから・・・。どうする? あたし達から』とももこ。
『もう少し様子を見ましょう。どうしても言えない様なら、あたし達が』とおんぷが言う。
同意を求められ、小さい声で頷くあいもも。
MAHO堂。ゆきだるまが出来てたりする。
あいこ達と仲良く機織りしているどれみ。2階からそれを見て顔を背けるはづき。
少し手元を動かした後、また自分を軽く拳骨。
すると、ハナちゃんに呼ばれる。プリンを差し出してきた。
驚いた様子のはづきに『何で元気でないのかは分かんないけど大丈夫! これ食べれば元気出るから!』
と言うハナちゃん。
ちょっと考えたような表情のはづき。召し上がれと言われ食べる。
食べた後、涙を浮かべ『美味しい・・・』と言うはづき。
夜の美空町は大雪。
あいこはキッチンにて幸治パパと、ももこは引越し支度中の家でみのりママと、おんぷは楽屋にて1人で練習中。
はづきは月明かりの中、1人で。また途中で演奏を止めて楽譜を見つめる。
『この曲は、本当は、どれみちゃんと一緒に演奏したかったんだ』と思うはづき。
楽譜を見て、何かを考えていたどれみは目を開いた後、顔を上げる。そして、楽譜をピアノに置く。
夜、大空の美空町に場面が移ったところで
『はづきちゃんらしいな、この曲・・・』と言うどれみの声。
朝、髪を結いメガネをかけて支度をするはづき。目を閉じたままだったが開く。
そして登校中。曲がり角にてどれみと遭遇。挨拶するどれみ。
どれみの名を呼び、暫くして
『聞いて、私、どれみちゃんに言わなきゃいけないことがあるの。実は・・・実は・・・』
と言うはづき。また、視線が左に2回・右に1回泳ぐ。
『はづきちゃん、カレン女学院に行きたいんでしょ?』と聞いてくる。
まさかの言葉にえ?なはづき。
『そうだよね』と言うどれみに『知ってたの?』と問う。『薄々ね』と返してくるどれみ。それを聞いて俯くはづき。
『これ、カレン女学院の入学届・・・自分で書いたの』と実物を見せる。
続けて『どれみちゃん、私、カレン女学院に行くわ』と言う。
それを聞いたどれみは閉じていた目を開く。視線は下向き、悲しそうな表情である。
またも罵られるイメージが脳裏を過ぎる。だが、今回は悲しそうな表情を見せつつも乗り越えて
『バイオリンを始めた時、ホントは余り好きじゃなかった。ママに言われて仕方なく習ってた。嫌で嫌で、なんでこんなこと始めたんだろうって思ってたの』
と言うはづき。
続けて
『でも、ほら・・・あの幼稚園でケンカしたどれみちゃんとバイオリンで仲直りした、あの時なの』
と言うはづき。
♯19話で明かされた幼稚園時代の仲直りの話。その書き直しバージョン。書き直しだけあってさすがに綺麗。
『あの時初めて、バイオリンが好きになった』と告白するはづき。
『私、本気でバイオリンの勉強がしたい。カレン女学院で本格的に。バイオリニストになりたいから・・・。
でも、カレン女学院に行ったら、どれみちゃんと離れ離れになるし。もう今みたいにはできないと思うと中々言い出せなくて』
と涙目ですすり泣く。暫し間を置いて、はづきの名を呼ぶどれみ。
『学校が別々だって、きっと、はづきちゃんの事、手に取るみたいに分かるよ』
と言う。この一言は驚いてあんぐりするしか無いはづき。そして、先日みたくはづきの手を擦ってあげる。
『まだ、言ってなかったよね。合格・・・おめでとう』と祝うどれみ。
親友からの暖かい言葉に涙を浮かべ俯くはづき。メガネに涙が落ちる。
『どれみちゃん・・・ありがとう。ごめんね!』
と抱きつくはづき。上下に揺れるはづき。大泣きである。どれみも揺れているので恐らく・・・。
どれみの手に取る様に分かる発言からかかっているBGMは実はどれみ達5人の演奏だったりする。
最早、失敗する道理が無いはづき。華麗なる演奏。ピアノを弾くどれみ、ギターを弾くももこ。
ピアノだけだった音楽室背景にどれみ、はづき、ももこと増えていく。
フルートを吹くおんぷ、ハーモニカを吹くあいこ。
あいおんも揃い、音楽室はおジャ魔女の5人が揃う。
んで、もう1人はと言うとやっぱり指揮中。でも、今回はマジメにやってたり。
お互いを見ていたりするどれみとはづき。
昔の幼稚園のカット。
楽譜のFriendsの文字がアップになったところで白くフェードアウトして
~おしまい~
第50話『さよなら、おジャ魔女』
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