（２００３年１月１９日放送）
脚本：栗山緑 演出：岩井隆央 作画監督：桑原幹根
脅迫
キャラの〆話第４弾。
今回は魔女界の面々とハナちゃん。
長らく伏せられていた女王様の正体が判明する話。
管理人はゆき先生と女王様が大好きなので撮影しまくり。
久しぶりの１５０枚。
最終回では当然のこと、物語として重要である
この回の作画が馬越さんに一番似てる気がする桑原さんだったのは良い事だと思ったり。
（ゆき先生ファンとしては嬉しい限り）
収録ＤＶＤ
（４９、５１話同時収録）
アバンタイトル
『私たち、今日から魔女になります！』と振り返りながら言うどれみ達。
掌の水晶玉が輝くなり魔女衣装になる６人。妖精達もララサイズに。
喜ぶどれみ達。祝う妖精達。
ぺちゃくちゃ話しながらＭＡＨＯ堂に来たどれみ達。すると、はづきが何かに気付く。
どうしたのか聞くおんぷ。『お店の看板が・・・』と言うはづき。ＭＡＨＯ堂の看板が無いのだ。
気付いた６人は慌てて店の中へ。
で、サブタイトル。
店の中はダンボールの山。６人は降りる為に早速迂回する。
マジョリカ、キョロキョロしつつサンバの仮面をいるもののダンボールに入れる。
でも、ララに『マジョリカ～！ もうすぐ元の姿に戻るんだから、コレは要らないでしょ？』とゴミのダンボールに入れられる。
アーーーー顔のマジョリカ。
『じゃあこれは？』とハナちゃんが作ったカーネーションを出す。
『あぁん！ それはハナちゃんがプレゼントしてくれたカーネーションですもの、必要よ』と言うララ。
ハートマークで盛り上がるリカララ。怒ってた筈のマジョリカもニコニコ。意味不明である。
すると、どれみ達に声をかけられ固まる２人。どれみに何やってるのか聞かれる。
『見ての通り、引っ越すから荷物を纏めとるところじゃ』と答えるマジョリカ。引っ越す件に驚くどれみ達。
ララによると、さっきマジョリカがハナちゃんの後見人に決まったから、帰る準備をしておくようにと連絡があったとのこと。
『そっか・・・マジョリカも居なくなっちゃうんだ・・・』と悲しそうな顔のどれみ達５人。店の看板を外した理由に納得したはづき。
５人の表情を見て『どうしたんじゃ？ しんみりしおって』と言うマジョリカ。
『だってＭＡＨＯ堂には』とどれみ、『４年間一緒に過ごした思い出が一杯つまってるもの』とはづきが答える。
納得しつつも自分がハナちゃんの後見人になる以上、店は続けられないと言うマジョリカ。
引越しまでは日にちがあるんだから、そんなにしんみりしないようにとララも言う。
ここで女王様の伝言を思い出す。『伝言？』と言うおんぷ。
ララによると、魔女になるかならないかの結論を聞きたいから今夜、お城に来てとのこと。
あれから１ヶ月経った事に気付いたどれみ。
ぽっぷとドド達も連れてきてくれと言っていたと付け足すマジョリカ。『分かった、ぽっぷに言っておく』と答えるどれみ。
すると、パオちゃんがお腹を鳴らす。
ハナちゃん嬉しそうに『パオちゃん、今夜ハナちゃん達魔女になるんだよ～！』と高い高ーいをする。
『良かったパオー！』と喜ぶパオちゃん。『楽しみー』と喜んでいるハナちゃん。
そんなハナちゃんを何故か辛そうな顔で見ているどれみ達。
夕方。俯きながら無言で帰っていくどれみ、はづき、あいこ、おんぷ、ももこ。
今夜の再会を誓って５人は解散。
そして魔女界。
『魔女になるかを聞く前に、皆さんに是非お話したい事があります』と言う女王様。
顔を見合わせるどれみ達。
『実は長い間、隠し事をしていたのです』と椅子から立って降りてくる女王様。
『え、隠し事？』などれみに『そうです』と答え、顔を覆っていたベールを取る。
（右の画像にマウスポインタを乗せると・・・）
何処かで見たような顔。
あんぐりな一同。メガネをかける女王様。こーんなメガネをかけていた人がどれみ達の知り合いに居た様な。
『あ、ひょっとして・・・』と言うあいこ。ニッコリ女王様は指を鳴らして正体を現す。
（右下の画像にマウスポインタを乗せると・・・）
どれみ達が驚く、その顔はゆき先生だ。
うろたえるどれみ達。妖精やマジョリカもビックリ。『まさか女王様だったとは・・・』と言うマジョリカ。
ハナちゃん、女王様とゆき先生が病気になったのって同じ頃だったと思い出す。
頷くどれみ達。
『でも、どうして女王様が人間界に？』と問うどれみ。
姿を元に戻すゆき先生。
（画像にマウスポインタを乗せると・・・）
『私が閉ざされた魔女界と人間界の扉を開こうとしているのは、知っていますね？』と聞く女王様。
頷くどれみ達。
『その第一歩として、私は魔女の事を理解して、魔女界との架け橋になってくれる人間を探し始めたのです』と言う女王様。
『私は保険の先生となって、世界中の学校を回りました』と語る。
ＵＳＡで少年と話したり、アフリカっぽい国で野外視力検査をしたり。
『そして７年前、美空市でとある少女と出会ったのです』と言う女王様。
『え？』などれみに『どれみちゃん、貴女の事ですよ』と言う。取り乱すどれみ。
と言うのも本人曰く、女王様（この場合はゆき先生を指すと思われる）と知り合ったのは３年生の時（番組開始時）らしい。
『実は幼稚園時代に会っているのです』と言う女王様。
『は・・・幼稚園の時・・・ですか？』と聞くどれみに頷いて
『その時、どれみちゃんはイジメっ子から友達を守っていました』と説明。
当時の回想。
今も何度も訪れていた、あの公園。
どれみはななこの前に立ちはだかる。男の子が楽しそうにヘビのおもちゃを構えている。『ほらほらほら～』と迫る男の子。
泣き出すななこを『ななこちゃん、こっち』と滑り台の上に連れて行くどれみ。
追いかける男の子は滑り台に足を引っ掛けて躓く。どうも、その際に足を怪我したらしく泣きながら左足を押さえている。
『大丈夫？』と近寄ろうとするどれみを『どれみちゃん、帰ろう！』と止めようとするななこ。
でも『そうはいかないよ』と滑り台を降りるどれみ。男の子に何処を怪我したのか聞く。擦り傷の模様。
中々痛そうなので同情顔だったが、すぐに『今治してあげるね』と言うどれみ。
『チチンプイプイ、痛いの痛いの飛んでいけ！』とやるどれみ。按配を聞くがダメだった。
ならもう１度ともう１回やる。また按配を聞いてみる。
すると、男の子の返答は『あれ？ 痛くない』。
嬉しそうなどれみは『でしょ？ お母さんに教えてもらったこのお呪い、とってもよく聞くんだから～』と言う。
横から『すごいわね。まるで魔法みたい』と言うゆき先生。
『でしょ？ あたし、将来絶対魔女になるんだ！』と言うどれみ。『そう。なれるといいわね』と返すゆき先生。
回想終了。
『あの時、イジメられていたにも関わらず、男の子のケガを必死で治してあげようとしていたどれみちゃんを見て
私はこう言う子供が閉ざされていた魔女界と人間界の扉を開いてくれるのでは無いかと思ったのです』
と言う女王様。
皆がどれみに注目してる中、１人嬉しそうに『どれみ、えらい！』と褒めるハナちゃん。
本人は全然おぼえて無いらしい。
それから間もなく美空第一小学校の入学式。入学式でどれみがはしゃいでいる。関先生は何あの子？顔。ゆき先生は嬉しそう。
女王様曰く、この入学式・・・そしてマジョリカがマジョガエルにされてどれみが魔女見習いになった時は運命的な物さえ感じたらしい。
（無印１話のマジョリカがマジョガエルになるシーンの回想）
『どれみちゃんは優しさと純粋さを持ち、尚且つ魔法を信じていましたからね』と言う女王様。
そして、はづき・あいこ・おんぷが仲間に加わった時、魔女界始まって以来の魔力を持った赤ちゃんが生まれる事が分かったそうで。
（はづきとあいこは無印４話のカット。おんぷは無印５１話の呪いから目覚めるカット。ハナちゃん♯１話の誕生シーン）
それがハナちゃんの事と察したももこ。
女王様はどうしても皆にハナちゃんの母親になってもらいたかったので誕生に立ち会わせたと真相を明かす。
そうとは知らなかったどれみ達。『ほな、あれは女王様が？』と聞くあいこ。
『どうしても、あなた達にハナちゃんを育ててもらいたかったのです。何故なら私自身も人間から魔女になった母親に育てられた経験があったからです』
と理由を話す女王様。驚くどれみ達。
『とても優しい、愛情豊かな母でした』と言う女王様。
『それで・・・人間と魔女の交流を復活させようと』と納得した様子のマジョリカ。
頷く女王様。
『私の代では無理だとしても、ハナちゃんが魔女界の女王となり、人間が魔法を正しく理解し
魔女と友情で結ばれたら、どんなに素晴らしい世界が待っているか・・・。そう考えたとき、どうしても皆さんの力が必要だったのです』
と言う。
『ももちゃんをあたし達の仲間に入れて、先々代の女王様の深い悲しみを取り除かせようとしたのも、その考えがあったからですね？』
と聞くどれみ。
頷く女王様。改めて、どれみ達に魔女になるかどうかの答えを聞く。
はづき達はどれみへ視線を向け、ハナちゃんは１人だけ嬉しそう。どれみと女王様は共にマジ顔。
ハナちゃん、様子がおかしいと気付いた模様。
『考え抜いて、出した結論を言います。あたしは・・・』と言った後、はづき達に顔を向ける。
意思疎通は完璧であり皆頷く。
どれみの口から『あたし達は魔女になりません！』と言う言葉が出る。驚くハナちゃん。
ここでアイキャッチ。
うろたえるハナちゃん。
魔女になれば長生きできるし、魔法だって使い放題とメリットを説明。でも、どれみの顔はマジ顔のまま。
『ハナちゃん、よく聞いて』とハナちゃんの両肩に両手を置く。
『あたし達、魔女界で色々な魔女に出会ったよね。マジョランさんやマジョドンさん、マジョスローンさん。色んな人達から沢山の事を教わって勉強してきたよね。
確かに魔女になれば長生きもできるし、魔法が使えて便利だけど・・・あたしは人間がいい。
魔女みたいに長生きはできないけれど、経験や思い出を子供や孫に伝える事ができるじゃない？
それに魔法が無くても、夢を持ち続ければ何でも叶うと思うんだ』
と目を潤ませつつ言うどれみ。
ハナちゃんは悲しそうな顔をするが、女王様の口元はニッコリ。
『どれみちゃんならそう言うと思ってました』と言う女王様。『女王様・・・』と言うどれみ。
でも、ハナちゃんはヤダヤダと聞きいれる気は無い様で。
はづきの手を取り『はづきは魔女になるよね？』と聞く。
が、はづきも首を横に振る。
魔女見習いになった理由は麗子ママに自分の思っている事をちゃんと伝えれる様になりたかったからと説明。
同時に今はもう伝える事ができると言う。
その答えにまた悲しそうな顔のハナちゃん。
今度はあいこの手を取り、あいこにも聞いてみる。あいこも以下同文。
あいこの夢は勿論、両親の再婚。ご存知、皆のお陰で魔法を使わず再婚できた。『そやからええねん』とのこと。
でも、ハナちゃんはちっとも良くない。半泣きで『もう！』とあいこの手を離し
おんぷにも聞く。
おんぷも美保ママが果たせなかった夢を魔法を使って実現しようとしたけど今は違うと否定。
夢は自分で掴む物だって分かったとのこと。
◇
『もも、お願いだよ！』とももこの両手を握るハナちゃん。でも、ももこも首を振る。
ももこも建三パパの転勤が理由で友達と離れ離れになった時、魔女になって会いに行きたいと思った事があるらしい。
でも、どんなに離れていても友達を思う心さえあれば、友情は永遠に繋がってる事が分かったそうで。
さすがに５人連続言われては涙を浮かべ『そんな！』と言うしかないハナちゃん。
最後の望み、ぽっぷにも問うが・・・どれみがならないならあたしもなれないと涙ながらに拒否される。
『皆、ママの癖に！ ハナちゃんの事が嫌いなのっ！？』と言うハナちゃん。それは違うと言うどれみを筆頭に首を振る６人。
七夕の時にずっと居られます様にお祈りしたのにと言うハナちゃん。
『皆、大っ嫌いだぁ！』と箒で何処かへ飛んでいく。後を追おうとするどれみ達。
泣きながら魔女界を滅茶苦茶に飛行するハナちゃん。その勢いには一般魔女もビックリクリクリ。
見覚えのある入り口。泣いているハナちゃんの声。
ハナちゃんは自分が生まれた青いバラの木の近くで泣いていたり。
どれみに呼ばれ、一旦泣きが止むがすぐに『来ないで！』と叫ぶ。気持ちが分かってるだけに何も言わず止まる６人。
（画像にマウスポインタを乗せると・・・）
『ハナちゃん、こんな悲しい思いをするんなら・・・生まれてこなきゃ良かった』とまで言い出すハナちゃん。
続けて『どうして皆、もう会えなくなるのに悲しくないの？』と問う。
だが『バカ！ 悲しくない訳ないでしょ！』と叫ぶどれみ。
ルピナスの子守唄開始。
泣きながら『胸が張り裂けそうだよ・・・』と言うどれみ。涙を拭う。
『あたし達だって同じなのよ』とポロポロ涙を流すはづき。『悲しくない訳がないやろ！』とあいこも涙目で言う。
『私たちはハナちゃんのママなのよ』と唯一、どんな場面でも涙を堪えていたおんぷも涙を流している。
『I love you more than anybody else・・・（ハナちゃんのこと、誰よりも愛してるよ・・・）』と言うももこ。
（当ＨＰの閲覧者のBlack様より教えて頂きました。ありがとうございますです）
どれみは『ハナちゃん、ハナちゃんには魔女界と人間界との交流を復活させるって言う大きな目的があるよね？』と言う。
『まだ人間に対して不満を持っている魔女も沢山居ると思うの』と続くはづき。
『そんな魔女達を無くすには、ハナちゃんがこっちに居て、変えていかなアカンのとちゃう？』とあいこも続く。
（画像にマウスポインタを乗せると・・・）
『そんなの１人じゃできない、皆の力が必要だよ！』と助けを求めるハナちゃん。
『私たちは人間界を変えるわ。今の人間界には魔女や魔法の事を受け入れられる人間が少ない』と返すおんぷ。
『うん。何十年掛かるか分かんないけど、あたし達が変えていかないと』と同意するももこ。
『多分、あたし達が生きている時代では無理かも知れない。
でも、あたし達の子供や、そのまた孫の時代には魔女や魔法を素直に受け入れられる様になってるかも知れない。その日が来るまでにハナちゃんには魔女界を変えて欲しいんだ』
と言うどれみ。
『でも・・・』とまだ決断できないハナちゃん。
『ハナちゃんならできる。今まで人間界で勉強した事がきっと役に立つよ』と言うどれみ。
『ハナちゃんなら一緒に手伝ってくれるお友達もできるわ』とおんぷも続く。
『そうだよ。沢山のお友達とあたし達みたいに深い絆を作れると思う』と同意のどれみ。
『うん、ハナちゃんやったら絶対できる』とあいこ、『それにハナちゃんが正式に女王様になれば何時だって会いに来られるじゃない』とはづきも言う。
涙ながらに『そっか』と嬉しそうな顔のハナちゃん。
『それまでの辛抱だよ、ハナちゃん』とどれみに言われ涙を拭い『分かった！ ハナちゃんこっちで頑張る！』と笑顔。
『それでこそ我が娘』と褒めるどれみ。
でも『ママ～！』と我慢できなかった。ハグするどれみとハナちゃん。ハナちゃんは勿論大泣き。どれみも堪えるのに必死。
『いいハナちゃん？ 絶対立派な女王様になるんだよ？』と言うどれみ。涙ポロポロで頷くハナちゃん。
他の面々も我慢できずに２人に抱きつく。泣きまくる７人。
ルピナスの子守唄終了。
そして、城に戻ってきたどれみ達。
タップを返す前にお願いがありますと言うどれみ。マジョリカを元に戻してあげたいとのこと。
『ぬぉ～！ そうじゃ～、すっかり忘れておった～！』とはしゃぎだすマジョリカ。
了承しハナちゃんからコンパクトを拝借する女王様。コンパクトの上、手を通過させると、嵌っていたどれみの水晶玉が飛び出てきた。
嬉しそうな顔のどれみに『さぁ、戻しておあげなさい』と言う女王様。
『はい。じゃあいくよ』と言うどれみ。
早速『マジョリカよ、元の姿に戻れ！』と魔法を使うどれみ。
戻ったマジョリカ。１５秒でもなく、戻った詐欺でも無い。正真正銘元通り。
『おお！ ４年ぶりの元の姿じゃ～！』とはしゃぎまくりのマジョリカ。どれみと一緒に大喜び。他の面々も嬉しそうである。
（実際は過去話やら回想等、劇中で何度か戻ってるマジョリカ）
ここで『それでは、ハナちゃんを魔女にする儀式を行いましょう』と言う女王様。
ここで『待ってください』と言い出すはづき。どうしたのか問う女王様。
はづき＆あいこ曰く、さっき皆で話し合い自分達の水晶玉をハナちゃんにあげたいそうで。お願いしますと頭を下げる５人。
『素晴らしい考えですね』と女王様に言われ嬉しそう。
でも、『いいな～、あたしもしたいな』と羨ましがるぽっぷ。ニッコリ顔で『勿論、ぽっぷちゃんにもできますよ』と言う女王様。
嬉しそうなぽっぷに認定証を出す様に言う。『はい、女王様！』と出すぽっぷ。
女王様が指パッチンすると水晶玉に変化。
『うわぁ！ これがあたしの水晶玉か～！』と嬉しそうなぽっぷ。
先のどれみのと同じ様に他の子の水晶玉を取り出す女王様。
真顔にて『マジカルステージで１つにできます。ハナちゃんを中心に水晶玉を翳し、何時もの様に呪文を唱えなさい』と言う。頷くどれみ達。。
言われた通りの形になる７人。
『皆、最後のマジカルステージ、行くよ！』と言うどれみ。
セリフは一緒ですが、絵は違います。
（まぁ、実際は顔の部分と色を変えただけですが）
『あたし達の水晶玉よ、ハナちゃんの水晶玉と１つになれ～！』と言う６人。
これまたすんごい光り方。そして、落ち着いた後、６人から一直線の光がハナちゃんに向けて飛んでいく。
嬉しそうなハナちゃんに
『では、ハナちゃん。魔女になる儀式です。魔女になれ！と念じなさい』と言う女王様。
『ハナちゃんよ、魔女になれ！』と願うハナちゃん。
強烈な光の後、残ったのは赤ん坊のハナちゃん。『どーゆーこと？』と舌ったらずに言う。
元に戻った事に慌てるどれみ達。
恐らく１年前にかけた自分の魔法が解けて、実際の年齢に戻った・・・と推測するマジョリカ。
これじゃ卒業式出られないと半泣きなハナちゃん。
でも、女王様に『心配はいりません。卒業式までは私が戻しておきましょう』と魔法に元に戻してもらえた。
元に戻って『はぁよかった！ これで卒業式に出られる』と喜ぶハナちゃん。良かったねとどれみに言われ頷く。
だが、どれみ達の元へドド達がやってくる。
自分達が魔女で無くなればドド達と別れる事になると気付いたどれみ。涙目。
はづきも同じく・・・。妖精達の処遇と問うはづき。
マジョリン曰く、次の魔女見習いが現れるまで、この箱の中で眠ってもらうそうで。
無印時代、タップを取り出した箱である。
余り素敵な場所とは言えないので可哀想と涙を流すどれみ達。
それを聞いたハナちゃんは全員ハナちゃんの妖精にすると言い出す。魔女界の掟でそれはできませんと言うマジョリン。
『じゃあ、ハナちゃん女王様やーめた！』と言うハナちゃん。これには困るしかないマジョリン。
『それは困りますね、ハナちゃんの・・・いえ、次期女王の言う事を聞くしかありません』と言う女王様。
最初困り顔、次期女王・・・から真顔になったものの同意見だった模様。
喜んでハナちゃんにスリスリするドド達。ニッコリハナちゃん。
一安心のどれみ達。『それじゃ、皆』と言うどれみ。
コロンタップ返却。
『どれみちゃん、４年間本当にありがとう』とどれみにハグする女王様。また涙ポロポロなどれみ。
あとは『ありがとう、○○○ちゃん』をはづきからぽっぷまで繰り返す女王様。当然、全員涙涙である。
さすがに目が潤んでいる女王様。
昔のお姫様みたくドレスの裾をあげ『ありがとう、皆さん』と一礼。
そして、城の庭。元老院の面々を始めとした沢山の魔女達が居る。
『ハナちゃん、卒業式が終わったら、帰って来てくださいね』と言う女王様。
『ほーい！ 行ってくるね！』と返すハナちゃん。馬車出発。
城に向かって手を振るどれみ達。
『魔女界ともこれが最後じゃ。しっかり、目に焼き付けておけよ』と言うマジョリカ。頷く７人。
『色んな思い出をありがとう。さよなら魔女界・・・』と言うどれみ。
魔女界の城の一部である塔と魔女界の空が映ったカット
白くフェードアウトして
～おしまい～
第５１話『ありがとう！また会う日まで』
おジャ魔女どれみドッカーン！各話レビューに戻る
