(2001年7月15日放送)
脚本:大和屋暁 演出:岡佳広 作画監督:川村敏江
麦茶中毒
第3回パティシエ試験の話。
今回のお相手はマジョプリマ。
ファンの間じゃ、何故この題名なのか?と有名な話。
いやぁ、そりゃ関係ありますけど・・・^^;
まるでハマグリがメインみたいなタイトル・・・。
でも、伏線がかなり良く出来ています。
こう言う自然を背景に使う話、大好きだったり。
どれみの意外な一面が判明する話。
収録DVD
(21~22話、24話同時収録)
アバンタイトル
砂浜に座っているももこ。暑そうな顔。すると、何かを見つける。ナマコ掴んで『やっほ~、ナマコ発見!』と言うももこ。でOP。
晴れの美空町。陽炎が出ている辺り、かなり気温が高そうである。
どれみ達も暑そう。麦茶を飲んでいるどれみ。『暇だね~』と言う。
あいこ曰く売り上げが落ちているらしい。はづきによると、本日の客は3人しか来て居ないそうで。
『もしかしたら、味落ちてたりして』と言うどれみの言葉を聞いて慌てるはづきとあいこ。どれみも少し間を置いて気づく。
試食してみるが、別段味に変わりなし。ならば何故?と困る3人。
そんな事をしてると来客。喜ぶ一同だったが、来たのはももこだったり。『ごめん、ちょっと遅れちゃった』と言うももこ。
で、サブタイトル。
また麦茶を飲んでるどれみ。ももこにちゃんと時間通りに来てと言うはづき。謝るももこ。『まぁ、ええやん。どうせお客さん全然来えへんねんし』と言うあいこ。
すると、またも来客。テンション上がる4人。商品の案内をするが中年女性には客じゃないと言われる。この人の用事は手紙の配達。
それは3回目のパティシエ試験の通知。先の人は試験官のマジョプリマの侍女だったそうだ。今度はどんな試験と不安そうなはづき。心配してもしょうがないと言うどれみ。
『そうそう、とにかく当たって砕けろね~、エイエイオ~!』と言うももこ。砕けたらマズイとツッコミを入れるはづき。同意のどれみとあいこ。
で、魔女界へ出発。マジョリカによるとマジョプリマは有名な女優と言うはづき。どんな人か気にするおんぷ。女優さんだから綺麗と思うどれみ。
とにかく当たって砕けろと言うももこにまたツッコミを入れるはづき。『分かってる分かってる』と言うももこ。『砕けないよう頑張ろう!』とか言ってると
大きな屋敷を発見。侍女に暫くお待ちくださいと言われ待つどれみ達。物珍しいのか楽しそう。外を見て楽しそうなどれみ。
が、イライラモード。と言うのもあれから2時間ほど音沙汰なし。ここでおんぷが痺れを切らしこっちから乗り込むと言い出す。
忙しいチャイドルの自分をこんなに待たせた事にご立腹の様子。当たって砕けろ(?)と勘違いしておんぷについて行くももこ。冷静にする様に言うはづき。
んで、ドアを開けると、少し先の机に座ってる女の人が居たり。しんどそうにコーヒーを飲む女性。
『あなたがマジョプリマね?』と言うおんぷに『あなた達、どなた?』と聞いてくるマジョプリマ。呼んでおいてこの扱いな事に怒るどれみ達。
イライラ顔の5人。で、どれみはコーヒーを飲むが苦さのあまり吹き出す。大人がコーヒー飲むが不思議らしい。
『魔女見習いのパティシエ試験ね~、そう言えばそんな約束してたかも知れないわね』と言うマジョプリマ。
ムッとする5人を代表して『かもじゃないって!』と言うどれみ。と、ここでちょっと待っててと言われる。何処へと問うはづきに着替えと答えるマジョプリマ。
が、またここから2時間は経ってるそうだ。また寝てるのでは?と言うあいこ。遂におんぷがキレた!
いくら、女優だからってやっていい事と悪い事があるとのこと。確かに。冷静になる様言うはづき。
が、戻ってきたマジョプリマを見て唖然。と言うのも、さっきの寝惚すけ顔の人とは思えない程の美人。
おんぷも驚いていたが、そんな自分に気づいて『化けたわね・・・』とボソっ。
どれみがコーヒーに砂糖を入れまくる中、試験の話をするはづき。何を作れば良いか聞く。マジョプリマの返答『わかんな~い』。ズッコケる5人。
何時もそうだが最近、特に食欲が湧かないそうで。その程は食べたい物を聞かれても食べたくないと答えるほど。
当然、何をすれば良いか分からないと困るはづき。ちゃんと問題を出してと要求するどれみ。一応分かってる様で雑誌を見だすマジョプリマ。
雑誌のオーブン、日差し、砂糖を見て即興でオーブンを使った季節に合った食欲の無い人にも美味しく食べられるあまり甘くないお菓子を思いつくマジョプリマ。
『こんなんでどう?』とか言ってくる。即興と言う事に気づいてたらしく唖然などれみ達。
それをOKと取ったらしく、そんな感じでお願いと言うマジョプリマ。席を立つ。『あの?』と言うどれみにこれから舞台の仕事があると言うマジョプリマ。
そんな訳で試験実施は1週間後と言う事に。『楽しみにしてるから頑張ってね~』と去っていくマジョプリマ。
何もかも規格外だったので呆然の5人。今までにないタイプの魔女と言うおんぷ。当てずっぽうとは言え無茶な問題と言うはづき。
でも、どれみは1週間も考える時間があるとポジティブ。『そうそう、当たって砕けろ!』なももこ。4人から一斉にツッコミが入る。
解答考察中の4人。どれみは麦茶を入れてる最中。オーブンを使うと言う事はケーキやクッキーかと考えるももこ。
が、おんぷの指摘で季節に合ったと言う件に引っかかると言う事で却下。確かにケーキもクッキーも夏のお菓子ではない。
季節の果物を使えと言う事かと考えるあいこ。でも、夏は果物と言うよりアイスやシャーベットでは?と言うはづきの指摘でコレも却下。
カキ氷も良いと言うももこ。が、どれみからオーブンを使わないと冷静なツッコミ。当然、却下である。
他はともかくオーブンがかなりキツイ条件。『悩んでる様じゃな』とマジョリカ登場。
と、ここでララからマジョプリマの事を調べて見たらと提案。乗るどれみ。はづきも好みが分かれば何を作れば良いか分かるかもしれないと言う。
んで、夜。試行錯誤中のはづきとあいこ。すると、どれみ、おんぷ、ももこ帰宅。偵察の首尾を聞くはづきとあいこ。
『分かったと言うか分かりたくなかったと言うか』と答えるどれみ。『良い舞台だった』とボソッと言うおんぷ
?なももこに慌てて『じゃなくて、その。さすが女優って感じだったわ!』と余裕顔を作って言うおんぷ。???状態のはづきとあいこ。
マジョプリマは本当に低血圧で朝は絶対に食べないそうだ。昼も栄養剤やビタミン剤が主食で忙しい時は夜も食べないで平気との事。
食べないで平気なのかと不思議そうなあいこ。『女優だからね。美容や体型を気にしているうちにそんな食生活になっちゃったみたいよ』と言うおんぷ。
ももこによると、基本的に甘い物は食べないそうだ。ガックシの一同。食べたくない人に美味しいと言わせるのは大変と言うあいこ。
『ねぇ、どうするの? どうしよう・・・どうするの~!?』とパニックはづき。
ウダウダ言っててもしょうがないから頑張ろうと言うどれみ。と言う訳で色々やってみる。
が、出来ないのでうろたえるはづき。焦ってもどうにもならないと言うあいこ。
でも、試験は明日なのに、何のアイディアも無いのに落ち着いて居られるのかと言うのがはづきの言い分。それはそうと同意するあいこ。
こう言う時は当たって砕けろとか言い出すももこ。当然、何の解決にもならない^^;
ここでどれみが『大変だよ、皆!』と言う。どうしたのか聞くおんぷ。何か分かったのかと思うあいこ。
どれみの言い分:麦茶が無くなった
ズッコケた後、ムッとする一同。
と、ももこが自分が買ってくると言い出す。?なあいこ。で、はづきも誘うももこ。帰路。ももこは寄り道を提案。本人曰く、たまには息抜きも必要とのこと。
ここでアイキャッチ。
生地を作っているあいこ。2人の帰りが遅いと思って何してるのか気になる様子。
おんぷによると買いに行ったのは麦茶だけ。『麦茶が無いと死んでしまう~』と言うどれみ。
その頃、砂浜に居たりする2人。『気持ちいい。素敵ね、こんな場所があるなんて知らなかった』と言うはづき。
『ここ、私の秘密の場所なんだ。でも、これからは2人の秘密だね』と言うももこ。うふふふと笑うはづき。
小鳥の気持ち開始。
砂浜にははづきとももこのソックスと靴が置いてあったり。持ち主はと言うと浅瀬で海水の掛け合いをしてたりする。
で、砂浜で砂抜きもしてたり。結果ははづきの負け。笑うももこ。悔しそうなはづきだったが笑い出す。
海に来ると、何でこんな気持ちになるのかと思うはづき。『うん分かる。何となく解放感』と言うももこ。
『不思議ね~、後で後悔するの分かってるのに、どうして靴下脱いで海に入っちゃうのかしら?』と言うはづき。
『そうそう、後で靴下の中に砂が入ったり、足の裏についた砂を落とすのが大変なの』と言うももこ。はづきの落としても落としてもついて来ると言う件で笑う2人。
どれみがきっと待ってると言うももこ。『そうね』なはづき。思い出したのか帰ることにした2人。足の砂を落とす。
小鳥の気持ち終了。
で、足の砂を落としてるとももこが何かを発見。『わっほー、ハマグリ発見!』と言うももこ。???なはづき。
で、はづきに見せて焼くか質問。こんな感じで。が、何か思いついたはづき。近くに落ちていた海草を拾って、中に入れパクパクさせる。?なももこ。
で、どれみは魔法で麦茶を出してたりする。
当然、これには唖然のMAHO堂の面々。マジョリカに怒鳴られる。『何だよ、マジョリカ~?』などれみを
しょうもない事に魔法を使うなと怒鳴るあいこ。マジョリカからも何年見習いやってると言われ、おジャ魔女とも言われる。悪かったと謝るどれみ。
皆の分の麦茶を魔法で出そうとする。
!?
な4名。そう言う事じゃない!と言う。よく分かってないどれみに魔法の素がもったいないと言ってると言うおんぷ。
で、はづきとももこがようやく帰還。嬉しそうなどれみ。『イェーイ』とピースでご機嫌のはづきとももこ。
そのテンションに???な5人。3人の前でハマグリを見せるももこ、パクパクするはづき。余計に???な5人。
で、???な5人を余所にはづきとももこは調理開始。何するつもりと思うララ。あいこ曰く、ももこがやってるのはクッキーの生地。
ももこはヒントはハマグリと言われ『ハマグリ?』な5人。生地をオーブンに入れるももこ。はづきも冷蔵庫にボールを入れる。ニヤつくはづきとももこ。
できたクッキーにはづきが作ったと思われるアイスを挟む。んで、仕上げの魔法の素で『食欲が無い人でも美味しく食べられます様に』と願った後、完成!
ももこがハマグリと見つけた時に思いついたと言うはづき。『アイスクリームをクッキーで挟んだクッキーアイスクリーム』と言うももこ。
で、試食してもらう。大好評。オーブンを使って季節に合ったもクリアである。が、マジョリカとララから一つ指摘。そう甘いのだ。
マジョプリマが気に入るか分からないと言うおんぷ。と、ここでどれみが何かを思いついた。
どれみ達、『失礼します』と入場。朝のコーヒータイム中のマジョプリマ、どれみ達の方を向く侍女。あいこの手には大きなケース。
試食のお菓子を持ってきたから食べて下さいと言うどれみとはづき。『あの~、私まだ寝起きなんですけど~?』と言うマジョプリマ。ムッとする5人。
『こんな時間に持ってこられても食欲無いわよ~。如何にももたれそう』と言うマジョプリマ。
こうなったらと無理矢理準備を始める5人。ももこが机の上の物をどけ、どれみがシーツをひき、あいこがあのクッキーを出してくる。『うぇ~』と嫌そうなマジョプリマ。
と言う訳で『召し上がれ』と言う5人。嫌そうなマジョプリマだったが匂いに反応したのか表情が変わる。
マジョプリマの手に取ったり、匂いを嗅いだり等の一連の行動にドキドキしたり、落ち込んだりなどれみ達。
で、食べたので驚くどれみ達。『あら、これ美味しいわ』と言うマジョプリマ。
喜ぶどれみ達。それが自分達の答えと言うはづき。
オーブンを使って季節に合った食欲の無い人にも食べられるあまり甘くないお菓子こと コーヒー味のクッキーアイスクリームである。
『はぁ』と言うマジョプリマにどうかしたか聞くはづき。『私そんな事言った?』とマジョプリマに言われズッコケるどれみ達。
『何やそれ!』と怒鳴るあいこ。『大きな声出さないで~、頭に響くわ』と返すマジョプリマ。当然、怒りは収まらない一同。
ここで急に真顔になり『どうして、どうしてあなた達そんなに一生懸命なの?』と聞くマジョプリマ。
『どうしてって・・・魔女になりたいから』と言うどれみ。笑って『そう』と言うマジョプリマ。
で、帰るどれみ達。見ているマジョプリマ。背後から女王様登場。
『どうでしたか?』と聞く女王様に『見所はあります。少々真面目過ぎるきらいはありますが、あれだけの問題に答えたのですから』と言うマジョプリマ。
合否を問う女王様に合格と答える。
その頃、クッキーアイスクリームを売り出してたりするMAHO堂。
忍び足の後、スウィートポロンを構えるどれみ。が、見つかっててあいこにまた怒られる。麦茶を出そうとしてるとバレバレ。
麦茶なら自分達が買いに行くと言うはづきとももこ。が、どれみは2人に行かせると帰ってこないと反対。
この前もそうだったと遅かった理由が気になるあいことおんぷ。2人はくすくす笑う。
『あ、やっぱり何か隠してる~』と言うどれみ。『ホンマや~』と言うあいこ。『すっごい気になる』と言うおんぷ。
『こ~ら、教えろ~』とどれみが言って逃げる2人の声が聞こえるまま、MAHO堂の全景カットから黒くフェードアウトして
~おしまい~
第24話『音楽クラブでロックンロール!?』
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