第28話『魔女幼稚園、危機いっぱつ!』
(2001年8月19日放送)
脚本:栗山緑 演出:矢部明則 作画監督:川村敏江

でももタコも無い

魔女幼稚園の全貌が見れる話。
ポンピー、ハナちゃんファンにはたまらない話。
居るのか知りませんが。
(少なくとも管理人はポンとピーが結構好きだったり)
なんと、おジャ魔女サイドはどれみしか出ないと言う異質の話。
しかも、Aパートはほんのちょっとだけ、Bパートも少しだけと完全に脇役扱い。
しかもバンクすら無く、魔法も出ないと言う。

収録DVD

(25~27話同時収録)

アバンタイトル

でんぐり返しをしながらポンピーや他の園児達の前を通過していくハナちゃん。
『ハナちゃんスゴ~イ!』と言うマジョポンと『でも・・・』と心配そうなマジョピー。『あ~』と言う一同。ハナちゃん目を回してフラフラ。ハナちゃんのアップでOP。

魔女幼稚園。鐘を鳴らしながら園児達を起こしに来るマジョポンとマジョピー。起きたら洋服に着替えるそうで。指を鳴らす2人。


すると、皆の寝床に服が現れる。起きてきたハナちゃん、服を着用。オヤジーデも起こしに来る。
赤ちゃんの癖に可愛くないと怒りながらテキパキを起こすが、毛布を剥いでみると居なかったり。驚くオヤジーデ。
が、ハナちゃんに毛布の裏にくっついていると教えてもらう。『起きなさ~い』と怒鳴るが、その声に驚いたのか皆泣き出してしまう。
マジョポンにそんな大声出さないでと叱られる。謝るオヤジーデ。爆笑ハナちゃん。『ハナちゃん笑いすぎです』と言うオヤジーデ。

で、サブタイトル。


歯磨き中の園児達。が、テキだけやってなかったり。で、そのまま歯ブラシを口の中へ。それを見ていたオヤジーデに歯磨き粉をつけないとダメと言われる。
アカンベーをするテキに『何がベーですか!』と怒った後、チューブを取り出し歯磨き粉を付ける様に言う。
だが、歯磨き粉を顔にかけられる始末。困るオヤジーデをよそに楽しそうなテキ。
マジョポンが怒りにくるが、テキはマジョポンにも歯磨き粉を飛ばす。マジョポンも困る。


楽しそうなテキだったがハナちゃんにチューブをヘビに変えられて思わず投げてしまう。落ちたヘビはチューブに戻る。『ハナちゃんナイス』と言うオヤジーデ。ニッコリなハナちゃん。

んで、朝食タイム。


ニンジンを残すハナちゃん。それに気付いたマジョポンはニンジンは体に良いから食べる様に勧める。
ハナちゃんはそっぽ向くが、マジョポンに叱られて泣き出す。泣いても許さないと言うマジョポン。が、オヤジーデ曰く頭ごなしに叱ってもダメとのこと。
ここは自分に任せてとかつてのマスコット風に変身。ハナちゃんにニンジンを食べさせようとするがそっぽ向かれる。
それどころか魔法でニンジンをロケットに変えられ後を追われてしまう。驚いてるマジョポン、マジョピーは止める様に言うが

魔法でニンジンロケットを2機作るハナちゃん。つまりはこう言う事である。追い回されるオヤジーデとポンピー。笑う園児達。

その騒ぎを聞いてやってきたマジョミラーが魔法でニンジンロケットを消す。一息ついてハナちゃんを怒るマジョポンとマジョピー。だが、当の本人はベロを出して全く悪びれる様子無し。


魔女幼稚園の外。スルメ子からアタリメ子を預かるマジョピー。幼稚園にアタリメ子と一緒に向かう。
アタリメ子を心配して『アタリメ子ちゃん、気をつけるんだタコ。良い子で遊ぶんだタコ』と付いてくる八太郎。
『お父さん。大丈夫ですから園内までついてこないで下さい』とマジョピーに言われる。玄関までと食い下がる八太郎。
でも、マジョピー曰く他の子供達はようやくママの事を忘れて生活する様になっているので、居ると今までの努力が台無しになるとのこと。
謝った後、一人前の魔女になるのも大変と実感する八太郎。規則だから仕方無いとアタリメ子と一緒に幼稚園に戻っていくマジョピー。アタリメ子を見送りながら泣き出す八太郎。
スルメ子に毎朝泣かないでと言われる。『そんな事言ったって・・・スルメ子ちゃん少し冷たくなったタコタコ』と言う八太郎。
スルメ子に夕方になれば会えると言われ、仕事に行こうと勧められる。
すると、今日から幼稚園の前でたこ焼きを焼くと言い出す八太郎。でも、スルメ子にいい加減にしなさいと叱られる。人通りが無いから商売にならないと指摘も受ける。
『でも・・・』と言って『でももタコも無いわ。さぁ、何時ものお城の池の前に行きましょう』とスルメ子に言われる八太郎。
と言う訳でスルメ子に口を持たれて強制連行される。『痛いタコ、女は結婚すると強くなるタコ~』と言う八太郎。


んで、魔女幼稚園の園長室。近くに用事で来たからハナちゃんの様子が気になったと言うマジョハート。
心配無いと言うマジョミラー、ハナちゃんは園長就任以来最高の一歳児だそうだ。『』と嬉しそうなマジョハート。
マジョミラーによるとハナちゃんの魔力は既にポンピーより上らしい。おイタが度を越す事はあるが友達思いで良い子と評する。が、ニンジン嫌いが玉に瑕とのこと。
自分も子供の頃は嫌いだったと言うマジョハート。マジョミラーもそうだったらしい。
ここでハナちゃんの生活ぶりを見ていくかと勧めるマジョミラー。見せてもらう事にしたマジョハート。



寝ているオヤジーデをスケッチ中の園児達。だが、テキとテキパキは魔法を使ってクレヨン積み木をしていたり。
当然、マジョポンに見つかる。遊んで描きなさいと注意され、クレヨン積み木はマジョポンに崩される。
不満そうなテキとテキパキだったが、ちゃんと描かないとおやつ抜きと言われ必死に描き出す。

アタリメ子。上手とマジョポン先生に褒められる。ハナちゃんも拍手。嬉しそうなアタリメ子。不満そうなテキとテキパキ。

と、ここでマジョハートとマジョミラー登場。久しぶりの対面と言う事でマジョハートに寄ってくるマジョポンとマジョピー。『お久しぶりです』と言うマジョポン。
『元気にやってるみたいだね。こっちの仕事にも慣れたかい?』と聞くマジョハート。『はい』と答えるポンピー。


すると、ここでテキとテキパキがまたも何かを思いつく。魔法でクレヨンを操りアタリメ子の絵を滅茶苦茶にする。泣き出すアタリメ子。

泣き声に気付いたマジョハートと職員一同。落書きは絵に止まらず園児の顔にまでエスカレート。泣き出す園児達。
最初は何か気付かなかったらしいが顔の落書きの一件でテキとテキパキの仕業と気付いたポンとピーが助けに行こうとするがマジョハートからストップが入る。


園児達を後ろにテキとテキパキを少々怒り顔で見つめるハナちゃん。テキとテキパキ、魔法でクレヨンロケットをハナちゃんに仕向ける。
が、ハナちゃんに魔法でクレヨンロケットを返される。余裕で魔法でハナちゃんに返すつもりだったテキとテキパキだが
ハナちゃんの魔法が強力なのか自分達のところに向かって飛んで来たので、慌ててオヤジーデが座っている・・・と言うか寝ている椅子の下に隠れる。
が、ハナちゃんは魔法でクレヨンをピコピコハンマーに変えて椅子をどける。つまりはオヤジーデの下敷きになるテキとテキパキ。
謝る2人。『どうなってるんですか?』と言うオヤジーデ。

拍手する園児一同。で、ハナちゃんは魔法で落書きを消す。ハナちゃんにお礼を言うアタリメ子。他の皆もお願いする。皆の落書きを消してあげるハナちゃん。
それを見てリーダーとしての才能もありそうと言うマジョハート。同意しながら、さすが女王様が次期女王候補として期待してることはあると言うマジョミラー。


そんなこんなで昼食タイム。ハンバーグステーキと聞いて嬉しそうな園児達。魔法で園児達に配膳するポンピー。
自分のところにも来てビックリのマジョハート。マジョミラー曰く、ハナちゃん達がどんな物を食べてるか味見していってとのこと。
『じゃ、頂きます』と嬉しそうに頂くマジョハート。中々美味しいそうで。ニッコリマジョミラー。


ハナちゃんハンバーグステーキを食べてウットリ。だが、またニンジンが残ってしまったり。
で、横に目をやるとまだスプーンにハンバーグステーキが残っているテキとテキパキの姿が。
魔法で自分のニンジンと2人のハンバーグステーキを取り替えるハナちゃん。すぐにハナちゃんの仕業と気付いた2人。だが、ハナちゃん食べる。ショックを受ける2人。


見ていたマジョハートとマジョミラーも唖然。泣き出すテキとテキパキ。
どうしたのか聞くポン。ハナちゃんを指差すテキとテキパキ。ハナちゃんが何かやったのかと聞くマジョピー。頷く2人。ハナちゃんに何やったのか聞くマジョポンだがハナちゃんは知らん顔。
マジョミラーから2人のステーキを食べてしまったと聞いて怒るポンピー。ご不満なハナちゃん。プップのプー。『まったく誰に似たのやら』と呆れ顔で言うマジョハート。

クシャミするハナちゃんが似た人。ステーキ食べてる夢を見てたので目が覚めた事に不満らしい。続きを見ようとまた寝る。Aパートの出番これだけw

ここでアイキャッチ。



皆寝ている中、1人だけ寝付けないハナちゃん。寝ているマジョポンを起こす。
マジョピーにどうしたのか聞かれ、マジョポンに昼寝できないのか聞かれる。頷くハナちゃん、歌ってとお願い。


子守唄を歌ってと察したマジョピー。ハナちゃんはマジョポンの膝の上へ。『ねんねん~ころりよ~♪』と早速歌う。
暫く大人しくしていたハナちゃんだが気に召さない様で嫌がる。この歌じゃないと分かったのか違う歌を持ってくるがこれも違うらしくとうとう泣き出すハナちゃん。
他の子が起きちゃうと言うマジョピー。2人とも困り顔。


と、ここでオヤジーデからハナちゃんはそんな子守唄ではダメとアドバイスが入る。自分に任せてとピアノを弾き出すオヤジーデ。
ハナちゃんも静かになり間もなく寝だした。それを見て『オヤジーデ、大したものだね』と言うマジョハート。本人曰く掃除大臣で終わる様な魔法使いでは無いとの事。


で、プールタイム。足で水を突きながら嫌そうなテキとテキパキ。怖がってたら何時まで経っても泳げないと言う事でポンピーに水中へと強制連行される2人。が、嫌がって逃げる。
困るポンピー。うって変わってアタリメ子の泳ぎを褒めるオヤジーデ。それを見てハナちゃんも浮き輪を捨て泳ぎだす。
オヤジーデ、ハナちゃんもナイスな犬掻きと褒める。泳ぐハナちゃんとアタリメ子。実力は互角の様子。


拍手するポンピー。詰まらなさそうなテキとテキパキだが何かを思いついた様子。魔法でプールの栓を抜くという暴挙に出た。


当然ながら巨大な渦巻きが発生し園児達はグルグル回りだす。驚くオヤジーデ。泣き出す園児達。
ポンピーは床に足がついている為、影響が無いので赤ちゃんを助ける。『どうしよう』と困るマジョポン。
やっちまった顔で引きつるテキとテキパキ。オヤジーデも救出作業に入る。
ここでハナちゃんが魔法で園児達をプールから救出。ハナちゃんを褒めるオヤジーデ。ニッコリハナちゃん。


さすがにマズイと思ったのか、まだ残っていたらしい赤ちゃんを救出するテキとテキパキ。が、その弾みでテキが落ちてしまう。
気付いたハナちゃんとポンピー。オヤジーデ、飛び込む。ハナちゃんは魔法でプールの栓を閉める。テキはオヤジーデが救出。


水を吐き出させた甲斐があってテキは水を出すと同時に『ママ~』と言いながら泣き出した。オヤジーデが困ってるとテキお漏らし。
困ったオヤジーデはポンピーを見るがマジョミラーに怒られる為、育ての母に会わせる事はできないと言うポンピー。それを見ていたハナちゃん、魔法で

モタを連れて来る。?なモタ。オヤジーデはモタに赤ちゃんを渡す。モタに『あら、テキちゃんどうしたの?』と聞かれプールで溺れかけたと伝えるオヤジーデ。
『まぁまぁかわいそうに。テキちゃん、ママが来たからもう大丈夫よ、よしよし』と言うモタ。
ルピナスの子守唄開始
それを見てテキパキやアタリメ子を含めた園児一同が泣き出してしまう。となれば魔法で全員の母親を召喚するハナちゃん。

これはこれで一応マズイことなので困るポンピー。だが、オヤジーデはハナちゃんを怒らないでと言う。こう言う時はママに抱っこされるのが一番だからである。
オヤジーデ曰く、1年間育てたのにママと引き離す魔女界の規則の方がおかしいとのこと。ハナちゃんを褒めるオヤジーデ。
ここで皆を見て自分もどれみが恋しくなった様で泣き出すハナちゃん。当然、自分も魔法で

どれみを呼び出す。寝ていたどれみ、起きたら空中に居てビックリ。
ルピナスの子守唄終了

状況が理解できていない。ハナちゃん、どれみに向かって走っていく。
ハナちゃんにどうなってるのか聞くどれみにハナちゃんが魔法で連れてきたと言うオヤジーデ。よく分からないがハナちゃんに会えるならOKと言うのがどれみの言い分。
再会を喜んでると急に辺りが暗くなる。


モタモタが空に浮かぶ影を発見。どれみ、すぐに先々代の女王様が居る呪いの森と気付いた。マジョミラーも『何故呪いの森が』と驚く。
一方、マジョハートは女王様にハナちゃんのイタズラの事を教えていたり。笑った後『わざわざ知らせてくれてありがとうマジョハート』と言う。
すると、マジョリンから呪いの森が出現したと聞いて驚く女王様とマジョハート。
さっそくバルコニーへと移動する3人。確かに見える。『どうしてまた』と驚く女王様。マジョハート、あの方角の向こうは魔女幼稚園と気付いた。となれば馬車の用意を命じる女王様。

月が笑う晩でも無いのにどれみを人間界に連れて来た魔力に驚く先々代の女王様。『許さん、見てるが良い』と言う。



ハナちゃんはどれみの手を離れ浮遊。
すると、呪いの森からハナちゃん目掛けてリングが飛ばされる。それが通過するとハナちゃんの体が光り、ハナちゃんは苦しそうに叫ぶ。
驚くどれみ達。すると、ハナちゃんが落ちてくる。キャッチするどれみ。声をかける。何時もの様に返事するハナちゃん。『もう、ビックリさせないでよ』と言うどれみ。
不気味に笑う先々代の女王様。ここで呪いの森は姿を消す。
『消えちゃった』と言うどれみ。『ハナの命を狙いに現れた訳では無かった様ですね』マジョミラー。

で、場所は魔女幼稚園前に変更。女王様も来ていたり。
ハナちゃんが魔法でどれみを連れて来た事を伝えるマジョミラー。『恐らく、それが原因で呪いの森が現れたんでしょう』と察する女王様。
マジョミラー『でもハナちゃんは元気ですし、ようございました』と言う。『だと良いのですが・・・』と不安を口にする女王様。
砂場で遊ぶ親子達。不安を煽るBGM。ハナちゃんのアップから白くフェードアウトして

~おしまい~

第29話『恐怖! 井戸ユウレイの呪い』
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