(2001年9月9日放送)
脚本:栗山緑 演出:岡佳広 作画監督:なかじまちゅうじ
放送できません
早速、レシピ日記活用話。
一番手はカボチャ。
使い方や新展開の説明などなど。
どれみ以外が久しぶりに母親らしさを発揮。今回はおんぷの出番。因縁のあの野菜と対決。
Oh! ヤサイ・サンバ初使用。
収録DVD
(29~30話、32話同時収録)
アバンタイトル
キャンディタワー前で話している妖精達。すると、急に大きくなるドド。
しかも『ホントどれみちゃんったら妖精使いが荒いんだよね~』と喋れる様に。驚くレレ、ミミ、ロロ、ニニも喋れる様に。驚くロロとニニのアップでOPへ。
レシピ日記があってもハナちゃんの野菜嫌いを治すのは容易い事では無いと言うマジョハート。
驚くどれみ達に『先々代女王様の魔力を甘く見てはいけない。マジョガエルの呪いを考えれば、その凄さはわかるだろ?』と言う。
納得するあいこ。ならば、ハナちゃんお野菜嫌いを治すにはどうすれば良いのか質問。
『料理をレシピの通りに作る。そこから先はハナに食べさせてやる者の愛情だ』と言うマジョロクサーヌ。
料理はレシピ通り作っても、作るものによって味は少しずつ違う。
どれみ達には1年間、ハナちゃんを育てた実績があり、魔女界では人間の母親の愛は偉大と言われている。
それにこのレシピ日記があれば完全に治せる筈とのこと。『はい』と頷く5人。
ここでどれみ達に頼みがあると言う女王様。
ハナちゃんが野菜嫌いを克服するまで先々代の女王様の目が及ばない人間界に預かって欲しいそうだ。
つまりはハナちゃんと一緒に暮らせると言う事なので嬉しそうなどれみ達。
マジョミラーから『ハナには魔女界の未来がかかっている。頼んだぞ』とハナちゃんが渡されニッコリのどれみ達。
で、サブタイトル。
レシピ日記は妖精が居なくては使えないらしい。最初のページを開く様に言うマジョロクサーヌ。
開けるとカーテンみたいな物がついた下に魔法文字がビッシリ。レシピの使い方が書いてあるのだがおんぷでも読めないらしい。
野菜嫌いを治す為のレシピの調べ方を教えると言うマジョロクサーヌ。『お願いします』と言うどれみ達。
インカムに妖精を入れて『飛んでけピュー!』と言うらしい。パトレーヌパソコンの時と一緒と思うはづきとあいこ。
そうすればレシピの中に妖精が入り取り出してきてくれるとのこと。面白そうと言うのがどれみ達の感想。
引き続き、便利な使い方を説明しようとするがマジョミラーから名前を呼ばれるマジョロクサーヌ。と言うのもどれみ達がもう帰ってしまったから。
話は済んでないと困るマジョロクサーヌだが、マジョハートはどれみ達なら心配無いと言う。女王様も頷く。
で、MAHO堂。『お前らは気楽でいいの~』と言うマジョリカ。?などれみ達に眠れぬ夜が続くと思うとウンザリするとボヤくマジョリカ。
『そんな~。ハナちゃんとってもお利口になったから夜泣きなんかしないわよね』と言うはづき。
ハナちゃんが帰ってきたのに嬉しくないみたいと不満顔のあいこ。でも、ララは素直じゃないだけだからほっておきなさいと言う。図星なのでイラッとくるマジョリカ。
マジョリカを覚束ない口調で呼ぶ声を聞いて驚くマジョリカ。『な、何じゃ~!? 今何て言ったんじゃ!? ハナ!』と言う。
マジョリカともう一度言うハナちゃん。それ聞いてすっかりご機嫌のマジョリカ。頭を撫でて褒める。
ここでハナちゃんの部屋を用意しだすマジョリカ。ニッコリのどれみ達もさすがに驚く。『ね、親バカも良いとこでしょ?』と言うララと笑うどれみ達。
両親に早速報告するどれみ。マキハタヤマリカの娘夫婦が仕事の都合でまたこっちに戻ってきたと説明。
『オーナーのおばあさんも喜んでらっしゃるんでしょうね~』と言うはるかママ。そりゃ、もう大喜びと返すどれみ。
『ハナちゃん可愛くなったんだろうな~』と想像するはるかママ。ごちそうさまと言うぽっぷに『お、今日はやけに早いな』と言う渓介パパ。
ぽっぷは学校行く前にハナちゃんの顔を見に行くつもりらしい。
ちょっと待ってと慌ててご飯を食べるどれみ。喉に詰まらせて青ざめる。ぽっぷが急かす中、水を飲んで助かったどれみ。
『先行くよ~』と言うぽっぷの後を『ごちそうさま、いってきま~す』と追っていくどれみ。呆気にとられながら『いってらっしゃい』と言う渓介パパとはるかママ。
どれみ、MAHO堂に到着。他の面々はもう来ていたり。裏から来るなりハナちゃんに挨拶するぽっぷ。挨拶ができる様になった事に驚く。
今は食事の時間だから後にしろと言うマジョリカ。ハナちゃんに野菜入りハンバーグを食べさせようとする。
でも、ハナちゃん拒否。ハナちゃんに何でも食べないと魔法使えなくなると言うララ。
ここでハナちゃんは魔法を使ってハンバーグからタマネギとニンジンを撤去。飛んだ後のハンバーグを食べるハナちゃん。
半端じゃない野菜嫌いと呆れながらマジョリカを拭くももこ。おんぷはその気持ちわかるとララを拭きながら同情。
が、どれみはママがそんな事言ってちゃダメと言う。ここは心を鬼にして食べさせるしか無いとのこと。
マジョリカからハンバーグを拝借し『ハナちゃん、これ食べないとメッメのメーだからね』と言うどれみ。
ハナちゃんはプップのプーを真似て拒否するが、どれみは叱る。ハナちゃん泣きだす。怯むどれみだが泣いてもダメと言う。ここでハナちゃん、魔法を使う。
どれみの後ろを見てビビるはづき達。と言うのも魔法で出てきたのがライオンだから。
ライオンの呻り声を聞いて『うああ! じゃないの』と言うどれみ。皆が怯えてることが不思議そう。
はづきの指摘でライオンと目が合い慌てて逃げるどれみ。ここで『ニャアゴ~!』と言うライオン。ライオンなのに鳴き声が猫な事に?なももこ。
ここで猫になるライオン。一鳴きしたら、今度は更に小さくなって姿を消す。
よく分かってない様子のハナちゃん。どう言う事かと思うぽっぷ。マジョリカ、野菜を食べないから魔力が弱っていると気付く。
それを聞いて何故か気にするおんぷ。そんなこんなしてると時間は8時30分。完全に遅刻と言うあいこ。
ここは良いからと早く行く様に言うララ。魔法の箒で行こうと言うぽっぷ。
ぽっぷが着替えた後、学校に出発。
当然、廊下に立たされることになったはづき、あいこ、おんぷ。どれみとももこは既にスタンバイ中。関先生仕事早いww
西沢先生、自分は別に立たせたくてやってるんじゃないと言う。遅刻はいけないから愛の鞭だと思ってと泣く。
もう十分分かったから教室に戻ってと言うあいこ。戻っていく西沢先生。どれみとももこ接近。西沢先生を優しいと思うどれみ。
ハナちゃんの事を持ち出すはづき。野菜嫌いを治すにはママとして相当な覚悟が必要ではないかと言う。
『だよね。マジョロクサーヌも言ってたけど私達のママとしての愛情が問われるよね』と言うどれみ。俯くおんぷ。
んで、給食中。はづきにピーマンの肉詰めが中々いけると言うあいこ。すると、はづきが何かに気付いた。
机を見て怖い顔してるおんぷ。そう、ピーマンの肉詰めである。何とか食べようと頑張るおんぷを心配するはづき。
自分だってハナちゃんのママであり、ママがピーマン嫌いなんて言ってたらハナちゃんの野菜嫌いなんて治せないと言うおんぷ。意を決し齧る。だが、催してしまう。
結局、戻してしまった。戻ってきたおんぷに水を渡すあいこ。『ありがとう』と受け取るおんぷ。
水を飲んだ後、ママ失格ねと自虐。はづきはおんぷを見直したと言う。あいこも同意。絶対ハナちゃんの野菜嫌いを治そうと言う。おんぷ、頷く。
ここでアイキャッチ。
で、MAHO堂。早速、マジョロクサーヌの言った様にやってみる。ちゃんとレシピ日記の中にドドが入る。
で、出てきたドドはパトレーヌパソコンの時みたく大きくなり、今度は言葉も喋れる様に。驚くどれみ。喋れる様になると知って皆もやることに。
で、こんな感じに。それぞれ、嬉しそうに会話する妖精と主。
ミミも大阪弁な事にちょいと驚くあいこ。ミミ曰くずっとあいこの大阪弁を聞いていたから。ロロはおんぷと話してみたかったと言う。おんぷもそうだったらしい。
はづきに自分の喋り方を聞くレレととっても可愛いと言うはづき。ニニも喋った事に驚くももこ。お互い英語で会話。
それを見て羨ましそうなぽっぷ。ファファも入りたそうだがぽっぷからまだ入れないと言われてショックの様子。
一級の試験に合格しないと入れない様だ。そんな話をしている横で机の上に上るハナちゃん。
ドドが喋れると楽しいとか言ってると、レレ、ミミ、ロロ、ニニが右を見て慌てだす。と言うのもハナちゃんが来たから。
結局、ハナちゃんに首を掴まれてしまうドド。『ハナちゃん止めて~~』と言う。
止めに入って掴んだりしたらダメと注意するどれみ。『あ~、苦しかった』と言うドド。
と、ここでマジョリカから何時まで遊んでると言われる。どれみも同意し何から始めるか相談。
始めは食べやすくて癖が無い野菜が良いと提案するはづき。カボチャを提案するおんぷ。どれみも納得しドド達にカボチャのレシピを持ってくる様にお願い。
レシピ日記の中はこんな感じ。広い図書館の様なものらしい。広さが広さなので大変と思いながらも探すことに。
落ちた本にカボチャが載っていたので『あ、これかも』と思うドド。
ハナちゃんはぽっぷとボール遊び中。そんな様を蕩け顔で見ているマジョリカ。すると、ララから『マジョリカ、戻ってきたわよ』と言われレシピ日記の前に戻る。
マジョリカによるとレシピではなく正しいカボチャの作り方と言う園芸の本だそうで。
次はレレ。カボチャ関係の本と言う事で持ってきた。だが、ララ曰くペルシャ語じゃ読めないとのこと。
マジョロクサーヌは料理に関する本やレシピを人間界からも相当集めている様だと言うマジョリカ。
ミミ、ロロ、ニニも捜索中。だが、当たりがでる気配は無い。
疲れて机の上の本の前でサボるドド。乗った際に崩れかけていたのだが、もたれたら完全に崩れた本の山。
本の下敷きになり妖精仲間に救助されるドド。目を回してるが何とか無事だった様だ。どれみと同じでドジと思うミミ。
すると、ロロが崩れた本の中からカボチャのプリンが載った本を発見。ニニにお手柄と言われデレデレなドド。
カボチャのプリンならイケそうとどれみ達も納得。ドド達を褒めるララ。手分けして作ることに。カラメルを作ると言うあいこ。材料を用意しようと言うはづき。
ここでマジョリカから待ての言葉。ハナちゃんにカボチャを見せるのはマズイとのこと。と言う訳でぽっぷにハナちゃんと遊ぶ様に頼むマジョリカ。外へ行くぽっぷとハナちゃん。
Oh! ヤサイ・サンバ開始。
どれみがカボチャを蒸しあげた。皮を剥くおんぷ。ペースト状にするはづき。カラメルを作るあいこ。
はづきはどれみに砂糖とコーンスターチを振るいながら入れてと言う。そんなこんなで準備は整いオーブンへ。180度で30分だそうだ。
良い感じに焼けている。後は少し覚まして冷蔵庫に入れるだけだそうで。完成!
パティシエポロンで『ハナちゃんの野菜嫌いが治ります様に』と願うどれみ達。ももこは味見を提案。美味しい様だ。
Oh! ヤサイ・サンバ終了。
と言う訳で早速食べさせる事に。プリンなので嬉しそうなハナちゃんだったが近づけると何かに気付いた嫌そうな顔に。マジョリカ、プリンに近づく。
そして、微かだがカボチャの匂いがする事に気付いた。鼻がすごく利く事に驚くぽっぷ。なら、バニラエッセンスを加えては?と言うはづき。ももこも賛成。と言う訳で再挑戦。
カボチャを切っているあいこ。調理中にハナちゃんがキッチンを横断。気になったあいこだがそのまま作業続行。
今度はカボチャの匂いもせずバニラの甘い香りが口の中で広がって前のより美味しい。
だが、今度もダメ。あいこ、やはりカボチャを切っていたところを見られていたと気付いた。ももこが美味しいと言うが嫌がるハナちゃん。
困るどれみ達。それを見ておんぷは汗をかきながらキッチンの冷蔵庫の野菜入れを開く。中にはピーマンもあるゾ!
ハナちゃんによく見ててとピーマンを食べるおんぷ。驚くどれみ達。当然、顔が青ざめて吐きそうになるおんぷ。
ハナちゃんによく見る様に言うあいこ。続けておんぷがピーマンを嫌っている事を説明。はづきも戻してしまう程と付け足し。
涙を流しながら食べるおんぷ。ハナちゃんにプリンを食べてもらい為に食べてると言うどれみ。
それを見ていたももこでハナちゃんにプリンを食べてとお願い。さすがにハナちゃんもうろたえる。丸々1個食べて、真っ青ながらもハナちゃんを見つめるおんぷ。
ハナちゃん、どれみが差し出したプリンを食べた。『おいちい!』と言うハナちゃん。喜ぶどれみ達。『良かった・・・』と言って気を失うおんぷ。『おんぷちゃん・・・』と言うあいこ。
『気絶するまで我慢してたなんて・・・』と言うどれみ。皆でおんぷを介抱中。目を覚ましたおんぷ。
おんぷのおかげでハナちゃんがプリンを全部食べたと言うあいこ。『そう、良かった!』と嬉しそうなおんぷ。
で、ももこが連れて来たハナちゃんと対面。『ハナちゃん、偉い偉い』と褒めるおんぷ。
すると、ハナちゃんの水晶玉が光り、1つに輝きが戻る。マジョリカ曰く、カボチャが食べられる様になったからハナの魔力が少し戻ったそうだ。
と分かったならば、もっと頑張ってハナちゃんの野菜嫌いを治そうと誓うどれみ。賛同するはづき、あいこ、おんぷ、ももこのカットで黒くフェードアウトして
~おしまい~
第32話『ももこのママ修行』
も~っと!おジャ魔女どれみ各話レビューに戻る