第36話『はづきのおいしいアイデア』
(2001年10月14日放送)
脚本:影山由美 演出:矢部秋則 作画監督:なかじまちゅうじ

ケーキローチ

野菜嫌いの呪いを解く話第2弾。
今回はほうれん草。
誰しも嫌いな物はありますよね。特に子供時代と言うのは多いと思います。
それを如何に克服しましたか?
管理人はそんな事覚えてませんが
しかし、実際コレって効果あるんですかね?
まぁ、元幼稚園教諭の影山さんの脚本だから多分事実だと思いますけど。

収録DVD

(33~35話同時収録)

アバンタイトル

藤原家のダイニングキッチンに1人座っているはづき。手を強く握りしめる。
そんなはづきを見ているばあや。『こんなの魔法で消せたら良いのに・・・』と言うはづきを見て悲しそうな顔のばあや。そんな2人のカットでOP。


泣いているハナちゃん。どれみによるとお腹が痛いらしい。悪い物を食べさせたかと考えるマジョリカだがあいこはそんな筈無いと言う。
ココではづきが便秘を疑う。そう言えば昨日から一度も出てないと気付くおんぷ。ソレはえらい事と言うマジョリカ。
こう言う時はアレと言うももこ。バナナを食べるハナちゃん。結局、ソレでニッコリ元通り。
やっぱり、バナナは効くと言うどれみ。便秘の原因は野菜嫌いにもあると考えるはづき。
『野菜はお腹の掃除をしてくれるって言うもんな』と言うあいこ。魔力の衰弱だけでなく健康にも悪いと言うおんぷとももこ。
もう一度、野菜嫌いを治すレシピを探す様に言うマジョリカ。遊んでるハナちゃん。

で、サブタイトル。


学校。食事会と聞いて『ワオ!』と言うももこ。関先生によると今度の家庭科の調理実習で作った料理を1年生にもお裾分けをしようと言う企画とのこと。
『へぇ~』と言うクラス一同。何処でやるのか聞く小竹。給食の時間にホールで皆と一緒に頂くと答える西沢先生。楽しそうと思うはづき、あいこ、おんぷ。


MAHO堂でどれみ達からその事を聞くぽっぷ。しかも、私達のスペシャルメニュー付きと言うどれみ。
どんなのか質問するぽっぷ。ヨーグルトサラダとももこが、特製美空小スープとあいこが教える。
楽しみそうなぽっぷだがどれみの班のが当たらない様にと願う。それを聞いてぽっぷを擽るどれみ。
ここでマジョリカから遊んでばかりいないでレシピ探しをしろと言われる。あ、そうだったと思い出し、ハナちゃんを抱っこして『ゴメンネ』と言うどれみ。
相談の結果、今回はほうれん草と言う事になった。

パティシエ服に着替えて一斉に飛んでけピュー。


ほうれん草で作れるお菓子のレシピを探してきてとドド達に頼むどれみ。いざ探して見ると大量。この中から探すのは大変と考え全部持っていくことした5人。

驚くどれみと一応悪びれた顔の妖精達。中にはお菓子以外も含まれていたり。なので手抜きした事でマジョリカからお小言。とにかく探す様に指示が出る。『ハーイ』と言うどれみ達。


Oh! ヤサイ・サンバ開始
本日はほうれん草のシフォンケーキを作ることに。はづきもシフォンケーキは大好きらしい。じゃあ、作りましょうと言うおんぷ。と言う訳で調理開始。
まずはほうれん草をミキサーにかけケーキの生地と一緒にしボールでかき混ぜて形に流し込みオーブンで焼く! 完成!

ここで来客。応対するあいこ。帰っていく客。

モンブランの注文を受けるおんぷ。少々お待ちくださいと言うあいこ。はづきにモンブランの状態を聞くももこ。ちょっと待っててと言うはづき。


ケーキを弄くりまわして食べないハナちゃんにちゃんと食べてと言うどれみ。ハナちゃんはスプーンの先に刺してニッコリ。
忙しいと言う事もあってどれみは食べさせようとするが食べてくれない。ここでぽっぷが食べて『ほら、ハナちゃん美味しい美味しい』と言う。
でも、ダメだった。溜息をつくどれみ。
Oh! ヤサイ・サンバ終了



夕方。クマ人形と遊んでいるハナちゃん。『ハナちゃん食べてくれへんかったん?』と言うあいこ。
どれみ『何かすっかりご機嫌ななめで』と言う。折角作ったのにと残念そうなはづき、おんぷ、ももこ。
ぽっぷ、こんなに美味しいのにシフォンケーキを食べてて1人で食べてんじゃないとどれみに小突かれる。
仕方ないので明日やり直すと言うマジョリカ。落ち込み声で『ハーイ!』と言うどれみ達。

翌日の美空小。今日こそハナちゃんにシフォンケーキを食べて貰わないとと言うどれみ。『だよね』と返す4人。


ぽっぷからお食事会の事を聞いて嬉しそうな1年生の面々。えりかはひなこ先生からそんな事全然聞いてないのでウソばっかりとぽっぷに言う。
お姉ちゃん達から聞いたから絶対ホントと言うぽっぷ。きみたかも知らないのに偉そうな事言うなと言う。
『まぁ!』と言ってフン!と顔を逸らし去っていくえりか。何作ってくれるのかなと気にするくみこ。
特製美空小スープとヨーグルトフルーツサラダと答えるぽっぷ。ヨーグルト大好きと嬉しそうな友達たちだがさやかだけは浮かない顔。


で、本日もシフォンケーキと対峙するハナちゃん。ハナちゃんに今度こそ食べてと願うどれみ、はづき、ももこ。


あいこがスプーンを渡す。だが、ハナちゃん視点では眩暈がするほど嫌な様だ。スプーンから手を放し捨てるハナちゃん。

あいこがスプーンを拭いて『ちゃんと持ってな。ハナちゃん』と渡すが、やっぱり床に落とすハナちゃん。
『スプーンさんが痛い痛いって泣いてまうで』と言うが効果なし。困り顔のあいこ。どれみ、ここで叱るがハナちゃんの魔法発動。あんぐり顔のどれみ達。


シフォンケーキに足が生えて皿から動き出す。窓際へ逃げるどれみ達。ハナちゃん爆笑。だが、すぐに魔法は切れてしまう。
『もう、どうして食べてくれないの?』と困るどれみ達。結局、シフォンケーキはぽっぷが食べる事に。
どれみ達に食べないのか聞くぽっぷ。見るだけで何かお腹一杯と言うどれみとおんぷ。『なぁ』と同意のあいこ。
何とか食べて貰わないとと思うはづき。良い方法は無いかと言うももこ。

で、翌日。ホールでは机の準備がされていたり。『これなら1年と5年、全員座れるよな』と言う小竹。『うん』と言うどれみ達。
ぽっぷ達が見に来た。ここで一緒に食べるんだよと言うぽっぷ。嬉しそうな一同。みさきは早く給食の時間になると良いなと待ち遠しい様子。
きみたかもヨーグルトを楽しみにしている。でも、やっぱりさやかは浮かない顔。


階段のところから材料運搬中のどれみ達を覗くぽっぷ。眼前通過を嬉しそうに見るぽっぷ達。さやか、ヨーグルトを見てお腹が痛いと言い出す。

ここでアイキャッチ。



痛い部分を確認するゆき先生。全部痛いと返すさやか。『そう』と言うゆき先生。さやかが大丈夫か心配するぽっぷ。
ゆき先生は大丈夫と返答し、大きな注射をお尻にしたらすぐ治ると言う。驚くぽっぷ。それを聞いてもう治ったと言い出すさやか。
これでお食事会にいけるから良かったと喜ぶぽっぷ。でも、頷くさやかトーンダウン。
さやかの腹痛こと仮病の原因がお食事会に行きたくない事にあると気付いたゆき先生。
5年生と一緒に特製スープやヨーグルトフルーツサラダを食べれるのにと不思議そうなぽっぷ。ここでさやかからヨーグルトが苦手との言葉。

ここで給食にヨーグルトが出た時の事を思い出すぽっぷ。さやかは残り物のヨーグルトを欲しがったきみたにあげていたのだ。しかも毎回。

嫌いなものがあるからとお食事会をサボったら5年生のお兄さんお姉さんがとってもガッカリすると思うと言うゆき先生。
だから一緒にお食事会に行こうと誘うぽっぷ。浮かない顔ながら頷くさやか。もう3時間目が始まってるから教室に戻る様に言うゆき先生。
ぽっぷ『は~い』と返答。さやかはやっぱり元気が無い。それに気付いて心配そうなぽっぷ。


5年生は調理実習中。包丁と火の使い方には気をつける様に言う西沢先生。バナナを包丁で切る誰か。つまみ食いをする小竹。
直後につまみ食いをしない様にと関先生に言われ焦る。どれみ達に笑われ『何だよ~!』とムッとする。ニヤつき顔で『何でも』と言うどれみ。
ここでぽっぷが来た事に気付いた。こっち来てのジェスチャーもあり、皆にちょっと待っててと言ってぽっぷの前に行くどれみ。
どうしたのか聞く。事情を聞いて『え?』と声を上げる。それを聞いてどれみを見る4人。

特製美空小スープとヨーグルトフルーツサラダも形になって完成は近い様だ。

家庭科室の端っこでぽっぷから聞いたさやかの話をするどれみ。おんぷは嫌いな子が居るとは思わなかったと言う。違う献立なら良かったと思うあいこ。
どれみによるとぽっぷとしては何とかしてほしい様だ。が、嫌いな物をそう簡単には食べられないとどれみは考える。ここではづきが

昔の事を思い出す。ダイニングキッチンにてサラダを前にする幼いはづき。涙目で『きゅうりなんか魔法で消えちゃえば良いのに』と言う。

何か思いついたはづき。『皆とっても上手に出来たわね』と言う西沢先生。
関先生によると完成は近いが大分時間が残っている様だ。休憩にするか問う関先生に挙手して私達もっとやりたい事があると言う。ちょいと驚き顔の関先生と西沢先生。
その後、折り紙を切ったり記号を書いたり、折ったり。他には机を運んだりする5年の面々。

1年の教室ではお絵描き中。渓介パパを描いてたりするぽっぷ。ここで授業終了。嬉しそうな1組の面々。どれみ達も丁度準備が終わったところ。

楽しみにしながらホールへ向かう生徒達。でも、やっぱりさやかは(ry


ホールの前に並ぶ1組の子達に
『お兄さんとお姉さん達は皆とのお食事会、すご~く楽しみにしてますからね』と言うはづき。『は~い!』と返す1年生
『ぽっぷちゃ~ん』と不安そうなさやかの手をニッコリ掴むぽっぷ。ちょっと元気になるさやか。
『それじゃ1年生の皆さん、どうぞ~』と教室のドアを開けるあいこ。入る1年生。

拍手で迎える5年生。『ようこそ美空小レストランへ』と言うどれみ。美空小レストランと言う件に反応するぽっぷ。
『スゴイ~』と言うみさき。『何かパーティみたいだね』と言うくみこ。『うん』と目がウルウルのさやか。


メニューと席の組み合わせはこんな感じ。林野の『え~、それでは皆さんご一緒に』と言う言葉の後、頂きます。

このスープ美味しいと言うみさき。『お姉ちゃんにしては上出来だね』と言うぽっぷ。『あのね~』とムッとするどれみ。笑うはづき。

フルーツヨーグルトサラダを食べようとするきみたか。それを見て待ったをかけるどれみ。?なホールの面々。

ピリカピリラッキー開始
この中から好きなカードをひいてと言うどれみ。えりか引いてみる。『キウイが入ってる人~』と言うどれみ。
ぽっぷとみさきを始め一部の子は入っていた様だ。見つけた人は食べて良いと言うはづき。嬉しそうに食べるきみたか。


ヨーグルトサラダを見ているさやかにカードを引かせるどれみ。さやかが引いたのはさくらんぼ。ぽっぷときみたかは無く、えりかとさやかはあった。
さくらんぼを早速食べるさやか。どれみ、はづき、ぽっぷがニッコリ見つめる中『美味しい』と言う。羨ましそうなきみたか。
『食べられたじゃんさやかちゃん』と言うぽっぷ。『うん、何かこのヨーグルトとっても美味しいかも』と返すさやか。
嬉しそうなぽっぷ。で、次を選ぶはづき。事情を知ってると思われる教師陣も嬉しそうである。
ピリカピリラッキー終了

はづきのパーティー作戦が大成功だったと言うどれみ。よく思いついたと言うおんぷ。
はづきによると自身も小さい時はきゅうりが食べられなかったらしい。はづきにも好き嫌いがあったのかとちょい驚くあいこ。


でも、お誕生会の時にばあやが可愛い寿司を作り友達を集めたそうだ。中にきゅうりも入っていたが綺麗だし友達と一緒なのが楽しくて普通に食べたとのこと。ニッコリばあや。
それできゅうりを克服したとのこと。『へぇ~』と言うももこ。だからさやかもできると考えた様だ。ここで『あ、だったら』と言うはづき。

マジョミラー『と言う訳で是非女王様の許可を頂きたいと』と女王様に言う。『そうですね』と言う女王様。


シフォンケーキを完成させパティシエ服から見習い服にお着替え。そして魔女界へ出発。魔女界と人間界の境目にて

マジカルステージで『素敵なパーティー会場を作って』と願う。

喜ぶハナちゃん。シフォンケーキはクリーム塗れになっていてほうれん草の緑色は隠れてたり。
『今日はお茶会にお招き頂いてありがとう』と言うマジョピー。『ほーら皆、ハナちゃんよ~』とマジョポン。嬉しそうな魔女幼稚園の3人。
3人を見てカタコトながら名前を言いつつ嬉しそうなハナちゃん。


お食事会開始。皆、楽しそう。『良かったねハナちゃん。お友達がいっぱい来てくれて』と言うどれみ。
クリームをつけながらシフォンケーキを食べるテキとテキパキを見て笑うどれみ達。はづき、お髭が生えたとツッコミを入れる。
アタリメ子も髭を作ったのを見て笑うハナちゃん。

アタリメ子、イタズラでハナちゃんにも付けようとシフォンケーキを口元へ持っていく。楽しかったのかそのままシフォンケーキを食べだすハナちゃん。当然、驚くどれみ達。
『皆で食べると美味しいね』とニッコリのどれみ。ハナちゃん、どれみに髭を作って『どれみ、美味しい?』とカタコトで言う。笑う一同。中でもハナちゃんは飛びっきりの笑顔。

笑う小さなパーティーの面々のカットから白くフェードアウトして

~おしまい~

第37話『妖精だって休みたい!!』
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