第2話『N.YのMAHO堂 〜ももこのないしょ〜』
(2004年7月10日放送)
脚本:影山由美 演出:岡佳広 作画監督:生田目康裕

エスパー魔美

第2弾はももこ。
も〜っと!時代何度か話のあったニューヨークの話。
英語orz
ただの話に見せかけて実はオチがすごい&謎と言う。
(マジョモンロー&おんぷ)
も〜っと!3話や14話に出てきたあの子も遂に登場。
あいこ、次回へのフラグが立ってる話だったり。
生田目さん、総作画監督の馬越さんの所為か癖が控えめ。

収録DVD

(3話同時収録)

アバンタイトル

ニューヨーク。
風見鶏ならぬ風見羽が動いている。その建物は、かつてももこが言っていたニューヨークのMAHO堂。
店内にて、今ももこが使っている呪文を唱えているマジョモンロー。
『美味しいブラウニーになぁれ』と願う。
何それと聞くももこにお菓子が美味しくできるお呪いと答える。
ももこもやってごらんなさいと言われ、やってみるももこ。
顔を見合わせるなり笑う2人のカットでOPへ。

で、サブタイトル。


MAHO堂。オーブンの中を見たどれみは嬉しそうな顔。中身を取り出す。
クッキー焼けたと報告するどれみ。どれみを呼ぶあいこ、それが終わったらこっちを手伝ってとお願いしてくる。頷くどれみ。
店内でははづきが接客中。
ショートケーキ2つとシュークリーム2つの承っていたり。全部で735円とレジを打っているあいこが言う。
奥ではどれみが『外のテーブルのお客さんだよ』とぽっぷに言ってたり。
配膳をぽっぷに頼んだ様だ。『オッケー』と余裕のぽっぷ。
気をつけてと心配する姉に『分かってる』と返す。

店内でアヒルの玩具で遊んでいる赤ちゃん。すると、その玩具を落としてしまう。
丁度ぽっぷの足元に落ちコケそうになるぽっぷ。慌てた姉の助力もあって何とかセーフ。一安心な春風姉妹。

本日は外も中々の繁盛振り。看板裏のベランダから覗いてるマジョリカは嬉しそう。
同意しつつおんぷとももこが居ないから大変みたいと言うララ。
ちゃっかり用意してあったパラソルとチェア。
チェアに乗って『ふん、何時もダラダラしとるんじゃ。偶にはこういう日があってもええわい』と言うマジョリカ。
そう言って横になる。『それもそうね〜』とララも机に座る。

夕方にはすっかり客も居なくなったり。
やっと終わったとグッタリのどれみ。はづきもお疲れの模様。
『ほな悪いけど、あたしプール行って来るわ』と言うあいこ。
※次回のフラグ※
水泳大会の練習と気づいたどれみ。頑張ってと応援するはづき。『うん、ほな』と去って行くあいこ。
ここでおんぷとももこの何故アメリカに行ってるのか気にするぽっぷ。

はづき曰く、建三パパが1週間だけニューヨークで仕事する事になったそうで。ももことみのりママも一緒についていく事になったと説明するどれみ。
久しぶりに友達に会えるって喜んでたと言うララ。
『確か、おんぷはテレビの仕事じゃったな』と言って来るマジョリカに『そうなの。瀬川おんぷが教えるニューヨークのナイショ・・・とか言う番組だって』と答える。
『へぇ、すっご〜い!』と言うぽっぷ。
『2人とも何処かでバッタリ会ったりしての』と言うマジョリカ。

『そんでおっきなステーキ食べてるかもよ〜』と涎を垂らすどれみ。呆れる4人。溜息をつく。
それを見て赤面のどれみ。涎を拭う。恥ずかしそうに後頭部を掻き掻き。


USA。
ももこはバスに乗車中。ベスと電話している声だけの回想。
本人曰く会うのは5ヶ月ぶりとのこと。かつてビデオで見たサチコがどんな子が気にしてたり。
バス停に止まるバス。ももこが気づいた時は出発寸前。
慌ててスイッチを押して降りていくももこ。


バス停から下に続く階段を下りていく。歩道下のトンネルを見つめているももこ。
彼女曰く、ここはマジョモンローと初めて会った公園。
何かの撮影現場を通過し、出会った場所であるベンチへとやってくる。そこにかつての自分の姿が蘇る。
も〜っと!2話におけるマジョモンローとの出会いの回想。

それを思い出し感極まったか涙目なももこ。俯く。

『華やかなニューヨークの片隅にある、こんな静かな公園。こんなところにホントに素敵なものが隠されてるかも。あなたも探しに来てみませんか?』
とリポートするおんぷ。
『ハイ、オッケー!』と言うスタッフ。
『お疲れ様でした〜、2時まで休憩入りま〜す』と言うTVスタッフ。

お疲れ様と言い道の方に移動して体を伸ばすおんぷ。すると、少し離れたベンチにももこを発見。

『も〜もちゃん!』とおんぷに声をかけられ驚くももこ。『やっぱり会えたね!』とタッチするおんぷ。

それから少し後
『え、ニューヨークのMAHO堂?』と言うおんぷ。
頷くももこ曰く、ベス達とセントラルパークで待ち合わせしてるらしいがまだ時間があるからその前に行ってみたいとのこと。
私も連れてってと言うおんぷ。ご存知の通り、今は休み時間だからである。
と言うわけで一緒に行くことに。


街中にて『あぁ、あそこの角を曲がっていくとマジョモンローのMAHO堂が』と言うももこ。
その言葉に従って行く2人。だが、MAHO堂を見た2人は止まる。
壁が蔦だらけ。人の手が入ってない様だ。
店内もグチャグチャ。歩けば埃がたつ始末。
『まだ、次の魔女が来てないみたいね』と言うおんぷ。頷くももこ。厨房も道具こそあるものの汚れだらけ。
計量カップを眺めながら『マジョモンローには色んな御菓子の作り方を教わったんだ。他にも色んな事をいっぱいいっぱい・・・』と言うももこ。

回想。
『ブラウニーはね、卵の白身と黄身を別々に泡立てるのよ』と言うマジョモンロー。
自分でも上手にできるかと心配するももこに勿論と返す。
ここで上手にできるお呪いを教えてあげると言い出すマジョモンロー。『教えて!教えて!』と嬉しそうなももこ。

『あれは、あたしが3年生の時だったっけ。うちの学校には毎年クラス毎に何か作って売るバザーがあったの。
その年、あたしのクラスはお菓子を作る事になって、ベスと2人でブラウニーを作ったんだ』と言うももこ。
アメリカの飛鳥家。キッチンにて作業をするももこ&ベス。
チョコを包丁で切っているベスに
『ペルータンペットンパラリラポン 美味しいブラウニーになあれ』
と呪文が聞こえてくる。それを聞いたベスは何か聞く。
マジョモンローの教わったお菓子が美味しくできる呪文と答えるももこ。
もう一度言う。『美味しいブラウニーになあれ』の件を一緒に言うベス。笑う2人。
それを聞いたおんぷはビックリ。魔女見習い以前に呪文を知っている事に。
認めるももこ。当然、本物とは知らずに。
『へぇ、そうだったんだ。でも、その時はまだ魔女見習いじゃなかったんでしょ? 効き目はあった?』と聞くおんぷ。



『うん、それがクラスでお菓子の試食会が始まって』と言うももこ。
試食会の回想。
『なんだかホントにお店に売ってる奴みたいに素敵〜!』と言うスザンヌ。同意する女子達。
エスパー魔美にくりそつな先生も美味しいと高評価。
作ったメアリー曰く、我が家に伝わるレシピ。メアリーがポリーとアンナに教えたらしい。
『これ、うっめえ!』と言うボブの声に目が点なメアリー・ポリー・アンナ。
それはももこ&ベスのブラウニー。
『どれ?』と試しに食べてみたジョエルも『うわぁホントだ』と納得。それを聞いて、他の子たちも集まってくる。
ハイタッチするももこ&ベス。
『でも、多数決の結果ほんの少しの差で』と言うももこのナレーション。
その言葉通り、メアリー達のブラウニーの勝ちとなった。喜ぶメアリー達。
『あたしたち』とベスの肩に手を置くももこ、『うん、頑張ったもんね』とその手を取って言うベス。
見直したと言うボブ。私たちにもできるからしらと不安がるスザンヌ。
『どうかしら? 何しろこのブラウニーはうちが雇っているフランス仕込のシェフが作った』と口を滑らせるメアリー。
やってまった顔のメアリー・ポリー・アンナ。
からくりがバレてしまいメアリーへの視線は冷ややかなものに早変わり。
まぁ・・・としか言えない先生。メアリーが作ったんじゃないのかとガッカリなボブ。道理で綺麗に出来てると思ったとスザンヌ。自分達で作るって言う約束だったのにと呆れるリン。
『ズルイわね〜』と声を揃えるクラスメイト達。
『だから止めようって言ったのに』とポリー、『メアリーったら人の言う事聞いてくれないから』とアンナは離れていく。
先生からもガッカリと酷評される。ごめんなさいとと謝るメアリー。
この一件で今回はももこ&ベスのブラウニーを作る事となった。拍手される2人。

現在に戻る。
オーブンを開くおんぷ。中はクモの巣だらけ。メアリーがアメリカの玉木と思うおんぷ。
ももこもその時はメアリーの事をホント悪い子だと思ったとのこと。自分が選ばれたいからってそんなズルするなんて・・・と。
『でも覚えてるかな? メアリーの手紙のこと』と聞くももこ。覚えてると答えるおんぷ。
手紙とメアリーイメージ挿入。
『いつもイジワルしてゴメン。私には友達が1人も居ないのに、あなたの周りには何時も友達が居た。それがとても羨ましかった』
と内容を読み上げるメアリー。
『メアリーは皆に注目してほしかったのかもね』と言うおんぷ。
『うん、そうすれば友達ができると思ったんだよ。だけど・・・』と言うももこ。俯く。


また以前の回想。
1人寂しくサンドイッチを食べているメアリー。
『だけど心配だな〜、この作り方を見ただけでももこ達みたいに上手に出来るかどうか』と心配するリン。
『できるよ大丈夫』と返すももこ。
『でもな〜』と不安そうなボブ。『キッチンを使わせてもらうのはボブとリンとベスの家ね』と言うスザンヌ。
『ももこ、順番に回って教えてくれよな』と言うジョエル。『それいい!』と声をあげるスザンヌ達。
快諾するももこ。だが、ベスはそれではももこが大変すぎると心配する。『そっか・・・』と言うリン。
ここで私の家にいらしてと言うメアリー。大きなキッチンがあるから全員でブラウニーを作れるとのこと。
『ホントに!?』とももこの食いつきは良かったが『メアリーのキッチンにはフランス仕込のシェフが居るんだろ?』と言うボブ。
『そうよ。あたし達が行ったらお邪魔なんじゃない?』とスザンヌにも言われる。同意するリン。
その言葉に驚き、一瞬半泣き顔になるメアリー。
『ま、まぁ! 人が折角親切で言ってるのに・・・もう知らない!』と怒って去ってしまう。
ももこは止めようとするが他の子は笑う始末。
(日本ならともかく、向こうでは普通のこと。というか外国は全般的にハッキリしているところが殆どな訳で)
あの時はメアリーの気持ちに気づいてあげられなかったと言うももこのナレーション。
蔦だらけのMAHO堂のカット。

それでメアリーはどうなったのか聞きつつ星型の型でももこを見るおんぷ。
『うん。でね、結局マジョモンローに頼んで1日だけ店を貸してもらうことになったんだ』と答えるももこ。


2人が居る荒れ果てたMAHO堂から当時のMAHO堂に変身。おんももが消えて、昔のももこ達が登場。
調理中のももこ達。『これくらいでいいよね?』と聞いてくるベスに頷くももこ。
するとここで『ああ!』と言う声。つまみ食いをしたボブをリンが怒っているのだ。
一方では粉まみれのスザンヌをスノーマンと笑うジョエル。あんたもねと返すスザンヌ。
そんな光景を見て、ニッコリと店の奥に引っ込んでいくマジョモンロー。
ここでメアリーはどうしたのか聞くももこ。知らないと答える一同。
『いいじゃん別に』とボブ、『あんな奴居なくたって』とジョエル、『そうよ』とポリー、『ねー』とアンナ。
評判は散々である。これには比較的大人しいももこ&ベスも困り顔。お手上げベス。

ここでアイキャッチ。


店の外に出てきたももこ。
おかしいな〜と言ってたり。と言うのもメアリーの家にもちゃんと連絡したらしい。
すると店外に出てきたマジョモンローがどうしたのか聞いてくる。
『メアリーが来ないの』と言うももこ。それを聞いてももこの方に歩いてくるマジョモンロー。
『メアリーって言ったら、何時もイジワルする子ね』と言う。
頷くももこは先の不正の事を話す。それを聞いたマジョモンローはズルした事が恥ずかしくて来られないのでは無いかと自分の考えを述べる。
メアリーは平気な顔してたと返すももこ。じゃあ誰かイジワルしたのかしらと聞いてくるマジョモンロー。
これまた先の総スカン状態の事を思い出すももこ。『したかも・・・』とポツリ。
『ももこ』と手を差し出すマジョモンロー。
『メアリーがどんなにイジワルでも、イジワルで仕返ししたらももこ達もイジワルな子になってしまうのよ』と言う。
それを聞いて反応するももこ。そんな彼女を抱き寄せ
『よく考えて、ももこなら分かる筈よ。仲間はずれがどんなに寂しいか』と言うマジョモンロー。
ハッ!とするももこ。

そう、かつては自分もそうだったのだ。思い出すももこ。

店に戻ってくるなり『皆! 聞いてくれる?』と言う。

そしてメアリーの家。

2階の自室で落ち込み中。今頃、皆が楽しくブラウニーを作ってると考えて。
でも、惨めと思ったか別にブラウニーなんて作りたくないと言うメアリー。
すると『メアリー! メアリー! 居ないの!?』と外から声が。窓から覗いてみると外にはももこ達が。
『う、うそ!』と言うメアリー。
『あ!』とももこ、『居た居た』とリン、『おーい、メアリー!』とジョエルが言う。


隠れるメアリー。『何なのよ皆! 恥ずかしいわ、あんなところで』とうろたえてしゃがみ込む。
『出てこないね』と言うベス。『どうする?』と言うスザンヌ。ここで何かを思いついたももこは皆に何かを話す。
『恥ずかしいな〜もう』と赤面するメアリー。
声が聞こえなくなったので覗いてみる。
『皆、帰ったのかしら?』と顔を出したらば
『メアリさんのお顔、お顔、お顔。メアリさんのお顔、ふくれっ面〜♪』という歌が聞こえてくる。
いきなりで驚いたメアリーだったがふくれっ面の件で『な、何ですって〜!』とムッとする。

指揮者:ボブ 合唱:ももこ軍団。
『もう! 皆さんいい加減にしてください!』と怒って出てきたももこを一斉に捕まえるももこ達。


マジョモンローMAHO堂。
ブラウニーを見てションボリなメアリー。ブラウニーが出来てるので自分のやる事がもう無いと言う意味。
でも、ももこ曰くまだ大切なことが残ってる。
そんな彼女は包み紙とリボンが入ったカゴをメアリーの前に置く。
『この前みたいな包み方教えて!』と言うベス。
『ブラウニーを作ったのはシェフだったけど』とポリー、『あーんな素敵な包み方を考えたのはメアリーだったじゃない!』とアンナが言う。
反応するメアリー。泣きそう。
『全員で協力しあわなかったらウチのクラスみんなで作ったことにならないでしょ?』と言うももこ。
片手で頭を抱えるメアリー。反応するももこ。
『仕方ないですわね・・・。教えてさしあげますわ』といつものメアリー。
『そうこなくっちゃ!』と言うボブを始め嬉しそうに笑う一同。

早速披露される梱包方法。
四角形のブラウニーに対し菱形になる様に包み紙を置き、縦もしくは横のどちらか一方の両端をブラウニーの形になる様に畳みテープで固定。
残った両端を上と決めた方に集めテープで固定。1度手前に折り畳んだ後に捻りリボンを結ぶ。あとは余ったリボンをチョッキン。
これにて完成!
実践してどや顔のメアリー。
そんなやり取りを見て嬉しそうなマジョモンロー。


で、バザー当日。
ももこ曰く、クラスのブラウニーは大人気で学校で一番の大人気。
『う〜あ〜、全部売れた〜!』とガックリのももこ。お疲れの模様。
『ももこのレシピのおかげだよ!』とベス、『ホントだよな』とボブが言う。ポリーとアンナも同意。
でも『あーらそうじゃありませんわ、私のラッピングが素敵だったからに決まってますわ』と言うメアリー。
すっかり強気な彼女に唖然なももこ達。

で、ももこは
『マジョモンロー! 聞いて! ウチのクラスの売り上げが一番になったんだよ。マジョモンローが教えてくれたブラウニーが一番になったんだよ!』
とバザーの大成功をマジョモンローに報告しに来てたり。
ここからはも〜っと!2話で語られた、魔女界から帰ってきたマジョモンローをマジョガエルにしてしまう件。
も〜っと!2話と一緒なので画像はカット。

魔女見習いになった後もマジョモンローには色々な事を教わったと言うももこ。
『なのに・・・もう会えないなんて・・・』と今にも泣きそう。
ここでももこに次の魔女も来てない事だし・・・とちょっとだけここを借りちゃわないと言い出すおんぷ。

おんぷはパティシエ服。ももこは見習い服にお着替え。

昔みたいになれと魔法を使う。店内はすっかり綺麗に。
喜ぶももこに『早速だけど、マジョモンロー直伝の美味しいブラウニーの作り方教えて!』と頼んでくるおんぷ。
快諾しパティシエ服に着替えるももこ。


調理開始。
卵白だけをボールに入れて『おんぷちゃん、チョコの湯煎の後、クルミを刻むのもお願いね』と言うももこ。
オッケーするおんぷ。コンロからクルミを刻む作業に移るおんぷ。ももこは生地をかき回して製作中。
作った生地にクルミとチョコを入れる2人。
回想に出てきた様な色になるブラウニーの生地。
それを伸ばしつつ
『マジョモンロー、あたし今でもお菓子作り頑張ってるんだよ、見ててね』


とオーブンを開くももこ。熱気ムンムン。
『ずーっと見ているよ』と聞き覚えのある声。振り向いたももこは驚いたあんぐり口から嬉しそうな口へ。
ニッコリ1回頷き、姿を消すマジョモンローのイメージ。
『マジョモンロー』と嬉しそうなももこ。

時計を見た後、ブラウニーを包んでいるももこに待ち合わせの時間を聞くおんぷ。
だが、その約束の時間まであと3分しかない。『大変!』と慌てるももこ。
でも『それなら私に任せて』と言うおんぷ。

見習い服に着替え『待ち合わせの場所まで連れてって〜』と魔法を使うおんぷ。魔法で待ち合わせ場所まで飛んだももこ。


木の陰から姿を出すとももこを呼ぶ声。主を見たももこも嬉しそうに飛び出す。
そう、ベスである。ハイタッチと見せかけてハグる2人。
『ももこ、とっても元気そう』と言うベス。日本語上手になったと言うももこ。
軽く笑って『サチコのおかげ』と後ろに居たサチコをお披露目するベス。
『あぁ! サチコ初めまして』と挨拶するももこ。『初めまして』とサチコと握手する。
『それからね』と言うベス。頷くももこはさらに奥にメアリーを発見。
『Mary! I miss you!』とメアリーをハグするももこ。驚いたのかちょい困った様子で繰り返すメアリー。
※意味的には会いたかったよ! みたいな? でも単語が違うんだなコレが※
(当然ながら不安だらけ。文章すらあってるかどうか)
それからベンチに落ち着いたももこ。さっき作ったブラウニーを見せる。
ちなみに他の3人も同じベンチに居たり。『これってあの時の!』と嬉しそうなベス。
『This is my way of wrapping?(これは私の包み方?)』と聞くメアリー。yesと認めるももこ。

実はスズメ姿で見ていたりしたおんぷは自分も仕事遅れちゃうと去って行く。
んで、ももこ達はブラウニー片手にメリーゴーランドで楽しく遊んでたり。

『はい、じゃあ本番入ります!』と言うテレビスタッフ。撮影開始。
ブラウニーを食べて『美味しい』と言うおんぷ。
『ニューヨークにはこんなに美味しいお菓子を売ってるお店もあるんですよ。え? 何処にあるかって? それはナ・イ・ショ!』とウインク。

『それじゃお待ちかね、ブロードウェイのショーに皆をご招待しま〜す!』と劇場前で言うおんぷ。


見習い服でポーズを決めているおんぷ。
左手を差し出すと緞帳の裏にどれみ、はづき、ぽっぷ。右手側にはあいことももこ。

『それじゃあ行ってみようか!』と言うおんぷ。それぞれ動き出す6人。
そんなよく分からないカットで黒くフェードアウトして

〜おしまい〜

第3話『泳いでナンボ! 〜あいこのないしょ〜』
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