映画 トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!
脚本:成田良美 監督:志水淳児 総作画監督:上野ケン
(2021年10月23日公開)

半袖のどか

MHから恒例となっているプリキュア映画の第19弾。
今年のテーマは人世の儚さと言ったところでしょうか。
(正直なところ捉えかねてると思います。パッと見で言える様テーマではないですね)
特にシャロン王女の結末には悲しい気持ちになった方も多いのではないでしょうか。
3月の映画のプリキュア5に続いて今度はハートキャッチプリキュアがゲストとして登場。
新型コロナウィルスの影響で暫くは秋映画一本になるようです。

出演キャスト
夏海まなつ:ファイルーズあい
ローラ:日高里菜
涼村さんご:花守ゆみり
一之瀬みのり:石川由依
滝沢あすか:瀬戸麻沙美
くるるん:田中あいみ

花咲つぼみ:水樹奈々
来海えりか:水沢史絵
明堂院いつき:桑島法子
月影ゆり:久川綾
シプレ:川田妙子
コフレ:くまいもとこ
ポプリ:菊池こころ

ヌメリー:渡辺明乃
超ゼッタイヤラネーダ:三日尻望
ホワン:楠木ともり
ホワン:井上ほの花

手品師:渋谷慧
画家:新田京助
曲芸師:佐野尚美
大道芸人:佐々木祐介
雪の怪物:高橋伸也

司会者:澤田有也佳

シャロン:松本まりか

DVD

(左かDVD通常版、特装版、BD特装版)

サウンドトラック



序盤
何が起きたのか割と分かりやすい描写。
まぁ、まとめかなんかでオチを聞いてたってのもあるんでしょうか。


結局、この世界に散らばっていくのは何だったんだろう。


開幕戦闘
殴って跳ね返されてるだけなのに呆れられる主人公・・・。
実際楽しそうだし、しゃあない。
あと、ここの被害者達やヌメリーの反応を見る限り夏設定らしい。

スピーディーな連携からのヤル気奪還

&いつものランドビートダイナミック。
(当時はマリンビートダイナミックは無し・・・)
大人の事情か本作はバンクが多め。


注目あびること
本編で散々やってきたけど
目立ちたいって明言したのこれが初じゃ?
あと、あすかの『知るか』は草。
ショッピングモールで歌ってくれる人を探してるらしい。
(これ案外大事なことだったりする・・・いや、色んな意味で運命と言うべきか)


ジュースと間違えてモコモコしたもの掴むとかさぁ。



戴冠式への招待
冠戴くから戴冠式。
普通に考えたら、ここでおかしいんだよね・・・まぁ非日常の世界だから疑わず行くのもありなのか。
モコモコの名前は精霊ホワン。

なんでも人々を楽しませる力や特技を持った人を招待してるらしい。

Q.招待はヤル気を奪われた人を笑顔にしたから?

A.そうです
日本語対応!


雪を知らない女・・・まじか・・・。

みんなのあこがれ
さんごは衣装や装飾品に、みのりは戴冠式自体がおとぎ話っぽくて、ローラはまぁうん・・・。
あすかだけ何故か無し。
本編優遇気味だったから・・・んなわけないか。
制作決定したのは大分前だろうし。


いきなりOP&タイトル。
やっぱこのOP最高だわ。




本編では出ることの無かったあおぞら市の駅。
そして映画お馴染みの専用衣装。


座らせてもらえなかったあすか、じゃんけんでも負け寂しく反対側の席でぼっち。

と思いきやみのりが来てくれた・・・と思ったらただ読書しにきただけだった。



バイオリン、中国ゴマ、マジシャン、絵描き、風船、ピエロ。
今回、微妙に優遇される端役の人ら。

※芸術的に描いたローラ

端役の域は出ないんですけど、それでも結構重要な立ち位置だったりする。



こういう不思議移動やまったく違う背景に違和感なく移動できるのがアニメの良いところ。
銀世界の国シャンティア、雪うさぎに雪だるま!
でも、電車で山奥に行ったらこんなところに来るってある意味怖い。

割と
動き回るまなつ。
丁度3クールあたりから騒ぎぶりが控えめだった気がするのでなんか懐かしいカンジ。
彼女の魅力はやっぱここだと思うので。
所謂、見てて楽しい子。

寒いってわかるか?
めっちゃバカにしてて草。
でも、寒いのを知らなかったみたいだし合ってはいるか。


ホワンがコートを出してくれた。

兄弟の様な姉妹の様に見える他人。
実際雪を見たことない人は割とはしゃぐらしい。

まぁ海に冬とかあんま関係無いしね。

え?
いや、こっちが『え?』
まぁ、でもまなつと似てるんだよね、この人。


相変わらずよく出来てること。ホントプロの集まりだよねアニメ映画は。


宮殿の様な城内・・・何気に重要な絵。
電車でも思ったけど、本編に反して露出度の高いあすか。


王女シャロン
中の人は松本まりかさん。
FF10のリュックが多分一番有名。
というか声優活動自体そんな無い女優さんだし。
FF10の販促動画だとアホっぽさ全開ですけど、あれから20年近く女優できてるということはシッカリしてるお方。
(役者は基本的に根性です・・・)


※女王候補
まあ本編であんなはしたない行為や顔してたらねえ、それも忘れちゃうよねぇ。
自称次期女王に総ツッコミ・・・まぁなるんですけどね。
本編で相手に敬意を示す場面が無かったのでなんか新鮮。


割と寛容な王女。
私はどこぞで彼女のオチを聞いてたので、ここで多分そういうことなんだろうなと思って見てたり。


うっひゃーまなつ
雪玉になって砕けても無事とか、君ホントに身体能力高いよね。



雪合戦
それぞれキャラが出てるカット。


雪を投げて何が楽しいからのマシンガン攻撃は草。


特別ゲスト
流れ弾からの遭遇。
基本的に相手が悪いスタンスのローラ。

中学校もよろしくさんにそんなこと言ったら・・・わざわざ木に体当たりしてまで雪を確保して投げるの草。

似たもの同士。

というか、顔の崩し方とか見ても結構意識してると思う。


で、なりゆき雪合戦。



みんなで自己紹介。
短いけどそれぞれ個性の出てるカットだと思います。
(特に回避接近のゆりさんとかまくらガードのみのりん先輩。キックあすかと雪玉握りつぶしてるいつきも中々)



えりかオーダーのスノボをあすか、えりか、いつきが満喫。
さんご、みのり、ゆりがソリ・・・つぼみは自ら雪玉になって呆れられる。
かと思えば雪原を走る元気女も居る。


汚いお外の雪
まぁ基本的に踏み荒らされたり外気に触れたりしてるから綺麗な訳が無い。

所望の物はなんでもござれ。
後光の射すかき氷!


かき氷を食べながらアイスを要求する欲張りさん。

おしゃれとメガネ
コーディネートでさんごとえりかが意気投合したり、それに喜んだまなつがトロピカるの意味を説明したり。
メガネ仲間のみのりとつぼみはスノードロップの花をつぼみが解説してたり。


あ・・・。
案の定怪しまれたけど・・・・くるるんも隠れる気無いのにバレてない。

何気に今回ONちゃんもゲスト。
雪繋がり?
ペンギンみたいなのもどこかのマスコットらしいですね。

美しい国と称えつつ、綺麗すぎると違和感を覚えてる最年長。


ローラのセンス
ごめんローラ、センス無いわ・・・。
(ちなみに下半身にはワカメ・・・センスもそうだしなんとも海臭そうな)
メインボーカルは自分でその他一同は強制出場のコーラスとバックダンサーらしい。


勿論、ファッション部総帥からはジャラジャラしすぎてイマイチと指摘。
気に入らないローラを他所にまなつからじゃあどんなのが良いかと問われ即興デザイン!

5人がステージと言うことでお揃いを提案するが自己中心的な自称次期女王候補(辛辣)は不満らしい。
ここでみんなの意見を聞いていった方が良いと、かつて同様な理由で孤立したえりかが言うのは重みがあります。
こうやって見るとローラは仲間に恵まれてるとも言える。
(あすかも偶に反発する程度だし、それを許せる何かが彼女にはあるんでしょうか)


ホントにアイス来ちゃった。
でもケンカの前には効果なく、結局ローラとえりかはケンカ別れ。

アイスはちょっと食べたかったと言うのがなんとも短絡的な彼女らしい。
本編じゃあんまり自分で泳ぎに行くことはなかったけど
やっぱり、水の中の方が居心地は良いようで。

シャロンの歌
※今回のキー※
聞き覚えあるあなたはトロプリのことをちゃんと見てますね。
(オムニバス回以降数回、EDに使われてます)
気付いてるあたりに只者じゃない感が・・・(ぁ

シャンティア王国の歌と説明を受けて、歌が得意とグランオーシャンの自慢をするローラ。
お上品な様でややお品が無い気もする。

次期女王候補と王女の身上話
思えば、ここがシャロンにとって大きかったのかな?
まぁ途中で気にしてた描写はなかったけど。
友好国として国交・・・ここで大人は大体察した筈・・・オチを解ってた私も『あ・・・』でした。


結局
似たもの同士だから衝突になっちゃったと思われ。
コフレの言うとおりだけども、こういう変人性があるからデザインできるとも言える。
あと、最大の違いはえりかはちゃんとソコを解ってて良くないとは思ってる。
ローラは言動自体は直す気はないから・・・。

今の気持ちが手に取る様にわかるのもソックリだから。
そしてお互い、つぼみとローラが大切な存在と吐露し合うまなつとえりか。


シャロンの話
両親は国民みなに慕われており、そんな風になりたいとのこと。
ローラは現女王に憧れ自分が就任後の繁栄を誓う。
結構、腹の立つ子だったりするけど根は悪く無い。

指輪
相手の幸せを願って贈る指輪だとか。
気持ちに反応して光り、幸せに導いてくれる。
言うまでもなく本作のキーアイテム。


礼服
この例えは上手いね。
今後の文章作る時に使える。

失礼なこと言ってごめんね
拘りも入れてのデザインをプレゼントぉ!
私の方こそ、ありがとう・・・ちょっと見直した。
勘違いだったらごめんだけど、ローラがこの手の話で謝ったのって初じゃない?
まぁそもそも、他のメンバーとケンカしたことはなかったけど。


戴冠式会場
すんごい広い。
初見は『コロシアム?』とか思ってしまった。
『私が歌うのに相応しいステージね!』・・・折角褒めたのに。
まぁ、これでこそローラだけど。
指輪自慢でも懐が広いと言うあすかに同意・・・みんな優しいからね。


髪のセット
正直普段の方が好きです。


招待客
ここまで優遇されたモブは映画でもそう居ない。

順調に進んでる様だがみのりは王様と女王様が居ないことに違和感。
ゲストは居ても国民らしき人も居ない。


なんだか雲行きが怪しく・・・と思ったら国民の為に尽力すると誓うシャロン。
くるるんは水の中で謎の横穴を発見。


戴冠式
実際やっても参加もしたことないけど
よくある発表会イベントみたいなことするのかな。
完全にそれじゃないコレ?
先頭はマジシャンのハト芸。


ポプリがいない→結局全員で探しに行く・・・言うて本人達も未成年だから正しい対応なのかも。
いつき→つぼゆり→えりか・・・結局あんたが最後なのね、成田さん解ってる。


地下室
何もない筈が無く・・・くるるんとポプリの衝突事故。
個人的にここに王様と女王がいるんだと思ってた・・・事態はそれより悲惨だったですけどね。



仮面早変わりにジャグリング玉乗り、傘回しに火炎放射。バイオリン演奏にタップダンス。
まぁ何かのオープンイベントとかでもこういうのやる筈だから、意図としては来訪者を楽しませるのが目的なのかな。


豹変
招待への感謝からお別れの挨拶をした途端に怖い顔。
ここで厚意に感謝しつつ後日の再会と返すマジシャンは大人の対応。

杖のエネルギーで吹雪を。
やっぱこれが本体でした~。

可愛かったホワンはムキムキ首無しおばけに!

目から放つ光線には拘束効果とヤル気減退効果が。

帰りの電車はカチンコチン。
吹雪に閉ざされてしまったシャンティア。

笑顔溢れる国を作っていきましょう
なるほど、それが目的ね。
王女の様子がおかしい・・・え、今更?



4分40秒と5分近い超ロングバンク。
これだけでなく全体的に長いので尺の都合ですかね。
変身後にアクションが追加されてると思って確認したら、誕生回限定で本編もちゃんとやってたわ。
(よく考えたらサマーだけ変化無いのもおかしい)
撮影ミスですが中盤あたりで5枚分となると、画像数字の調整が大変なのでこのままにしておきます。


サマーはかっこいいのが似合わないからこれでいい。


4人は違う・・・まぁ一名あざといけど。
ローラだけ水泳からの飛びあがりアタックと凝ってる。


倒したかと思ったけどそんなことはなかった。
所謂ボスが無事なら何度でも蘇る奴。

リーダーじゃないのに私たちの出番が来たようねと笑ってるえりか。
彼女のせいなのか城の天辺・・・ナントカと煙は高いところが・・・。
制作側としてはやっぱえりかに対する思い入れがあるのかな、まぁ私でも彼女中心に動かすだろうけど。
イケてる登場は高いところ云々は同意しかねるが助けることには同意の3人。

まさかの正体にビックリ。
この反応新鮮だなと思ったら去年は変身後で初対面だったね。
ちなみにこちらのバンクはほぼ3分。


初期2人と追加2名と言う一面が強いカット。
スイートとかハピチャとかもそうなんですよね。
今は1人が当たり前になりましたが。
そして、ムーンライトのムーンサルトがカッコイイ。


力を合わせて
5+4の総勢9名。
ちなみに去年は4+6の10人。



ブロッサムサマーの交差パンチ、サンシャインの技にパパイアのアイビーム当てた合体技、マリンラメールの水中ダブルパンチ、ムーンライトフラミンゴの交差キック。

ダブルおしりパンチ、全員おしりパンチ。


マルペケぺったんこ攻撃。
胸の話じゃないからね。


9人で良かったと思う9分割カット。
集合のセンターがラメール・・・9分割はサマー。
まぁ、本映画の主役はローラだけどサマーが主役だし違うのは仕方ないか。
ビクトリーも決めたけど蘇ってしまう氷魔人。


シャロンの正体
それはシャンティア王国の女王になる筈だった者・・・。
遥か昔栄えたシャンティア王国。
国民も幸せで王家の3人も仲良し・・・当時はノリノリで歌ってる様な性格だったシャロン。

しかし女王即位の正にその日・・・隕石の接近が判明、それに感づいた王はシャロンを地下シェルターに避難させる。
結局、入ると同時に空は光りシャンティア王国は滅びてしまった。
ものしりムーンライト曰く約1万3000年前に起きたと言われている彗星の衝突・・・。
今見えているこの国

それは何の因果か隕石の力が雪に埋もれた王国から発掘したシャロンを介して復活させたのだ。
ここで明言されませんが長く雪の下に埋もれていたと言う事はつまりそういうことの様で。
(お亡くなり)
戦い慣れしてるハートキャッチ組は氷魔人を生み出すシャロンを止めればいいと気付く。
でも、トロピカル~ジュ組は王女と戦う事に抵抗がある模様。
『このままにはしておけない!』と言う桑島さんのセリフがちょっと女っぽさあって何か来る。

でも、母国の幸せを願ってくれたローラには彼女の笑顔が過ぎってしまう。


不意を突かれたラメールを助けてくれるサンムーン・・・でも共倒れ。
例の決め台詞を決めるブロマリは懐かしのフローラルパワーフォルティシモ。
でも、ダウンしていたラメールは何を思ったかシャロンを庇ってしまう。

当然びっくりくりくり。

結局ブロマリもラメールと相打ち。
さすがにこれには怒っちゃうマリン。

冷たい感謝
嫌味になってないのはさすが。
(ここの意図は嫌味と言うより、守るべきだけど逆らってきた相手に対する複雑な感情? やはり根は良い人)
ここで泣いたのは友人が敵になったのに、ソレを助けてしまったと言う悔し悲しさか。


ハートキャッチ組はシャロンの力でバリアごと積雪の下に封印される。
シャロンの前にはペケシールドも破られるのでパパイアアイビームを使って雪の煙幕を作り逃亡。
『逃がしませんよ、あなた方は・・・』
手を出すけど守りたい国民・・・うーん困った女王だ。



駅まで避難。
ラメールは自分のせいでハートキャッチ組が捕らわれた事を気にしている。
戦いたくないラメールの気持ちを汲むサマー。
残りの面々も責めない・・・パパイアは地下に居ると察し、コーラルは私たちが助けに行くと、フラミンゴは任せろとそれぞれ言う。

更にラメールのやりたい事を問うサマー。
シャロンに言ってやりたいことがあると言う返答を受けリップで気合いを入れてあげる。
サマーとしては王女様にもトロピカってほしいらしい。
それはラメールも一緒らしい。



その頃
ハートキャッチ組は脱出しようと奮闘中。
これ思うんだけど、列になって引っ張ってもあんまり意味ないよね。
攻撃もしたけど通じないらしい。
最年長ムーンライト曰く、強力な結界が張られているとかなんとか。
シプコフ達が頑張ってたらトロピカ組が合流、内外から開けようと試みる。
派手な格好した女子達が扉に群がるシュールな光景・・・必死なカットにしてて草生える。
突破できずグッタリしてると・・・

あれ?
中にウチのマスコットいんだけど💢

結界でも何でもなく引き戸でした~。
いや、最初の列状態で引いてる時点で読めてた。
でも、攻撃が通じないってどんな扉よ。
ちなみにこの部屋に国王と女王が閉じ込められてると予想してました。
先にも言った様にもっと悲惨な真実でしたが。


氷魔人たちは空気を読んでか通してくれる。

んで、救出に成功したコーラル達は外へ。
パパイアは吹雪がこの国を作ったシャロンの心そのものの象徴であると指摘。
ブラッサムはこころの花であるスノードロップが凍てついていると察する。
この辺の設定のクロスオーバーは面白い。

凍り付いたこころの花を溶かそう
鍵はラメール。
私達も手伝おうと言うトロピカ組に同意のハートキャッチ組。
氷魔人の登場に足止めを担当し先行を促す。


で、サマラメ。

ラメールはシャロンと居てすごく楽しかったらしい。
あなたの事を知りたい、困っている時は近くに居て力になりたい。
だから止めに来た。
こんなやり方じゃ誰も笑顔にならず、あなたの願いは叶わないと宣戦布告。
が、ローラには自分の気持ちが解るはずと城内にもブリザードを展開。
力を貸してと頼まれ負けそうになるがサマーの手が止めた。

そして、こんなことをしてもどうにもならないと判ってる良心の呵責を見破って、もう何をしても王国が戻ることはないと現実を突きつける。
両親がこれで喜ぶと思うかと問われ『黙れ!』と涙を散らし激昂シャロン。

雪の大怪獣を召喚。


シャロンの真意
笑顔の溢れる国を作りたい、その気持ちだけは本物らしい。


おてサマをフラミンゴが打ったり、残りの3人が技を放ってみたり。

でも、コレもミックストロピカルも通用しない。
友好国になりたかったと残念がるシャロン。

『私だってそうよ』と言われ驚きを隠せない。
序盤からの落差からスゴイけど、本編で示した様に決して問題児ではないのよね。
良くも悪くも女の子らしく直情的だけど。

実際、その気持ちに応えるようにシャロンが贈った指輪が輝く。


サマーは楽しいことがいっぱいでトロピカってるこの国が大好き。
コーラルはこんな素敵な国があるんだって感動した。
パパイアはシャロンは国民想いの優しい王女様。
フラミンゴはあんたが王女でみんな幸せだったと思う。
ラメールはあなたの国が笑顔で溢れる様にあなたに笑ってほしい。
という。
その気持ちに思わず笑顔になるシャロン。

その気持ちに同調したか、氷魔人の動きが停止。

城の方から溢れる優しい光に自分達の光を飛ばすハートキャッチ組。


受け取ったラメール、凍り付いた心の解凍を宣言。



スノーハートクルリング
光のハート通過で衣装変化・・・この変化は凝ってて面白い。
その名も



スノークリスタルトロピカルスタイル
パパイアフラミンゴの顔が隠れてるから透過処理も有りだった?


雪の大怪獣のブレスも通用しない。
そして、ハートキャッチオーケストラもどきが出てくる。

打撃も通用せず反撃をしようとしても逆に突き飛ばされる雪の大怪獣。
羽ばたきも空に飛んで回避され・・・

ハートシャイニングオーケストラ
ハートキャッチオーケストラさんみたく殴ると見せかけて・・・優しく撫でて包み込み雪の大怪獣は消滅。

氷魔人も消滅・・・暖かさが辺りに広がっている模様。


シャロンは空中浮遊から落ちてきて杖の先の隕石も雪原へと落ちてしまう。
彼女としては凍り付いた心を溶かす、笑ってほしいと言われても納得がいかない様子。


待っていた現実
かつて
地下シェルターに避難して助かったものの、出てきた彼女を待っていたのはただの荒れ地。
走り出してコケてしまったことで自分の無力を知って悲しみの余り泣いてしまう。
そしてそのまま雪の下に埋もれて生涯を終えた。
同じ状況だったら私だってそのまま埋もれるかな、こうなったら生きる目的がないよね。

先の戦闘で効力を失い始めた隕石の影響で姿を保てなくなってきたシャロン。
このままでは終われないらしい。
パパイアは錫杖の力だったと気付き、力の消滅=シャロンと国が消える現実を口にする。

人形を見ている彼女。回想へ突入。
シャロンは接近するラメールのまな板に雪玉を投げる。
そんな私のチョケを気にせずラメールはあなたに捧げる為に歌いにきたと言い出す。

それは『シャンティアの歌』。

33話のEDでも流れたアレ。
今回は言うまでも無くロングバージョンです。
文章で歌詞を書いたところで素晴らしさは伝わらないので是非見てください。




歌に関してのアレコレ
某所での評判を聞く限り、この場面は賛否両論だったりします。
いや、歌う事自体は展開的に有りでしょう・・・そもそもこのまま死にゆく者へできることはこれくらいです。
問題は見せ方なんです。
見た方なら解ると思いますが終始前後挟む形で歌います。
まぁ、正直役者として見てもここでどう歌わせたら良かったなんて言えないんですけどね。
確かに違和感はありましたが囲んで歌うのも違うと思います。
ここは演出さんも大いに悩んだことでしょう。



と、そんな生意気を言いましたが私はこの展開好きです。
やはり、人の命の儚さを描かれると弱い・・・基本この枠はこの手の悲しみを余り扱わないので。
こういう風にそうならざる得なかった根は良い人が最後は亡くなってしまうと言う展開
シャロン王女の生涯に同情して泣きそうにはなりました。


約5分。


シャンティアを覆っていた禍々しい空気は消え去りスノードロップも解凍された。

ラメールはこれからもこの歌の永遠の伝承を約束。
ローラは好き放題な子だけど、こういう子に限って義理堅そう。
永遠なんてないと信じないシャロン。
どんなものもいつか消えて無くなる・・・その通り。
消えない物もあると言うブロッサム曰くソレは貴女のこころの花。
スノードロップは人間界でも存在し春を告げる花と教える。
どっちが先かは知りませんが、去年よりかは必然性のあるゲスト。
これを設定見た後で脚本を書いたなら成田さんさすがです。

スノードロップの花言葉
希望。
シャンティアの歌が残るかと気になるシャロン。
この私が歌うから、世界中に広まって大人も子供もみんなが歌うから残ると断言ローラ。
シャロンはローラの歌とっても好きだったからと納得。
そしていよいよお別れの時。
ローラに感謝し、あなたに会えてよかったと消滅してしまうシャロン。
ベターな展開ですけど演技とBGM、そして脚本の妙なんでしょう。
素直に悲しくなりました。

あれだけ激しく戦って残ったのは虚しさ。
2段階ホワイトアウトとは珍しい演出。


戻ってきた
あおぞら駅。

シャンティアの歌はゲストである芸人達にも聞こえていたらしい。

雪の結晶がローラの掌に落ちて消える。

忘れてる訳が無いので、消えたシャロンとシャンティアに感傷に浸る一同。
大切な指輪をどうしてくれたのかと気にするさんご。
大切な物だから誰かに受け取って欲しかったんだと思うみのりに同意のあすか。
彼女はもしかしたら止めて欲しかったとも察する。
複雑な女心。
つぼみがハンカチをくれたが、泣いてないと強がるローラ。からかうえりか。

反論しながら泣きそうになるが泣いたのはまなつだった。
結局、つぼみのハンカチはまなつの顔を拭う事に。
世話が焼けると呆れるローラの中指で輝くシャンティアの指輪。


商店街青空ソング大会
序盤で言ってたショッピングモールで歌ってくれる人を探してる云々。

左下に注目
ヒープリ組がいます。
まぁ、のどかが半袖になってたり微妙に違うんですけどね。
時間にして3秒ほどなんですが、映画館でこれにちゃんと気付いた人がいるんだからスゴイ。
私は初見で気付きましたがDVDで見たら気付くのは当然だと思うので。

ちなみにみのりが知っている人がいっぱいと言うようにトロプリのサブキャラも多数配置。
(友達3人組や桜川先生にまなつの両親や館長も居る)


知らない人もいっぱい・・・まなつがそこら中の人に声をかけたらしい。
当然ローラの歌を広める為。
ローラからは私の歌じゃない、私達の歌と訂正。
みんなの心に響かせるといざステージへ!


最早なぜか恒例ゲストとなってるABCの澤田アナウンサー声の司会。
つぼみ達も見守っている。
衣装可愛いと称えるえりか、コサージュがスノードロップと気付くいつきとつぼみ。
ゆりもとても素敵と言う。
すっごくトロピカってると十八番をパクるえりかとシプレ達。


シャンティア ~しあわせのくに~
序盤は本編特別EDでも披露したアレ。
まあ、ラストもそうですけど。




途中からはソング大会の光景。



そして
合唱会、保育園、教育、レコーディングに講釈など方々で広められる。

ツッコミ多数だったであろうゆりさんのエレキギター。

明道学園ステージやあおぞらテレビのカメラの前などでも。

本編でも見た〆で

~おしまい~

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