第11話『はづきちゃん踊りを習う!?』
(2000年4月16日放送)
脚本:影山由美 演出:岡佳広 作画監督:生田目康裕

アスレチック美空町

どれみ親子、おんぷ親子。あいこは前から何度かあるので例外で
今までなかった藤原家の話。まぁ、無印27話もそうと言えばそうですがメインはバッドカードの話ですから。
謎だった麗子ママの意外な過去。
まぁ、あの甘やかし振りから見て想像ついてた人は多いとは思いますが。
はづきとしては人生と言う長い目で見て転機になったであろう話。
(無論、小学6年以降は完全に想像に域ですが)
挿入歌:明日の私初使用。
管理人ははづきの『あ、明日!?』が結構好きだったりします。

収録DVD

松岡由貴顔出し付き
(12〜15話同時収録)

アバンタイトル

お裁縫中の割烹着姿の女性。そんでもって人形で遊ぶ見覚えのある人登場。1人会話したところでOP。


終わると藤原家から。はづきもお裁縫中。すると、麗子ママが尋ねてくる。
何やら良い物を買ってきたらしい。嬉しそうなはづきだが麗子ママが買ってくる物と言えば・・・コレしかない。
今後ある明パパの知り合いのパーティーで着用する事を勧められる。
内心、嫌と言いたいのだが言えないのがはづき。麗子ママが嬉しそうなのでなおの事言えない。そんな様子を陰から見ているばあや。

んで、サブタイトル。

マジョリカはクッキーを食べている最中。すると、苗の植え替えを終えたどれみ達が帰還。
『ご苦労様〜』と言うララ。ここはマジョリカも珍しく休憩を促す。


が、クッキーは独り占め。どれみもケチと怒る。
所有権を主張するが他の連中にパクられる。『まったくも〜、どいつもこいつも〜』とボヤいているとぽっぷに捕まる。
結局は阻止ったどれみにも食べられる。ぽっぷにクッキーを押し込まれるマジョリカ。

んで、おんぷがライフウッドの方を見ると寝ているハナちゃんの傍ではづきが何やら作っている。
ハナちゃんの世話を交代すると言うおんぷ。お礼を言いながら糸を切るはづき。
ここでおんぷが何を作ってるか質問。作成中のハナちゃんの涎掛けと答えるはづき。可愛いと思ったおんぷ、みんなを招集。

涎掛けをお披露目。みんなに好評だが作成者は恥ずかしいのか赤面。
(左上の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
はづきの言い分によれば2回目の検診で着せたかったのだとか。
すると、どれみに『やっぱりはづきちゃんのイメージだよね。フリフリのレースとリボン』と言われる。
おんぷにも『お洋服もそういうの一杯持ってるんでしょ?』と言われる。
それを受け反応するはづき。で、フリフリが苦手と言うはづき。
それを聞いてはづきが日々我慢していた事を思い出すどれみ。『これでも結構苦労してるのよ』と苦労を語るはづき。


で、藤原家。いきなり日舞をする事になったと麗子ママに言われるはづき。良い先生を紹介してもらったかららしいが無論、はづきは困惑。
すると、また涙目になる麗子ママ。
はづきが取り成して収まるが、ビックリさせようと隠していた事と明日から言われ『あ、明日!?』と驚くはづき。
麗子ママも昔はやりたかったので楽しみなのだとか。そのやり取りを覗くばあや。笑うしかないはづき。

んで、下校中。先の話をどれみ達に伝える。すると、どれみ


日本舞踊はこんなのか聞いてみる。


勿論、あいこに盆踊りと言われる。違いが判らないどれみ、おんぷにも全然違うと言われる。
好きだったと思うあいこだが、本人から好きじゃないと訂正が入る。あいこにちゃんと拒否るよう言われるはづき。
が、言えない。麗子ママが悲しむと言えない理由を語るはづき。
はづきの優しさに呆れるどれみ。ここでおんぷが魔法で何とかならないか提案。
ここははづきがどうにかなると魔法使用を必死に拒否。ホントに?などれみ達。
『やってみたら楽しいかもしれないし』とさっきと逆の事を言ってやっぱり怪しまれる。


着付け完了。『やっぱり日本の女の子は着物よね。はづきちゃんの踊る所早くみたいわ〜!』と嬉しそうな麗子ママ。それを聞いて溜息をつくはづき。

はづき、苦戦するも何とかやりこなす。

んで、MAHO堂。ぽっぷがハナちゃんと遊ぶ中。話題ははづきの事。案じるどれみとあいこに対し、おんぷは『はづきちゃんなら大丈夫なんじゃない』と言う。

が、あんまりそうでもなかったりする。ベッドで倒れてると麗子ママ再来。
先生が高評価していた事を告げる麗子ママ。そんでもって嬉涙目で抱きつく麗子ママ。
こう言われては止めたいと言えないと思うはづき。それを見ているばあや。

んで、MAHO堂。またまたハナちゃんと遊んでるぽっぷ。ハナちゃん少し嫌そう。
そんな風景を他所に今後どうするかと質問するどれみとあいこ。が、はづきは『だって、そうするしか』と答える。
おんぷも溜息をつく。すると、ハナちゃんが泣き出した。

抱き上げるおんぷ。『はいはい、五月蝿かったわね〜』と言う。その分にややショックなぽっぷ。
『ハナちゃんだって嫌な物はイヤってちゃんと態度で示すのに』と言うおんぷ。
それを聞いてハッとするはづき。肩を落とす。赤ちゃんができる事ができない事にショックを受ける。
そこがはづきちゃんのいいとことどれみとあいこに言われるが『ホントにそう思う?』と聞かれ黙り込む2人。その反応を受けショックで萎むはづき。
と、はづきを除いた3人でここはみんなが協力すると言う話になった。んで、どれみがはづきに次の稽古の日を聞く。


んでとある日。踏み切りの傍に日舞の師匠を発見。ここで・・・。

見習い服に着替える3人。


日舞の師匠の背後上空に来たどれみ。第一作戦はどれみ。
魔法で荷物を転がす。追いかける先生。すると、荷物が速度を落とさずに坂を上ったので


師匠驚愕。驚きながらも必死で追いかける。満足そうなどれみ達。何とか捕まえた師匠、疲れまくり。

第一作戦成功を喜ぶ3人。

ここでアイキャッチ。


坂を上りながら『さっきのは何だったのかしら』とボヤく師匠。

先生が草臥れたことを再認識するあいこ。すると、第2作戦はおんぷが敢行。『先生を少し、休ませてあげて!』と魔法を使う。


おんぷの魔法の標的は信号機。んでお師匠さんも異常に気づいた。信号が何時まで待っても赤いままなのだ。
ボタンを押すが変わる気配は一向に無い。それを見て嬉しそうなどれみ達。
来てないので渡ろうと思うお師匠さんだが立場が立場なので自重する。第2作戦成功を喜ぶ3人。

自分の部屋で外を見ながらどれみ達の心配をするはづき。


お師匠さん、やっと藤原家に到着。もうクタクタ。『今度はあいちゃんの番だよ』と言うどれみ。
であいこが『はづきちゃんの家よ、遠くなれ〜!』と魔法を使う。
で、お師匠さん、はづきの家の階段を上がってるとある事に気づく。何時まで経っても玄関に辿り着かないのだ。
またまた楽しそうな3人。

『先生遅いわね〜』とこぼす麗子ママ。心配で外を見ていたはづき。大体の理由が判ってるのでやや引きつり顔。

さすがにもうクタクタなお師匠さん。来た事に反応するはづき。嬉しそうな麗子ママ。

水をもらうお師匠さん。その疲弊振りに事情を聞く麗子ママ。
お師匠さん、一部始終を伝達。そして、とても稽古をつけれる状態でないのでまた次回にと申し出る。それを聞いて申し訳なさそうな顔のはづき。
麗子ママ承諾するが心配の様子。帰るお師匠さん。
はづき『ごめんなさい先生、私のために・・・。どれみちゃん達を許してあげて』と願う。

覗いているどれみ達。お師匠さん、さっきと明らかに段数が違う事に気づいて混乱。
それを見て、どれみ達もさすがにやりすぎたと思う。
おんぷは『でも、とりあえずはづきちゃん、ホッとしてるんじゃない?』と言う。頷くどれみ達。


麗子ママはまだまだ元気。反物を持ち出してきた。はづき用の新しい着物を作るのだとか。はづきにどれが良いか聞いてみる。
やっぱり、反論できないはづき。嬉しそうな麗子ママ。再びはづきにどれが良いか聞いてみる。
先の一件もあり草臥れたはづきは『もう、どれでも良いわ〜』と答えてしまう。

それを聞いて呆然な麗子ママ。はづきが全然嬉しくないと気づいて涙目になる麗子ママ。
慌てて取り成すはづきだが既に手遅れ。おまけに驚いて『えっ!?』と言ったのを『うん』と勘違いされてしまう。
はづきは慌てふためくが傷心した麗子ママは泣きながら退室。
『ママを悲しませたくないと思って黙ってたのに。逆にママを悲しませちゃったわ』と嘆くはづき。
すると、眼前にばあやが立っているのに気づいたはづき。

反物を片付けながら麗子ママの母親が厳しかった事を語るばあや。はづきの言によれば祖母は他界しているらしい。
祖母は富豪にも関わらず贅沢をしない人だったらしい。しかし、そのせいで麗子ママは時々寂しい思いをしていたらしい。


麗子ママが小さい頃、お喋り着せ替え人形が大流行。
しかし、麗子ママは普通の着せ替え人形しか持ってなかった。でも、おねだりはしなかったのだとか。

祖母が日頃より質素倹約を実施していた事を知っていたから。ばあやはそんな麗子ママを見るに見かねて腹話術で麗子ママと話した。
見た事も無い事に麗子ママも嬉しそうな顔。その時の顔は今でも忘れられないらしい。
そこから腹話術の練習をし何時しか友達の間では流行した人形よりも人気になっていた。

それを聞いて『へぇ〜、ママってそんな子だったの〜』と言うはづき。
ばあや、ここで『でも、おばあさまは厳しいだけのお方ではありませんでしたよ』と言う。

コツコツ集めた綺麗な端切れを使って着せ替え人形の衣装を作ってたくれたらしい。

そんな事もあり麗子ママは祖母の言いつけを守り続けたそうだ。
しかし、はづきはそれならなおの事、自分に色々させていた事が納得いかない。
ばあやはそれは自分が昔できなかった分、させてあげたいと言う気持ちの表れと教える。
それを聞いて麗子ママを悲しませた事を後悔するはづき。どうしようと思う。
すると、はづきが何かを思いついたらしく、その着せ替え人形の行方を問う。笑顔で『大切に仕舞ってございますよ』と言うばあや。


そして持ってきたばあや。その古さ加減に驚くはづき。すると、はづき何かを思いついた。そしてばあやに言って、人形を持って部屋へ帰っていく。

そして、見習い服に着替え魔法で着せ替え人形を綺麗にする。それを見て嬉しそうなはづき。
(右上、左下、左真ん中にマウスポインタを乗せると・・・)

部屋で涙ながらに椅子へ持たれながら『はづきちゃん。ママ、どうしたら良いの?』と言う麗子ママ。
すると、誰かがドアを叩く。麗子ママの返答を待つまでも無くドアが開き・・・。


あの人形が出てくる。それを見て『リリちゃん?』驚く麗子ママ。『そうよ、私リリちゃん』と答える腹話術のはづき。
はづきに頼まれて来たと言って
『はづきちゃんはママの選んでくれたお着物ならどれでも大好きですって』と言う。涙目で『ホント? リリちゃん?』と聞く麗子ママ。
『ホントよ。踊りのお稽古も頑張るって言ってたわ』と答える腹話術はづき。
引き続き涙目で『ママ、あなたに色々と押し付けすぎちゃったのかしら・・・』と言う麗子ママ。
はづきも堪えながら『そんなこと無いわ。だから悲しい顔しないで』と言う。

耐え切れなくなった麗子ママは扉を開けはづきを抱きしめる。謝るはづき。それを笑顔で見ていたばあや。静かに退散。


驚くどれみ達。と言うのも結局、踊りの稽古は続けることになったのだとか。理由が気になるあいこ。
『せっかくママが習わせてくれるんだもの。もうちょっと頑張ってみようかなと思って』と答えるはづき。
『やれやれ、最近の子供は何を考えておるのやら・・・』と呆れるマジョリカ。


んで完成を宣言したはづき。が、その出来を見てどれみ達唖然。
と言うのも本人が一番嫌がってるフリフリだったから。ハナちゃんに試着させるはづき。不満顔のハナちゃん。
はづきは麗子ママの子。結局、自分は着なくても人にはフリフリを着せる事は好きと知ったどれみ達。
喜ぶはづきとそれを見つめるどれみ達。不満顔のハナちゃんのアップで

〜おしまい〜

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