第12話『健康診断でイエローカード!』
(2000年4月23日放送)
脚本:吉田玲子 演出:矢部秋則 作画監督:なかじまちゅうじ

おジャママどれみ

健康診断話第2弾。
前回は完全に敵視していたマジョハートも今回はどれみ達への見る目に変化の兆し。
これが今後、重大なキーに。
と言うよりは既に変わってると思ったのは管理人だけじゃない筈。
そして、今までに無く八太郎&スルメ子が頼もしく見える話。
これを見て思いましたが人の話はよく聞かないとダメですね。

収録DVD

松岡由貴顔出し付き
(11、13〜15話同時収録)

アバンタイトル

ハナちゃんを追いかけるどれみ達。すると、急にマジョハートが現れ無言でイエローカードを渡される。?などれみ達。

終わると、夜のMAHO堂。
(画像にマウスポインタを乗せると・・・)


どれみはハナちゃんにミルクやり中。
どれみ=ミルク良し、あいこ=オムツ良し、はづき=持ち物良〜し、おんぷ=ご機嫌良し とそれぞれ確認。気合の程に感心するララ。


『だって、2回目の検診も絶対合格しなきゃ』と意気込むどれみ。
あいこはこの次はもっと厳しくチェックすると言うマジョハートの言葉あったことも付け加える。
が、マジョリカによればそれは嘘ではないと言う。マジョハートは有言実行の人らしい。
怯えるどれみ。んでもっておんぷが出発をしようと言う。『うん』と答えるはづき。

で、サブタイトル。

で、定期健診会場であるマジョハートの病院。

会場には既にモタとモタモタ。八太郎とスルメ子も来ていた。


やってきたどれみ達。八太郎とスルメ子を発見。挨拶をする。返す八太郎とスルメ子。
『ハナちゃん元気そうタコ』と言う八太郎。『アタリメ子ちゃんもちょっと見ない間に大きくなったね〜』と言うどれみ。

『そうですか〜?』と言うスルメ子。八太郎そう言われてアタリメ子の嫁入りを考え一人泣き。気が早い事にツッコミを入れるあいことおんぷ。


テキとテキパキも可愛くなったと言いに来るモタとモタモタ。『一段と丸くなったって言うか』と返すはづき。
『赤ん坊はこのくらいの方が良いのよ』と返答するモタモタ。すると、テキとテキパキが突然泣き出す。
泣いている理由が判らないモタとモタモタ。
それを見かねてどれみが救援。どれみの診断によればお口がチュパチュパしてるからミルクが欲しいらしい。

どれみはミルクを作ってモタ達に手渡す。飲ませると泣き止んだ。そのママ振りを称賛するスルメ子。
そう言われてどれみが照れてるとマジョポンとマジョピーあ定期健診の開始を知らせに来る。何故か楽しそうなハナちゃん。


ハナちゃん今回は結構成長していた。スグに抜かれると親バカなどれみ。おんぷは否定。すると、おんぷの意見に『その通り』と言う声有り。
マジョハートによれば赤ん坊は3ヶ月まではグングン成長するが、それ以降は緩やかになるのだとか。
どれみ『へぇ〜そうなんですか〜』と感心して『バカモ〜ン!』とマジョハートに怒鳴られる。ビビるどれみ達。
『へぇ〜じゃない。このくらい常識だ。そんな調子じゃ今回の健診は合格できそうにもないな』と叱られる。

で、ある建物。

『何・・・これ?』などれみ。『マルとバツ』と答えるマジョピー。『それは見たらわかるっちゅーねん』と返すあいこ。そこはマルとバツが床に描かれた広場。
『これから育児に関する問題を出〜す。今日の健診は赤ちゃんだけでなく、母親としての常識や能力もテストするぞ〜』
と言うマジョハート。『えぇ〜!!』と言うどれみ達。

不安顔のどれみだが皆に励まされる。アタリメ子の為に頑張ると誓う八太郎。なんとかなる的なモタとモタモタ。

マルかバツの2択と言う事で気楽そうなモタモタに『そのどっちかで大きく違うんですけど〜』とツッコミを入れるはづき。呆れ顔のどれみ。
『今日はやけにツッこむわね〜』と言うモタ。『あなた達には負けないわよ〜』と言うモタモタ。


で、クイズ開始。
第1問:赤ちゃんをお風呂に入れる時の温度は42度くらいが最適である。
何時も自分達より温めのお湯に入れていると言う事でバツを選択する4人。
バツに行こうとするがハナちゃんが参加者の持っていたガラガラに興味を示しその方向へ飛んで行ってしまう。
モタとモタモタは思案中。そうこうしてる間に時間切れ。

正解はバツ。
ちなみに体温で言う42度は蛋白質の変質が始まる温度なので体積も小さく水温が影響し易い赤ちゃんを浸けるのは止めた方が良い。
体温計が42度までしかないのもこの為です。
正解は八太郎&スルメ子だけ。どれみも答えが判っていただけにガックリ。


第2問:哺乳瓶と乳首を熱湯消毒する時は10分間煮沸する。
どれみ達には朝飯前なのかマルを選択する。で、時間切れ。どれみ達が居るのを不安がるモタとモタモタ。


正解はバツ。納得できないのか『え〜、どうして〜?』と言うどれみ。哺乳瓶は10分だが乳首は3分で良い。
またも八太郎&スルメ子正解。逆にどれみ達はガックリ。ニヤつくマジョハート。

第3問:赤ちゃんの体温は普通大人より少し低めである。
これはバツと言うどれみ。おんぷによれば大人より少し高いのが普通と言う事らしい。


で、いざバツへ向かうのだがどれみが何かに気づいた。するとハナちゃんが何かを嫌がったかと思えば突然、泣き出した。
そんなこんなで時間切れ。正解はバツ。その通りだったのがマークに辿り着けてないので不正解。ガックリなどれみ。


以上をもって問題終了。それを告げるマジョピー。
結局全部不正解などれみ達。八太郎&スルメ子が全問正解だった事を称賛するはづき。
何気にどれみ達と一緒なモタとモタモタ。悔しがる。


そんな事言ってると
バカモ〜ン! これ位の問題、正解して当たり前だ! それにこれは一番を争う試験じゃない。最低限の知識と能力が備わってるかを見る試験だ』
とマジョハートにやっぱり怒鳴られる。
そんでもってどれみ達にイエローカードを渡すマジョピー。『警告警告』と言うマジョポン。
『よし、次の試験行くぞ!』と言って次の試験会場へ向かうマジョハート。次の会場へ案内するマジョポン。ショボボンなどれみ達。


第2試験会場にて
『次は赤ちゃんの沐浴テストだ。制限時間内で赤ちゃんをお風呂に入れて着替えさせる事』と言うマジョハート。

何時もやっていると言う事でやや余裕そうなどれみ達。魔法を使えば楽勝と言うモタとモタモタ。健闘を誓う八太郎&スルメ子。

『それでは10分間でお願い致しま〜す!』と言うマジョピー。ダッシュする参加者達。

早速、魔法で服を脱がせるモタとモタモタ。

どれみ達は手際よく進行中。八太郎&スルメ子は八太郎がアタリメ子と入浴。
が、その顔を見てゆくゆく一緒にお風呂に入ってもらえなくなると考えてまた泣き出す八太郎。スルメ子に名を呼ばれ我に帰る。
相変わらずの全自動でちょっと嫌そうなテキとテキパキ。一方のハナちゃんは楽しそう。

見回るマジョハート。


全員入浴完了。テキとテキパキは既にお着替え済み。アタリメ子も着替え終わった。

あと5秒と告げるマジョポン。ハナちゃんも着替え終わったのだがクシャミをして鼻水が出てしまう。
それを拭き取るあいこ。で、タイムアップ。手を止める様に言うマジョポン。
が、ハナちゃんが不快であろうと考え作業を続けるあいこ。しかし試験なのでマジョピーは失格を宣言。


どれみ達に謝るあいこ。謝る事は無いと言うどれみ。ハナちゃんが気持ち良さそうであると言うおんぷ。事実、ハナちゃんは笑顔。
『そんな事言ってる場合?』とモタに、『あなた達、かなりマズイと思うわよ』とモタモタに言われる。
で、マジョポンに2枚目のイエローカードを渡される。
でもって、ここで『言い忘れていたが、イエローカードが3枚になると不合格だ』と言うマジョハート。
驚くどれみ達に『私は嘘は言わん。言った事は必ず実行する』と言うマジョハート。ガックリなどれみ達。


で、第3の試験会場。『次は矢印に添って赤ちゃんと一緒に歩く、お散歩試験です』と言うマジョポン。
1番から3番までの3ヶ所のチェックポイントにタッチして戻ると言うルール。制限時間は無くリタイアせずゴールできたらOK。

そんなの簡単と言って先に行くモタとモタモタ。

どれみ達は歩いていく。散歩だから^^
はづきに『ハナちゃんもゆっくりの方が良いわよね〜』と聞かれ笑顔で嬉しそうなハナちゃん。

ここでアイキャッチ。



コースの綺麗さに見惚れるどれみ達。それはハナちゃんやアタリメ子も一緒な様子。すると、おんぷが何かを発見。

それは1番目のチェックポイント。タッチすれば良いのだが手が届かない。と言う事で

魔法でマジックハンドを出すどれみ。いざ、それで札をタッチしたならお化けに変身してしまった。それを見てどれみ達ビックリクリクリ。
はづきは自身が怖がりながらも『ダメよ、あたしが逃げてどうするの。ハナちゃん怖くない怖くない』と言う。ハナちゃん大泣き。
ここであいこが『お化けよ、可愛くなれ〜!』と魔法を使う。すると可愛くなるお化け。これには一同もニコニコしてしまう。
『あいちゃんナイス』と言うおんぷ。『これで怖くないねハナちゃん』と言うどれみ。喜んで返事するハナちゃん。

飛行中のモタ達ある事に気づく。それは歩いているどれみ達より遅い事。するとモタモタが1番の札を発見。
で、いざ触ったらばお化けになる。それに驚いてテキとテキパキは泣き出す。
ここで魔法を使いヘッドフォンとアイマスクを装着させる2人。それを見て立場の無いお化け。
(下真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

無事通過。それを水晶玉で見ているマジョハート。


どれみ達は洞窟に到着。すると、おんぷが2番が刻まれた宝箱を発見。しかし、先のことが触るのを躊躇うどれみ達。
そしたらば八太郎が触ってくれる事に。やっぱり、そうだった宝箱。ビビるどれみ達。


今度ははづきが魔法で大きな歯ブラシを出す。でもって宝箱の歯を掃除するはづき。
『はづきちゃん、何ソレ?』と質問するおんぷ。『ほーらハナちゃん達も立派な歯が生えたらちゃんと歯磨きしましょうね〜』と言うはづき。
満足したのか元に戻る箱。『何とか2番目のチェックポイントもクリアだね』と言うどれみ。

後は3番だけ。次は森。またもおんぷが発見。木に書かれていた。ここはおんぷが触る事に。

しかし、案の定化けてきた。『泣く子はいねぇか〜!』と言う3本の木。
どれみにしがみ付くハナちゃん。逃げようとするアタリメ子。背の高さと顔もあってか今回のはどれみ達も怖いらしい。
でもってあいこ、この木がマジョハートに似てると言う。ムッとする人1人。


ここで『楽しく踊って!』と魔法を使うおんぷ。すると笑顔で踊る木達。お?と思うどれみ達だがスグに木は戻ってしまう。
ここは逃げるしかないと言う事で逃亡。何とか逃げ切ったどれみ達一安心。

すると飛べないカルガモの雛を発見。それを見たハナちゃん魔法を使う。だが、やはり飛べない。
それを見てハナちゃんが雛を助けたいと思ってると知ったどれみ達。
『どうする? もうゴールは目の前よ? 余計な事をしてて3枚目のイエローカードを出されたりしたら』と言うおんぷ。考える4人。
そんなこんなしてると、モタ達が追いついてきた。『お先に〜』と言うモタモタ。

結局、救助する事に。八太郎&スルメ子に先行を促すどれみ達。
2人は手伝うと言うが、なおも先行を押すどれみ。どれみの勧めもあって先行を決定した2人。
そしてマジカルステージで親を探してあげる事に。『カルガモの赤ちゃんのお母さんを探して!』と願うどれみ達。
するとカルガモの声が聞こえてきた。それに反応する雛。
どれみ達にも聞こえたらしく、来た方から聞こえた様だ。戻っていくどれみ達。

八太郎&スルメ子ゴール。待機場に行っている間にモタ達も到着。負けたと言うモタだがモタモタはビリじゃないから良いらしい。



かなり戻ってきてしまったどれみ達。

残りはとうとう1組になってしまった。そう、どれみ達である。

最初に通った花畑まで逆戻り。
『最初に通ったお花畑だ〜』とどれみが言ってると上空から母親カルガモが雛を連れて飛んできた。
雛はあいこの手を離れ母カルガモと感涙の再開。嬉しそうなどれみ達。

ルピナスの子守唄開始。
無事に戻ったカルガモを見ながらハナちゃんにも見てごらんと言うどれみ。だがハナちゃん睡眠中。それを見て『寝ちゃったね』と笑顔などれみ達。
だが、ここでスタート地点が近いと言う現実を思い出す。『でも、イエローカードが3枚溜まったら』と言うおんぷ。
しかし、ハナちゃんの寝顔を見て、もう一度あのコースを行くのは大変と言う事でリタイアを決意する4人。
すると急に起きたハナちゃん蝶を触りたがる。その光景を見て少し休んでから行く事に。嬉しそうなハナちゃん。

それを見て少し嬉しそうなマジョハート。ルピナスの子守唄終了。

合格印を貰う八太郎&スルメ子。女王様進呈により今回の優勝者に与えられる魔法ハーブの苗をもらう2人。
『次!』と呼ばれ低姿勢な4人。マジョピーには唯一のリタイア組である事の報告。マジョポンからはイエロカードを貰う4人。
モタに『やっぱりおジャ魔女ね〜』、モタモタに『ママ失格〜』と言われるどれみ達。

『お前達も一緒に散歩をしててそう思っただろう? この子達人間が魔女の赤ちゃんを育てるのは無理だと』と言うマジョハート。
しかし『そんな事ありません! どれみさん達が散歩を途中で止めたのには訳が有るんです』と即答するスルメ子。
『私達、どれみさん達にすごく教えられました』と続けて言うスルメ子に『ほぉ〜、教えられた?』と聞くマジョハート。
ここで先の3番の森でどれみにしがみ付いたハナちゃんと自分から逃げようとしたアタリメ子の話をする。
そして、しがみつくことはどれみ達がそれだけハナちゃんに信用されている事の表れと進言するスルメ子。
同時に自分もそんな母親になりたいとも言うスルメ子。『スルメ子さん』と嬉しそうなどれみと3人。
『スルメ子ちゃんの言うとおりタコ。どれみさん達は何時もハナちゃんの事を何よりも第一にをえてるタコ』と言う八太郎。


それを聞いて
『良し! 今回お前達は合格でも不合格でもない。もし、次の健診にちゃんと合格すれば今回の分も判子押してやろう』と言うマジョハート。
驚くどれみ達に『だが、今度もこんな風だと、ハナは人間ではなく魔女に育てさせるぞ。いいな!』とちゃんと釘も刺す。
嬉しそうに『はい!』と答えるどれみ達に。
『まったくお前らは、おジャ魔女であるだけでなくおジャママだな!』と言うマジョハート。それを聞いてどれみはぷっぷのぷー。
そして、スルメ子は本当はどれみ達のだと思うとさっきの苗をどれみ達に渡す。お礼を言うどれみ。
次の健闘を誓い嬉しそうに笑うどれみ達。

それを見るマジョハートのやや嬉しそうな顔と共に

〜おしまい〜

第13話『どれみ、お嫁さんになる?』
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