(2000年4月30日放送)
脚本:栗山緑 演出:岩井隆央 作画監督:青山充
乳牛殲滅計画
どれみ一目惚れ話第5弾。今回は意外な展開。
実はこう言う人は彼を除いて2名しか居なかったり。
(ある条件で限れば他に1人だけ)
9話に引き続いて目的地が判明している話。今度は岩手県。
大沢夫妻の名前はEDテロップまで劇中では出ないので最初から名前で書きます。
おんぷのコンサートとしては初の本格仕様。
half point初使用。
収録DVD
松岡由貴顔出し付き
(11〜12話、14〜15話同時収録)
アバンタイトル
バラのステンドグラスがある不思議な空間。そこに佇むどれみの前にシスター服のはづきとあいことマジョリカが現れる。
ついでにシートに包まれた何かも。マジョリカ『アナタは〜、ステーキな彼と分厚いステーキ! どちらを愛しますか!?』と質問。
そして、マジョリカが捲ったシートの裏には熱々のステーキを抱いた少年が居た。
が、どれみが選んだのはやっぱりステーキだったとさ。ショックを受ける少年。呆れるはづき達。でOP。
終わるとMAHO堂。
『え〜、東北に行く〜?』
と驚くどれみ達。笑顔のハナちゃん。
マジョリカの言い分よれば日本中がGWで浮かれているのにどれみ達だけを働かすのは気の毒と言う事らしい。
『春休みの時みたく楽しく旅行しようって訳』とララが説明。ここではづき『何で東北なの?』と質問。
『だから〜』とマジョリカが説明しようとしたらば『あたしのコンサートがあるからよ』とおんぷが答える。
5月4日と5日に岩手県の牧場でコンサートがあるのだとか。で、あいこに儲け話と看破される。
ついでにララにも『ピンポーン、それに牧場の近くは穴場の温泉があるし』と暴露され焦るマジョリカ。
どれみに『どうせそんな事だろうと思ったよ。何が お前達が気の毒じゃから だよ。結局自分が行きたいだけじゃん!』と指摘され何も言えない。
ここではづきが『でも、東北だと日帰りは無理ね』と言う。おんぷ『それにパパやママに許可を取らないといけないんじゃない』と補足。
が、どれみ『大丈夫! こう言う時こそ魔法だよ!』とVサイン。
で、サブタイトル。
んで、春風家。
既にスタンバイしたはづきとあいこだが、はづきが『あいちゃん、どうして何時も私がパパなの? ママやりた〜い』とゴネる。
が、ここは『しゃあないやろ、毎回ちごたらおかしいやんか』と言うあいこが正論。
なんて話してると春風夫妻到着。さっきとは打って変わって普通に話すはづき。
はるかママは親として甘えすぎな事を気にしてる様子。どれみがそんな事無いと取り成す。
あいこママも『そうですよ〜。今度の旅行はどれみちゃん達に感謝の意味もありますし、私等が責任を持ってお世話させて頂きます』と援護射撃。
渓介パパの『お言葉に甘えさせてもらおうよ』と言う勧めもあり、はるかママも『そうね』と納得。どれみ大喜び。
が、ぽっぷは羨ましそう。幼稚園の鼓笛隊があって行けないらしい。
ここは『ボヤかないボヤかない、幼稚園の発表会はお母さんが楽しみにしてるんだから』と言う渓介パパ。
が、ここで『これで心置きなく釣りにいけるぜ』と言ってしまう。はるかママに復唱を求められ言われるまま復唱。
勿論、はるかママに連行され叱られる。唖然などれみ達。どうやら、GWは家族と過ごす約束だったらしい。
どれみによれば何時もの事らしい。次ははづきの家へGO!
でも、そこはやはりカット。そんでMAHO堂号で遊ぶどれみ達。
そんなこんなをしてる間に岩手はどんどん近くなり到着。
で、大沢牧場では既にコンサートの準備も完了。ファンも一杯来ていた。
『ノリノリやな〜』と感心するあいこ。はづきによれば徹夜組も500人居たとか。
ここでどれみ始まっても良い時間なのに始まらない事をおかしいと思う。するとララが呼びに来た。
『え〜』と驚くどれみ達。バッグバントが乗った車が大渋滞に捕まりまだ来てないらしい。
コンサート中止案もあるらしいがおんぷにその気は毛頭ない。あいこも同調。
ここで3人にバッグバンドになってとお願いするおんぷ。はづきは友達だからと進言。どれみもやりたかったからとOK。あいこもヤル気。
(右下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
見習い服に着替えた4人。
で、魔法でバンドの楽器を出すおんぷ。やる気満々な4人+1匹。
half point開始。コンサート開始。
どれみはエレキギター。はづきはキーボード。おんぷは勿論ボーカル。あいこはドラム。
足元でこの人が、MAHO堂号ではこの人等もノリノリ。
ここでノリノリな人達が居た。中でも子供はどれみをジッと見ている。そんでもってhalf point終了。
『MAHO堂の皆に拍手を〜!』と言うおんぷ。『ありがとう〜』と手を振るどれみ達。ここでちゃんとガーデニングショップの話もするおんぷ。
(左上の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
どれみ達一安心。実はカラオケだったから。おんぷと生握手ができるとあって店も好評。
終わってバーベキュー。食べてるとおんぷがさっきの3人の内の2人を連れて来る。
でもって、『あれ? どれみちゃんは?』と質問。さっきまで居たらしいが今は居ないそうだ。
で、おんぷは気を取り直し今回のコンサートを主催した牧場主の大沢夫妻を紹介。
ブラボーと叫ぶ権太郎パパ。それを見て笑う2人。妻のエリザベスにも好評。はづいが挨拶を。あいこがお礼を言う。
『いやいや、少しでも都会育ちの皆にここの自然を知ってもらおうと思ったんだよ』と言う権太郎パパ。
『ホントに素敵なところですね』と言うおんぷ。
お礼を言いながら息子がおんぷのファンである事を伝え、後で紹介すると言う権太郎パパ。
どれみ、マジョリカ達がさっさと温泉に言った事を愚痴りながら自棄食い。高速移動で次々と渡り歩くがチキンと豚しかない。
『ステーキはどうしてないの〜!』とキレてると鞭に両手を捉えられ回されるどれみ。でもってそのまま誰かに衝突。
(左下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
んで目を開けたらばそこには美少年が。どれみはタイプでデレデレ。すぐさま自己紹介するどれみ。
男の子も『あぁ〜、めんこい名前だね〜。オイラ大沢セバスチャン信蔵。ここの1人息子さ〜』と自己紹介。
続けて『どれみちゃん、オイラと付き合ってくんねぇ〜か?』と言う信蔵。コンサートで一目惚れしたのだとか。
なんて言ってると牛の鳴き声が聞こえてきた。ソレに反応するどれみ。信蔵によれば1000頭の牛を育ててるらしい。
牧場と言う事で馬と思ってたどれみ。
勝手に牛1頭=100人分のステーキ。牛1000頭=いっぱいのステーキと解釈するどれみ。
想像してヨダレを垂らすどれみ。牛好きなの?と聞かれて大好きと答える。
それを聞いて自分が大人になったら今の5倍もとい10倍にしたいと思ってると言う信蔵。
それでまたいっぱいの10倍食べれると解釈して大喜びなどれみ。両手を繋ぎながら『スゴイよ信蔵さん、絶対増やして〜』と言う。
ここでさっきの付き合ってを取りやめ、一緒に牛を育ててみねぇか?に変える信蔵。
それを聞いて目がハートなどれみ。それを聞いていたはづき達。『それって、プロポーズ!?』と驚く。
ここでアイキャッチ。
さすがに小学4年なのでで結婚はまだ早いと言うどれみ。でも、前提としたお付き合いならOKらしい。喜ぶ信蔵。
そんなどれみを浚っていくはづき達。そんな簡単にプロポーズを受けていいのか聞くあいこ。
が、どれみ曰く断る理由が無いのだとか。信蔵がタイプなのといっぱいの十倍のステーキが理由らしい。
呆れ顔なはづき達。?な3人がその繋がりを聞いていたら
ハナちゃんが起きた。信蔵、赤ちゃんの正体が気になってやって来た。名前を教えるどれみ。MAHO堂オーナーの子供と説明するおんぷ。
『へぇ〜、めんこい男の子だなぁ〜』と言う信蔵。あ顔などれみ達。そう、ハナちゃん女の子! おんぷにそう指摘されオ〜マイガッ!顔な信蔵。
頬っぺたを突いてハナちゃんに謝りながら褒めまくる信蔵。はづき達がやや呆れ笑い顔してるとハナちゃんご機嫌元通り。
一転、どれみ達に今晩の宿を問う信蔵。バスの中と言うおんぷ。
そしたらば『良かったらウチに泊まりなよ』と言う信蔵。どれみの勧めもあって泊まる事に。
で、翌朝〜。
で、起きたはづき。どれみが居ない事に気づく。あいこもおんぷも起床。『どないした〜ん?』と聞くあいこにどれみが居ない事を伝えるはづき。
続いて、ハナちゃんが居ない事に気づく。ふと右側を見て大声を上げるはづき。と言うのもベランダの柵前でハナちゃんが遊んでるから。
あいこが抱っこして何とか事なきを得た。すると、どれみを見つけるあいこ。『おはよう〜!』と手を振るどれみ。
で、牛舎内の4人。
『何してるの? どれみちゃん』と聞くはづき。牛達の寝床を綺麗にしてると答えるどれみ。
なんで?と言う追加質問に牧場のお嫁さんになる為と答える。5時から手伝ってるらしい。5時起きに驚くはづき達。
『そうさ、大助かりだよ〜』と信蔵もやってくる。挨拶をするはづき達。『よく眠れた?』と聞く信蔵に『はい!』と聞く。
信蔵が『どうだい? 今から乳搾りやらねぇか?』と聞く。『やります! やります〜!』と二つ返事で答えるどれみ。
ここでもラブラブムードのどれみと信蔵。そんな様子に笑顔になってるとハナちゃんが泣き出してしまう。
おしっこと言う事ではづきがオムツを換えに行く。それをジッと見ている信蔵。
んで、その日。瀬川おんぷ杯 ちびっこロデオ大会が開催された。
ロデオに乗る信蔵を見て目がハートなどれみ。信蔵、健闘したが55秒で落ちてしまった。心配するどれみにへっちゃら×2答える信蔵。
『大沢・セバスチャン・信蔵さんの記録は55秒。只今トップです』と読み上げるおんぷ。『スゴ〜イ!』と感激などれみ。照れ笑いな信蔵。
おんぷが『他にチャレンジする人は居ませんか?』と言うおんぷ。すると、あいこ参戦。応援するはづき。
かなり余裕そうなあいこ。これにははづきだけでなく大沢夫妻も驚きの表情。
すると、あいこが落ちそうになる、どれみ達ビビるが持ち直すあいこ。が1分15秒で落ちてしまった。
記録に驚くはづき。『もう、信蔵さんが優勝するところだったのに・・・』と愚痴るどれみ。結局、あいこが一位。
『あめでとう! あのさ、後で話があるんだ』と言う信蔵。『え?』なあいこ。
んで、馬を乗り回している信蔵。相変わらずデレデレなどれみ。すると、はづき達がやってきた。
そして、あいこがどれみに『信蔵さんと付き合うの止めた方がええで〜』と言う。何でなどれみに事情を説明するあいこ。
実はあいこ、あの後プロポーズされていたのだ。しかも、その魔手はおんぷ、更にははづきにも及んでいた。その事実に涙目などれみ。
『ああ言う男は止めとき、苦労するだけやて』と言うあいこ。
どれみ、声をかけたのが自分の友達と言う事が許せなかったらしく信蔵のところへ行こうとする。すると『信蔵ニハ悪気ナイヨ』と言う声が。
そこにはエリザベスママが居た。
エリザベスママによれば信蔵には素敵な女の子に優しくしチャンスがあったら口説く様に言っているらしい。
納得なはづき。その教育方針に笑い呆れるあいこ。しかし、エリザベスママによれば本命はどれみらしい。
どれみに謝りながら信蔵と付き合ってあげてとお願いするエリザベスママ。
『そう言うことなら全然OKっすよ、お母さん』と言うどれみ。お母さんと言う一文に唖然なはづき達。
どれみ曰く未来のだんな様のお母さんだから当然らしい。
(中段真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
どれみにお礼を言って信蔵を呼ぶエリザベスママ。
先の話もあってはづき達は気乗りしないらしく引き止めるが、どれみは聞く耳持たない。
『信蔵、未来の花嫁さんを乗せてアーゲナサイ!』と言うエリザベスママ。『イエスッ!』な信蔵。
草原を馬で走るどれみと信蔵。
『どれみちゃん、馬っこさ乗れる様に教えてあげんね』と言う信蔵。『え、でもその前に牛を・・・ステーキ食べたい!』と言うどれみ。
牛一頭につき何人前か聞くどれみに衝撃の事実。乳牛なので
食べないらしい
。
それを聞いたどれみ
『え〜!』
と大声をあげる。それに驚いた馬に振り落とされるどれみと信蔵。
しかも、それに驚いた牛が暴走。従業員の制止も効かずそのまま突進。そして、その前方には。
どれみが驚く。そう、その前方にはハナちゃんが居たのだ。はづき達4人も驚く。そして、エリザベスママが信蔵の名を呼んだ。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
それを受け馬に乗って止めようとする信蔵。ハナちゃんも牛達に気づいて泣き出す。
で、はづき達は取り乱すエリザベスママを他所に牛舎の裏へ行きマジカルステージを使い『ハナちゃんを助けて!』と願う。
間に合わないと思った信蔵が眼を逸らす。
すると、赤い布を持ったどれみが登場。何が何だかなどれみ。すると、前方には牛の大群。驚いて逃げるどれみ。
どれみが赤い布を持っていたので大群の道が反れ、ハナちゃんは無事。どれみは其のまま、牛舎まで牛と道連れ。
心配して覗きに来るはづき達。事態は収まったが勿論、どれみはこうなる。どれみダウン。心配するはづき達。
『ゴメンなさい、あたしお嫁さんになれません』と信蔵に謝るどれみ。驚く信蔵とエリザベスママ。
涙ながらに『もう、牛は懲り懲り・・・』と言う。
『ついにステーキが嫌いなったんやな』と言うあいこを『ステーキは別だよ、あいちゃん』と言って押し込むどれみ。
で、謝りながらドアを閉めるどれみ。そして、走り去っていくMAHO堂号。
それを見送りながら
『どれみちゃ〜ん、カムバーック!』
な信蔵。
すると、おんぷがハナちゃんが居ない事に気づいた。探してると、あいこが発見。
ハナちゃん、牧場の牛の群れの中で信蔵と一緒に居た。
ハナちゃんを口説く信蔵。嬉しそうなハナちゃん。呆れ顔な4人と正反対な2人のカットで
〜おしまい〜
第14話『ぽっぷの初恋? あこがれの順一先生!』
おジャ魔女どれみ♯各話レビューに戻る