第2話『赤ちゃん育てはも〜たいへん!』
(2000年2月13日放送)
脚本:栗山緑 演出:伊藤尚住 作画監督:なかじまちゅうじ

ニチアサ初

前回がハナちゃんを受け取った話なので今回は育児を学ぶ回。
当然、子育てのことを知ってるはずの無いどれみ達の奮闘振りに注目。そして、名前も決まります。
でもって、一つ注意点があります。
と言うのは赤ちゃんと言う性質上せっちん関係の話や言葉がやたら出てくるので食事しながらは見ないでください。
(特にこの話はアレも出てくるのでアニメーションを見る場合は特に注意してください)
まぁ、前回の予告でやたらあの言葉を連呼してましたが・・・。
今回も普通に連呼してます。何気におんぷは欠席です。
ルピナスの子守唄初登場。やや聞き取りづらいですが。
そして、どれみ史上とーっても珍しい姿を拝めます。

収録DVD

千葉千恵巳顔出し付き
(1、3〜5話同時収録)

アバンタイトル

見覚えのある赤ちゃんを抱きながらピアノを弾く見覚えのある女性。
赤ちゃんは泣いているが女性がド・レ・ミと弾くと笑顔にそして女性は演奏を続ける。静止画になったところでOP。


赤ちゃんを育てる話を聞いて驚く渓介パパ。心配する彼を対照的にはるかママは春休みの間くらいならと肯定的。
だが、どれみからは1年と聞かされ、これには夫婦揃って心配そう。
しかし、ぽっぷから他の皆も居るから大丈夫と助け舟が入る。気持ちは味方なのだが言ってる内容が気に入らないどれみ。
しかし、子育ての難しさを知っている渓介パパはやはり賛成できない様子。
どれみの赤ちゃん時代は夜鳴きやらミルク戻しやらで大変だったそうだ。
『でも、今は元気な美少女じゃん』と言い張るどれみに呆れる渓介パパ。そして、出かけるどれみとぽっぷ。
『大丈夫なのか?』と心配する渓介パパに『ま、何事も経験だからいいんじゃない?』とやはり肯定的なはるかママ。

で、サブタイトル。

MAHO堂前の坂を駆け抜ける春風姉妹。新しいMAHO堂に嬉しそうなぽっぷ。大声で店に乱入するがマジョリカ達に『し〜!』される。
というのも赤ちゃんが寝たばっかりだから。どれみ謝る。
すると、ぽっぷ、マジョリカを見つけ大はしゃぎで抱きつく。でもってまた注意される。
今度は拒否ったマジョリカも反省。

『かわいいな〜』と言うどれみに『可愛いのは寝てる時だけじゃ』と言うマジョリカ。ララも『夕べは大変だったんだから〜』とこぼす。
マジョルカの補足によるとミルクの時だけは飲ませば寝るが後の泣きは何をしても泣き止まなかったらしく、それで昨夜は寝られなかったらしい。
すると、どれみが『ま、あたしが来たからには大丈夫。ハナちゃんの世話はバッチリやるからさ』と言う。
ハナちゃんと言う部分に食いつくはづきとあいこにハナちゃんは名前と説明するどれみ。
由来は花から生まれたから。そのままな事にツッコミを入れる2人。

しかし、どれみは案外お気に入り。
で、マジョリカが名前が安直な所を叱ってるとハナちゃんが起き出してしまう。しかも大泣き。困るマジョリカ達。
すると、どれみが泣き止ませようと抱っこ。マジョリカ、無理と侮るが・・・。
(2段目左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
何と泣き止んでしまう。それどころか大喜び。これにはマジョリカ以外もビックリ。
更に寝かしつけようとするとこれまた本当に寝てしまう。ぽっぷ唖然。マジョリカは驚愕顔。
そのまま、揺り篭に戻すどれみ。これをもって名前はハナちゃんに決定。
『寝てる時だけは可愛いの〜』と言うマジョリカ。
でもって、ライフウッドへ移動させようと言う話になる。

そこでどれみは見習い服に着替える。新しい衣装にぽっぷ萌え萌え。
そして、どれみが『温室へ飛んでゆけ〜』と魔法を使うと、揺り篭はそのままライフウッドへ飛んでいく。
新衣装を着たがるぽっぷに1級試験を合格しないと駄目な事を告げるはづき。
残念顔のぽっぷに夜更かしできない事を出して小ばかにするどれみ。そして、彼氏ができない事で返り討ちにあい逆ギレ。
(下段真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
言うだけ言ってぽっぷはデートと断り退散。

帰っていくぽっぷを見て『まったくしょうがないの〜、今日はこれから忙しくなると言うのに』と愚痴るマジョリカ。
いきなり、アノ歌が聞こえてきた。しかし、途中で歌が止まって悲鳴と共に大きな音がする。
庭に出れば大量の荷物と共に勿論あの人。どうやら落ちて尻餅をついたらしい。
『デラ、なんじゃこれは?』と問うマジョリカ。
(真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


ガーデニングショップ開店を聞いて商品を仕入れてきたらしい。
その大量さ加減に手際の良さを疑うマジョリカ。デラ、計画ぼったくりを拒む。
(左上の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
でもって、出血サービスを強調し合計を提示。今回に限ってはマジョリカとララが頷く価格。
これらの鉢植えは心を込めて育てれば魔法グッズと同じ効果を持つらしい。

でもって女王様からの届け物を出すデラ。『何、この植木?』と聞くどれみ。

『魔法の実が生る木よ』と答えるデラ。魔法の実は1個で魔法玉数十個分の魔力があるらしい。
だが、同時に自分達で実を植えて増やさないとイケナイそうだ
あいこはタダで手に入る事を喜ぶがデラはこの木は育てるのがとっても難しいと言う。
毎日、愛情を込めて育てないと実が生らない事もあるらしい。
支払いがいつも通りの月末である事を告げて帰るデラ。


早速、魔法の実を植えることに。
おんぷの植木鉢も選定するどれみ。しかし、あいこはどれみの植木鉢だけデカイことが気になるらしい。
どれみは『いやだって、大は小を兼ねるって言うか、入れ物が大きい方がよく育つかな〜なんて〜』と意味不明な言い訳するが
やっぱりマジョリカに説教を喰らう。本来は温室に置くのだがハナちゃんが居るから無理なのでそのまま庭に置く事に。
ワクワクなはづき。早速、水をあげようとするどれみ。
(右下の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

その頃、ライフウッドではハナちゃんが起きていた。


どれみがジョウロに水を補給しているとハナちゃんもおしっこが出たらしい。快感なハナちゃん。
※イメージ画像でお楽しみください。

しかし、あっと言う間に不快感。そのせいかハナちゃんの髪飾りが光って動く。

すると、庭でホースが大暴れ。ビショビショになるどれみとはづき。どれみの失態を疑ったあいこも水攻めを喰らう。

が、どれみに締め忘れた覚えは無い。マジョリカが止めようとするが止まる気配は無い。ここではづきは


見習い服に着替える。
はづきの魔法で何とか水は止まった。だが、どれみ達はビショビショ。そして、やっとハナちゃんが泣いている事に気づいた。

泣いていた理由は声から判断したマジョリカによるとおしっこのせいらしい。
疲れたマジョリカとララはオムツ交換と備品搬入を任せて店の奥へ休みに行ってしまう。
残されたどれみがオムツ交換。しかし、前後反対・・・何とベターなwww
そんなこんなをしていると来客の様子。あいこが出向く。


来客は関先生とゆき先生。
前を通りかかったら店が変わっていたので寄ったらしい。
あいこがフラワーガーデンになった経緯を
『あぁ、そのオーナーのマキハタヤマリカさんの気紛れで魔法グッズの店畳んでガーデニングショップにしたんです』
と言っていると奥からハナちゃんを抱いたどれみ達が来てしまう。
関先生に見つかって事が事だけに引きまくりのどれみ。

ここでアイキャッチ。



早速、関先生に事情を聞かれる。
『マキハタヤマリカさんの娘さん夫婦の赤ちゃんなんです』と誤魔化すはづき。
あいこも『そやねん、共働きなんで1年間昼間はあたしらが世話する事になったんです〜』と補足。
関先生は『1年間も? 4月に学校が始まったらどうするんだい?』と返してくる。
その時は大人が面倒を見る事になってると誤魔化すどれみ達。
納得した関先生『しかし、お前達も大変だね〜。新しい商売も手伝わなきゃならないんだろう?』と心配。
ゆき先生は花が好きと言うことでこれからも来る事を伝える。お礼を言うあいこ。
それを聞いてどれみは『関先生は〜?』と嫌味顔で関先生に言う。
関先生『ちょーっと待ちなさいよ! これでも私は華道の名取の資格持ってるんだからね』と大声を出したのでハナちゃん大泣き。
どれみに叱られる関先生、謝る。


大変を考慮しながらも勉強を疎かにしない様に言う関先生。『3人とも頑張ってね』と言うゆき先生。
そう言って2人は帰っていった。一安心などれみ達。

余りの荷物の多さに嫌そうなどれみ達。すると、ここではづきが魔法を提案。あいこがすることに。
『庭の植物や道具よ店の中に入れ〜』と魔法と使うあいこ。勿論成功。すると、またハナちゃんが泣き出す。そして、また髪飾りが光る。
すると、備品がどれみ達に向かって飛んできた。何とか避けるどれみ達。
どれみはあいこを疑うが勿論、あいこの身に覚えは無い。お化けを疑うはづきに備品直撃。気絶。どれみパニック。
(4段目真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

で、ハナちゃんが泣き出すと魔法が解けたのか備品が一斉に落ちる。そして、また聞こえるハナちゃんの鳴き声。


泣き出したハナちゃんのところへ来たどれみ達。はづきがそろそろミルクの時間と言い出す。
あいこはマジョリカにミルクを要求する。疲れてイライラなマジョリカは魔法でミルクを渡す。


哺乳瓶を受け取りハナちゃんに飲ませるどれみ。さっきのマジョリカの態度に不快なあいこ。はづきも同感。
それを見て育児に愛が無いと言う事で魔法を使う事に抵抗を持った事を伝えるどれみ。これにははづきとあいこも賛同。


すると、ミルクを飲んでいたハナちゃんが突然咽て泣き出す。
すると、アノ嫌〜な匂い。オムツを変えることになるが変え方と後始末がよく判らない。すると、はるかママの声が聞こえてきた。

出迎えるとやっぱりはるかママ。心配で来てくれたそうだ。地獄に仏と言うことで嬉しそうに招き入れるどれみ。



挨拶をするはづきとあいこ。3人でも処理できないことに呆れ顔なはるかママ。
早速、おしりを拭いてオムツを回収。どれみにトイレに流す様に命じるはるかママ。はづきにウェットティッシュを要求する。
お尻を拭きながら最善の方法と清潔にする事を教えるはるかママ。『はい!』と返事するはづきとあいこ。
名前を聞くはるかママにハナちゃんと答えるあいこ。『可愛い名前ね』と返すはるかママ。
口元に指を持っていってお腹が空いてる事に気づく。そこで、さっきミルクあげた時、飲まなかった事を伝えるはづき。
ルピナスの子守唄開始。
原因はぬる過ぎた事の様だ。台所の場所を聞くはるかママに場所を教えるあいこ。

哺乳瓶と乳首は使用後必ず煮沸消毒をすることを教えながら片手で難なくミルクを作っていくはるかママ。
大体、完成したところで3人の腕にミルクを1滴垂らす。そして、この温度を覚えておく様に言う。『はい』と答える3人。
ハナちゃんがミルクを欲しそうにしている。でもって、はるかママはミルクをあげる。
飲みながらはるかママの顔を見るハナちゃん。その飲み加減に感心するどれみ。
ミルクを飲んでいる時は赤ちゃんの顔をよく見るように言うはるかママ。ママの顔をちゃんと見せると赤ちゃんは安心するらしい。
さすがのママっぷりに感心するあいこ。ハナちゃんが幸せそうに見えるはづき。
そして、ハナちゃんが寝たところで帰るはるかママ。お礼を言うどれみ。あいこも言う。
そして『3人ともしっかりね』と言うはるかママに『はい!』と答える3人。

でもって帰っていくはるかママ。見送るどれみ達。
同時に子育てに魔法は使わない様に提案するどれみ。はるかママの暖かさを見て賛同するはづきとあいこ。
どれみ達の態度が気に入ったのか『頑張るのよ、どれみ。さぁて、今晩はどれみの為に奮発しますか』と独り言を言うはるかママ。
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)


その後は開店準備並びにハナちゃんのお世話。

時は夕方。終わった頃にはもうクタクタな3人。
赤ちゃんの世話の辛さが予想外だったはづき。片付けだけで開店の準備ができなかったらしい。


帰ってきたどれみ。が、疲れきってるらしく渓介パパがステーキが夕食であることを告げるが
『なんか食欲ない、お風呂入って寝る』と告げて去ってしまう。ソレに驚く2人。
『今日は慣れない事をして疲れたのよ』とはるかママが伝えるがやっぱり?な2人。

こんなに疲れる日が1年も続くと思うどれみ。すると、はるかママが『お母さんも入ってもいい?』と聞いてきた。YESなどれみ。

はるかママに『お母さん、あたしってすごく手のかかる赤ん坊だったんでしょ? 大変じゃなかった?』と質問するどれみ。
『ううん、お母さん一度だって大変だとは思わなかったわ。むしろ神様にどれみを産ませてくれてありがとうって感謝してた。
あなたを抱いてる時、お母さんどんなに救われたか分かんないわ』と返すはるかママ。
お母さんを救ったと言う部分に食いつくどれみ。

はるかママはかつてピアニストを目指していたが指を骨折して断念。これはどれみも知っていた。
小さい頃からの夢だっただけにそのショックは計り知れずピアノの前で泣いていた。
あの渓介パパもこの時ばかりは釣りにもいかず優しく慰めてくれたがやはり死を決意した事は何度もあったそうだ。


こればかりは初耳だったどれみ。しかし、そんな時にどれみを身ごもったそうだ。
その時から吹っ切れたらしい。自分が死んだら赤ちゃんの命も奪うことになると。
どれみには本当に励まされた事を伝えるはるかママ。
お腹に居る時もよく動き、弱気になるとよく蹴られたらしい。それを聞いて照れ笑いなどれみ。

よく泣く赤ちゃんだったが泣かれる度に励まされてると思ったはるかママ。それを聞いて振り向くどれみ。
あーーーーー、これは〜!!!!!!



ドライヤーでどれみの髪をセットしながら
『お母さんってね赤ちゃんを産んだからお母さんなんじゃないの。赤ちゃんを育てながらお母さんになって行くんだと思うわ』と語るはるかママ。
それを聞いて元気が出てきた事を伝えるどれみ。先は茨の道と知りながら頑張る事を伝えるどれみ。
『それでこそ、我が娘』と嬉しそうなはるかママ。セット完了。
元気が出てお腹が空いたどれみ。ステーキを食べると意気込む。


が、既に大半は渓介とぽっぷに食べられており、残りの一つもぽっぷに食べられてしまった。
自分の分が食べられた事を責めるどれみ。ぽっぷ『だって、どれみ食べないって言ったじゃん』と言う。

『泣くな、どれみ。今度ステーキハウス連れて行ってやるから』と宥める渓介パパ。
そして、世界一不幸な美少女のフレーズと共に

〜おしまい〜

第3話『眠っちゃダメ! ぽっぷの見習い試験』
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