第6話『意地っぱりとデイジーの花ことば』
(2000年3月12日放送)
脚本:大和屋暁 演出:矢部秋則 作画監督:稲上晃

間違った牛の使用法

今回でやっと友達話が帰ってきました。
記念すべき♯第1話同級生編のゲストはまりなと木村。
しかも、前回からは想像がつきそうながら大胆な展開でやってきました。
そして、本話を見る前に無印11話を見ておくと話が一層面白くなります。
まぁ、ここでアレをやらかすのが木村と言えば木村ですが。
そして、妙にまさるが可愛い。
どこにでもSOSみたいなのは居ますよね。

収録DVD

秋谷智子顔出し付き
(7〜10話同時収録)

アバンタイトル

早朝の誰も居ない小学校。花に水遣りをするまりな。サッカーの練習をする小竹達。
その中には木村も居た。そんでもってサッカーの練習を座りながら見ているまりな。そして、OPに突入。


終わると学校。サッカーの試合の様だ。シュートを決める木村。

りょうたと小竹と一緒に喜ぶ木村。で、戻ろうとした木村は拍手しているまりなを発見。
すると、木村はソレを見て声をかけポーズを取る。それを見て笑うまりな。

で、サブタイトル。



『春休みだってのに大変だな。花壇の手入れで毎日、学校に来るなんてさ』と言う木村。
それを聞いて『木村君こそ大変でしょう? サッカーの練習』と言うまりな。
木村は『別に。オレ、サッカー好きだし』と答える。『だったら一緒ね』と言われボールを落とす木村。
花壇への接触を阻止せんと急いでボールを捕らえる。
すると、木村は花壇にデイジーがある事に気づいた。そう、あの思い出の花だ。
『今年も綺麗に咲くといいな』と言う木村、『うん』と頷くまりな。

『あたし、デイジーって大好きなの。春に咲く花の中では一番好きだな〜』と言うまりなを見つめる木村。
ボーッとしてるとまりなに『木村くん、デイジーの花言葉知ってる?』と声をかけられビックリクリクリな木村。
そして、聞き返した木村にまりなが花言葉を説明しようとしたら

SOSが茶化しにやってきた。木村は怒り、まりなは照れる。
そして、木村は弾みとは言え『オレはこんな奴、好きなんかじゃねぇ。いや、嫌いだこんなブス!』と言ってしまう。


ショックを受けるまりな。さすがに木村も今回は言いすぎだと気がついた。
だが、SOSに『嫌いじゃなかったの〜? 木村く〜ん』と言われ『あぁ、そうだよ。オレはこんな奴大っ嫌いだよ』と答えてしまう木村。
予想外な答えに?なSOS。木村に呼ばれついていくSOS。
が、勿論、本人は言い過ぎた事を自覚。まりなは当然ショックを受けてショボボン。


で、フラワーガーデンMAHO堂。はづきが水遣り、あいこが商品移動をする中でどれみは種と奮闘中。種を凝視してKO。

で、ドド達はベビーメリーでハナちゃんをあやしている最中。すると、ハナちゃんが魔法で回転速度を上げる。
目を回すドド達。ハナちゃんの魔法使用を報告するがまだ赤ちゃんと言う事で信じてもらえない。すると、お客さんがやってきた。

まりなだった。花を見に来たらしい。歓迎するはづき。すると、どれみ、まりなに質問をする。

それは種の判別。さすが、好きだけあってどんどん言い当てるまりな。しかし、どれみにはちんぷんかんぷん。
で、早速間違うどれみ。あいこもやってみるが1個が精一杯。ここでまりなに解答を聞いてみるがまりなは俯いている。
(右上の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
『まりなちゃん、どうかしたの?』とはづきが聞くがまりなは『なんでもない』と答える。


まりなにお礼を言うどれみ達。
『これからもちょくちょく遊びに来てね』と言うどれみにまりなは『えぇ、あたしにわかる事なら何でも聞いて』と言って帰っていく。
だが、やっぱり、まりなに何かあった事が気になるどれみ達。すると、はづきが『あたし、ちょっと行って来る』と言って後を追う。

帰るまりなを呼び止めるはづき。振り向くまりな。

場所を変えた2人。何かあったかを問うはづき。そして、自分で良かったら相談に乗るとも言う。
すると、いきなりまりなから『はづきちゃん、矢田君にブスって言われたことある?』と質問される。
唖然なはづきだったが、ソレを聞いて木村とケンカした事を看破する。赤面するまりな。
それを見て図星と確信したはづき。まりなは訳を説明する。


それを聞いて『ひどいわ〜!』と叫ぶはづき。
『木村君がそんな事言ったの?』と聞くはづき。『え、ええ』と答えるまりな。続けて『それにしてもSOSも酷すぎるわ何でそんな事言うのかしら』と怒る。
だが、まりなは『いいの』と言う。それを聞いて我に返るはづき。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
男の性質と木村の性格のこともあって気にしてないと言うまりな。しかし、その表情は明るくない。
で、どれみとあいこも話を聞いて事情を把握。

で、翌日の木村のマンション。出かける木村。
(左の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

落ち込みながら歩いていると、途中でどれみ達と出くわす。事情を知っているどれみ達は勿論、ご立腹。
『何してんだよお前ら、こんな朝っぱらから』と聞く木村。
そう言われて早速、まりなへの謝罪を要求するどれみ達。一瞬、ハッ!とする木村。だが、はづきが自分の考えを言おうとしたら
『関係ねぇだろ〜! お前達にどうこう言われる筋合いはねぇよ!』と言って走り去ってしまう。それを無言で見送るどれみ達。


そして、木村はまた花壇の前に来ていた。相変わらずの落ち込み顔で。すると、小竹に呼ばれる木村。普通に応対する。
サッカーの練習をするが心は他所にお出かけ中。で、終わってもまた花壇を見ていた。

それで帰ろうとしたら丁度、水遣りにきたまりなと遭遇。お互いに動かない2人。

ここでアイキャッチ。


引きつった顔で『おはよう、木村君』と挨拶するまりな。それを聞いてやや驚いた様子を見せながら何かを言おうとする木村。
すると、間が悪いSOSが再登場。また、茶化す。結局、何も言えず立ち去る木村。それを見てしょんぼりなまりな。


それを見ていたどれみは『さっさと謝っちゃえば良いのに〜』と言う。。あいこはSOSのタイミングの悪さに呆れる。
ここではづきは木村が第三者が居るせいで言いたい事が言えないと推測。あいこも同調。どれみだけは?。
魔法を使って2人きりにする事で合意。

そして、練習終わって別れて帰る小竹達。

木村もSOSの間の悪さには憤慨していた。そんでもって、まりなは木村の言いたかった事が気になっていた。
真意はやはり謝りたかった木村。『私ってそんなにブスかな?』と不安がるまりな。

自分が言った事を後悔する木村。木村を追跡しているどれみ達。ここで二手に分かれる。

んで、はづきは魔法で工事中の標識を出す。

俯いて歩いてたまりなは標識に気づいて
『ちょっと前まで工事してなかったのに〜、おかしいな〜、今日はついてないかも・・・』と言いつつ進路変更。それを見て


あいこに合図を送るはづき。あいこはそれを見てどれみのところに行き『どれみちゃん、ええよ〜』と言う。それに対し『はいはい〜』と言うどれみ。

どれみは『牛よ、出てこ〜い!』と魔法を使用。3頭の牛が出現。

が、あいこは『どれみちゃん、何で牛なん・・・』とツッコミを入れる。
どれみによればテレビでよくある牛の大群が道を横断して塞ぐイメージから出したそうだが数が足りないとあいこに言われる。
そんなこんなをしているとツイてないと愚痴りながら木村がやってきた。植込みに逃げるどれみとあいこ。


すると、木村は牛を発見。牛も笑顔で木村を追い出す。それを見て逃亡する木村。
だが、木村の行った方向は違う方向。それを見て大量の牛を出すどれみ。


牛に挟まれる木村。だが、挟んだところでどうしようも無い事に気づくどれみ。『どうしよう・・・』などれみ。
木村は植込みへ逃亡。牛達は突進するが互いに激突する。
一安心するどれみだがあいこにまりながすぐそこまで来ている事を指摘され慌てる。


すると、植込みから飛び出した木村とまりなが偶然遭遇。まりなに牛が居た事を熱弁する木村。
だが、自分達の現状を思い出したのか途中で何も言えなくなってしまう木村。そんな木村を見てまりなも帰ってしまう。
ガックリ膝を突く木村。会ってもダメと言う意外な展開に唖然などれみ達。

んで、フラワーガーデンプMAHO堂。


ララにどうすれば良いか聞いてみるが返答に困るララ。
マジョリカは『そんなもん、放っておけばいいんじゃ』と冷たい返事。ムッとするどれみ達。
間接的とは言え自分たちにも責任があると言うあいこ。はづきはこんな時、どんな魔法を使えばいいか考えてみる。
三人はマジカルステージで合意するがおんぷに『マジカルステージでどうするの?』と言われる。
『え?』と言うどれみ達に『それって魔法でどうこうする問題じゃなくて木村君と小泉さんの問題なんじゃないのかな?』と言うおんぷ。
返す言葉が無いどれみ達。マジョリカは自分もそれが言いたかったと言うがどれみ達から思いっきりウソと思われる。
すると、ハナちゃんが泣き出しどれみ、あいこ、マジョリカは退場。考えるはづき。


木村は川辺でトランペットの練習をするまさるを見つける。『ヘタクソ〜!』と声をかける。ムッとするまさるだが相手が木村と分かって表情は元通り。

川を前に座り込むまさると木村。木村のしょんぼり顔を見て対応が判らないまさるは
(右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

いきなり帰りだす。そんなまさるに『お、お前さ、藤原にブスって言った事あるか?』と質問する木村。が、まさるには何が言いたいのか意味不明らしい。
重ねて『例えば、お前が藤原にブスって言ったとするだろ? そしたら、だとしたらどうする?』と聞いてみる。
が、まさるは『言わねぇ〜』と即答。それを聞いてズッコケる木村。
(上段真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
『例えばって言ってんだろうが!』とキレてまりなとケンカした事がバレてしまう。
それを聞いて『辛気臭いし、前髪も一直線だし確かに小泉ってブスかもな』と言うまさる。
それを聞いて木村キレるが自分が言ったと返されて言った事を後悔する。
それを見て『お前、バカじゃねぇの? だったら謝っちゃえば良いじゃん』と言う。
(中段右の画像にマウスポインタを乗せると・・・)
それを聞いてハッとしながら笑顔になる木村。そんでもってまさるに礼を言って退場する木村。まさるは『別に・・・』と相変わらず。

今までとは違う嬉しそうな顔で走る木村。
だが、今更どう謝れば良いか判らない様子。すると、何かを思いついたのかポケットを弄る木村。中には550円。
それを見て『よっしゃ!』と言いながら走っていく。


んで、MAHO堂。ボーッとしながら鉢に土を入れる作業をしているはづき。すると、やってきたあいこがはづきに声をかける。
というのも土が溢れていたから。謝りながらすぐに片付けようとするはづき。
はづきを気遣ったあいこはここを任せてハナちゃんを見るように言う。
で、ハナちゃんが起きる。すると、ハナちゃんふわふわ飛んでいく。が、考え中のはづきは気づかない。みるみる上がっていくハナちゃん。

で、木村は商店街へ。がフラワーショップみそら生花は休み。
次は開いている店を見つけた。デイジーを注文するがデイジーは1週間程しないと出荷されないそうだ。
まりなからデイジーを貰った事とまりなのデイジー好き発言を思い出しながら街中を走り回る木村。

その頃、ハナちゃんは庭で魔法を使って遊んでいた。嬉しそうなハナちゃん。
(真ん中の画像にマウスポインタを乗せると・・・)

ライフウッドにやってきたどれみがハナちゃんが居ない事に気づく。驚くはづき。
謝るはづき。だが誤っている場合じゃないとあいこに言われる。とにかくハナちゃんを探す事に。その頃、木村もMAHO堂前に来ていた。
ハナちゃんを探すどれみ達。そして、木村も店内へ。でもって『ごめんくださ〜い!』と言う。
どれみにデイジーを頼もうとするのだがハナちゃんが見つかったと言う事でそれどころじゃないどれみは
『ゴメン、悪いけど今それどころじゃないんだ』と言って店の奥へ消えていく。が、ソレは木村も一緒。店の奥へ乱入。


花畑で楽しそうなハナちゃんを見て一安心などれみ達。そして、後をついてきた木村も花畑に咲くたったデイジーを発見。
小鳥の気持ち開始。それを見て両膝をついて涙目で嬉しそうな木村。

で、ある家のチャイムを鳴らす誰か。

そう、勿論、まりなの家。まりなはドアを開ける。そこには木村が居た。
木村は何かを言いたそうにするがまりなにドアを閉められてしまう。が、それは嫌いだからじゃなく驚いたから。
また、ドアを開けるまりなにデイジーを差し出す木村。それを見て目を輝かせるまりな。
そして、木村は謝る。デイジーは悪いと思った木村の気持ちだそうだ。
まりな受け取りながら『無邪気・・・デイジーの花言葉』と言う。それを聞いて木村は嬉しそうな顔に。
そして、まりなが笑ったのを見て木村も笑う。

それを見たどれみ達も笑顔に。

そして夕焼けのカットと小鳥の気持ちの終了と共に

〜おしまい〜

第7話『ハナちゃんの健康診断』
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