シリーズ感想!だよ?

まずは
製作されたスタッフや俳優さん達、管理人と一緒に見ていただいた方ありがとうございました^^
表紙や方々で語っている様に管理人の中ではシリーズ1のお気に入りとなりました。
感想なのでまず


反省点
何故なら管理人は美味しい物は後に食べるタイプなので。

1.せつな
恐らく、本作でファンを釣った数が一番多い人。ハイハーイ! 私も!
ご存知(?)、ラブせつ支持派な私ですが合宿回以後のせつなは
製作側が余り上手くキャラを動かせてなかったと思います。
一番感じたのが46話で西南に対する態度が激変していた事。
(それまでに敵意剥き出しだった西南に対し、何の説明もなく最初から受身姿勢だったこと。まぁ、せつなだけじゃないですが)
実際、小松さんもキャラの変化に戸惑ってたらしいですね。
まぁ、26話以降の話を見る限りパッション誕生編でせつなに偏った分、ラブ美希ブキにも配慮してた様ですが
もう1人の主人公と言えなくもないんだから、もうちょっとしっかり描いてあげるべきだったかも。

2.あらすじ
筋そのものは斬新だしキャラクターもそれぞれ魅力的でした。
ですが、シリーズ構成さんが素材を上手い事操れてなかった印象があります。
顕著に感じたのがラビリンスにおける洗脳の意味。
すぐに解けたり、また従ったりとよく分からない仕組みにう~ん・・・と思ったり。
あと、個人的にせつな=イースと言うのはバラして欲しかったです。

3.詰め込みすぎ
後半のシリアス展開だけですが。
不要な話はありませんでしたがペース配分はもう少しどうにかした方が良かったかも。
見れば見るほど味があると言う一面はありますが、多分そこまで深く見てくれる人はあまり居ないと思います。

4.規定路線
目的的に仕方ないですが、途中から同じ事をする規定路線に戻ってしまいました。
おおまかに言えば争奪戦のことです。
正直、コレは過去5年ずっとやってるのでまたかと思いました。
コレのおかげで一般人を襲う必要がなくなり従来のプリキュアになってしまいましたね。
まぁ、プリキュアである以上コレは避けられないでしょう。

続いてお待ちかね(?)
良かったところ

1.楽曲
まずこれ。
どれみでも語っている通り管理人は
夢のクレヨン王国のン・パカマーチ、おジャ魔女どれみのカーニバルに釣られて両作品を見始めた輩です。
そう、OPに釣られたのです。OPの良いアニメに駄作無し。
ぶっちゃけ、初期OPは管理人並みのオンチだと思いましたが後期は評価が一転。
話の出来は2クールまでの方が良いと思いますが、管理人が本格的にのめり込んだのはパッション誕生話から。
そして、止めにハイブリッド。
映画の宣伝でラブ兄貴がOP曲と共にカンフーしてた41話なんて、もうたまらん!です。
BGMで一番好きなのはパッションハープのBGM。
せつなの哀しい境遇と生まれ変わって正反対の生き方をする、哀しくもカッコイイ姿を見事に表現する曲だと思います。
他にも15話のサブタイ後、39話のバスから海が見えた後に流れるBGM
8話の悩むラブに打ち明けを勧める2人、15話のラストに流れたBGM
23話、26話、42話で流れた前期EDのスローアレンジ。
秀逸な曲がいっぱいです。これらをピッタリの場面で使用したスタッフに脱帽。
まさにその場面で使え! と言う選曲でした。

2.演出
脚本、選曲を含め、とにかく演出が粋。
思いつくだけでも
12話。神回ならぬ髪回を不自然にしなかった脚本と演出。
15話。最後、まだ悪人のままであるせつなの変化を思わせるBGM選曲。
23話。殴り合いの果て、FPとイースの束の間の和解で流れるEDスローアレンジを流す選曲。
26話。最後に前期EDスローアレンジを流したこと。
40話。ラストのやり取りと選曲。
42話。せつなの復活と変身BGM、更にはそれを戦闘シーンにまで入れる組み合わせ。
これらは脚本と演出、選曲の組み合わせが抜群。
24話、40話なんて義理だけど、共に優しさに満ち溢れた母子の愛情を丁寧に描いてます。
笑わせる意味でも12話そのものや14話の悪相FPとかが秀逸。

3.戦闘
従来路線に戻りつつある中でこれだけは工夫が見られました。
表紙でも説明したとおり、これまでこのシリーズはBパートの殆どが戦闘と言う事がよくありました。
本作は13話、29話、39話の様に戦闘の合間で話を進めたり、31話みたく遊んだりと工夫が見られました。
更には1対1、3対3、4対2なども。
こう言う飽きさせない工夫は次回にも続いて欲しいものです。

4.説教
偶には良いのですが毎回やられると『もうええっちゅうねん』と思ったりする事も。
ノーザやメビウスに対して以外は本格的に敢行しませんでしたね。
本来、説教はこう言う場面で使うべきだと思います。
そんな構成を上手く使ったと思うのが
16話:役に立たずとも自分を助けようとした大輔をウエスターが愚弄した時、ピーチが怒る。
33話:ウエスターに裏切り者と言われ落ち込むパッションの横でせつなへの想いを語るベリー。
普段言わないだけに結構良いな~と思ったり。
これも継続してほしいですね・・・。

5.キャラクターデザイン
まぁ、これは評価が分かれると思います。
実際、フレッシュも始まる前はクレームだらけだし、どれみ風な鳩プリンも叩かれ中。
でも、大友には概ね評価が良かった様です。
まぁ、ボンテージ服に露出多数は子供向けにどうかと思いましたがデザイン的にはありでしょう。
少なくともFPの衣装や敵側の衣装は全てセンスが良かったと思います。
特に格好良いと思ったのがピーチとサウラーの服。

6.パロディ
過去のシリーズを含めたファンをニヤリとさせるパロディが多々あります。
こう言う、昔の作品も忘れてないよみたいな演出大好きです。


今、思いつくのはこれくらいです。また思いついたら追加します。


最後にお気に入りランキングを作ってみました。

キャラクター
1位 ラブ&ピーチ
2位 せつな
この2人で決まりです。ちなみに放送前の一目惚れはブキパインさん。

好きな話
1位
映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?
映画用のOPED、各4人の戦闘シーン、エンジェル様の御姿、ラスト。どれを取っても一級品です。
2位
第24話『せつなの苦悩 私は仲間になれない!』
本編はもう、これで決まりです。変身シーンとハープのバンクを初めて見た感動は今でも思い出します。
3位
第40話『せつなとラブ お母さんが危ない!』
24話と対ですね。24話があったからこそ活きる話です。
4位
第39話『ケンカは禁止? 沖縄修学旅行!!』
終盤における貴重な傑作回。FPとウエスター等の笑いどころもありながら、沖縄の風景やピーチの愛情など名場面も一杯。
5位
第31話『ラブと大輔 仲直りのしかた!』
野球ですよ。野球。まさか野球するなんてww
6位
第42話『ラビリンスからの招待状!』
捕まって絶望の淵から仲間の声に救われて復活するシーンが最高にカッコイイ。選曲もイイ
7位
第15話『せつなとラブ 相手を思いやる心!』
せっちゃんがまだ敵だった頃の話。プリキュアとしては話の展開も変わってるしラストが良い。
8位
第12話『みんなで変身! フサフサ大作戦!!』
この話のラブピーチがすごい可愛い。
9位
第41話『祈里と健人の船上パーティ!』
話の出来はアレですが・・・。でも、最後の日常回、これの生放送OPを見て映画に行ったと言う思い入れのある話。

重ね重ね、1年間ありがとうございました。
願わくばオールスター以外でも会えますことをお祈りします。

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